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柔道整復師国家試験対策【第100回:外科①】

分野別問題 国家試験対策

外科①

1バイタルサインに含まれないのはどれか。

  • 血圧
  • 体温
  • 呼吸数
  • 尿pH

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解答 4

4. 尿pH

2急性炎症の四主徴で誤っているのはどれか。

  • 腫脹
  • 疼痛
  • 冷感
  • 発赤

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解答 3

3. 冷感

3機械的損傷に含まれないのはどれか。

  • 気圧
  • 手術
  • 放射線
  • 外力

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解答 3

3. 放射線

4非機械的損傷でないのはどれか。

  • 気圧
  • 紫外線
  • 放射線
  • 高温液体

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解答 1

1. 気圧

5創傷遅延因子で誤っているのはどれか。

  • 死腔の存在
  • 黄疸
  • 糖尿病
  • 高血圧

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解答 4

4. 高血圧

6創傷治癒を遅らせる全身因子はどれか。

  • 虚血
  • 糖尿病
  • 死腔
  • 壊死組織

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解答 2

2. 糖尿病

7創傷治癒を促進させるのはどれか。

  • デブリドマン
  • ステロイド
  • 黄疸
  • 尿毒症

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解答 1

1. デブリドマン

8誤っているのはどれか。

  • 穿通性損傷では嗄声がみられる
  • 非穿通損傷は気管上部に起こることが多い
  • 膿胸は肺結核でみられる
  • 血胸は循環不全と呼吸不全が同時に発生する

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解答 2

2. 非穿通損傷は気管上部に起こることが多い

9誤っているのはどれか。

  • 創傷は非機械的閉鎖性損傷である
  • 熱傷は非機械的損傷である
  • 非開放性損傷は多発外傷の有無に注意する
  • 全身状態の把握した後に創傷処置を行う

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解答 1

1. 創傷は非機械的閉鎖性損傷である

10深部組織と外部を交通する病的管状構造物を表す用語はどれか。

  • びらん
  • 瘻孔
  • 潰瘍
  • 壊疽

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解答 2

2. 瘻孔

11治癒形式で誤っているのはどれか。

  • 一次治癒は閉鎖可能な創の治癒形式である
  • 二次治癒は開放創のまま瘢痕を残して治癒する形式である
  • 三次治癒は開放創のまま数日間放置する
  • 三次治癒は縫合を行わない

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解答 4

4. 三次治癒は縫合を行わない

12誤っているのはどれか。

  • 良性腫瘍は生検で根治となる
  • 縫合時には死腔をつくらないよう注意する
  • 皮膚切開時はメスを皮膚面に垂直にあてる
  • デブリドマンは無菌的に実施する

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解答 1

1. 良性腫瘍は生検で根治となる

13誤っているのはどれか。

  • ランゲル皮膚割線と平行に皮膚切開を行う
  • 緊張のある部分では10~14日を目安に抜糸する
  • 穿刺術は創縫合の為に行う
  • 良性腫瘍は摘出術で根治となる

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解答 3

3. 穿刺術は創縫合の為に行う

14正しいのはどれか。2つ選べ。

  • 縫合時は死腔をつくらないよう注意する
  • 血管では外翻縫合が行われる
  • 顔面部の抜糸は10日を目安に行う
  • 皮膚ではアルベル・ランベール縫合を行う

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解答 1・2

1. 縫合時は死腔をつくらないよう注意する
2. 血管では外翻縫合が行われる

15正しい組合せはどれか。

  • 浅達性Ⅱ度熱傷 - 蒼白
  • 深達性Ⅱ度熱傷 - 水疱形成
  • Ⅰ度熱傷 - 疼痛消失
  • Ⅲ度熱傷 - 発赤

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解答 2

2. 深達性Ⅱ度熱傷 - 水疱形成

16熱傷について誤っているのはどれか。

  • 1度熱傷は角質層までの熱傷である
  • 2度熱傷は感覚消失が起こる
  • 3度熱傷では炭化がみられる
  • 3度熱傷では植皮の適応となる

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解答 2

2. 2度熱傷は感覚消失が起こる

17熱傷の重症度判定で重要なのはどれか。

  • 範囲
  • 性別
  • 原因
  • 体重

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解答 1

1. 範囲

18熱傷について誤っているのはどれか。

  • 成人では9の法則を用いる
  • 乳幼児では5の法則を用いる
  • 頭部の面積は乳児より成人の方が大きい
  • 熱傷部位が散在する場合は手掌法を用いる

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解答 3

3. 頭部の面積は乳児より成人の方が大きい

19熱傷について正しいのはどれか。

  • 低温熱傷は深達度が深い
  • カーリング潰瘍は熱傷受傷部位にみられる
  • 広範囲熱傷患者では免疫能亢進がみられる
  • 熱傷患者への早期輸液は禁忌である

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解答 1

1. 低温熱傷は深達度が深い

20頭頸部と胸腹部前面の熱傷範囲はどれか。

  • 18%
  • 27%
  • 36%
  • 45%

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解答 2

2. 27%

21誤っているのはどれか。

  • 凍傷により紅斑がみられる
  • びらんとは表皮までの浅い欠損をいう
  • マロリーワイス症候群では瘻孔を生じる
  • 壊疽とは壊死部に細菌感染を起こしたものである

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解答 3

3. マロリーワイス症候群では瘻孔を生じる

22正しい組合せはどれか。

  • 食道静脈瘤破裂 - エスマルヒ止血法
  • 胃潰瘍 - ベロックタンポン
  • 四肢動脈性出血 - セングスターケン・ブレークモアチューブ
  • びまん性出血 - 圧迫タンポナーデ

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解答 4

4. びまん性出血 - 圧迫タンポナーデ

23誤っている組合せはどれか。

  • 静脈性出血 ― 非拍動性
  • くも膜下出血 ― 内出血
  • 下部消化管出血 ― タール便
  • 喀血 ― 外出血

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解答 3

3. 下部消化管出血 ― タール便

24誤っているのはどれか。

  • 動脈性出血では自然止血は困難である
  • 口腔出血はキーゼルバッハ部位に好発する
  • 食道静脈瘤破裂により吐血を呈する
  • 肛門疾患では鮮紅色の下血を呈する

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解答 2

2. 口腔出血はキーゼルバッハ部位に好発する

25止血法と適応で正しい組合せはどれか。

  • 鼻出血 - ミクリッツタンポン
  • 食道静脈瘤 - ブレークモアチューブ
  • 実質性出血 - 緊縛法
  • びまん性出血 - べロックタンポン法

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解答 2

2. 食道静脈瘤 - ブレークモアチューブ

26機械的止血法で誤っているのはどれか。

  • 緊縛法は四肢の出血に適応する
  • 指圧法は実質からのびまん性出血に適応する
  • 結紮法は動脈性出血に適応する
  • 骨蝋は骨折時の出血に適応する

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解答 2

2. 指圧法は実質からのびまん性出血に適応する

27誤っている組合せはどれか。

  • 腹腔穿刺 - 腹水ドレナージ
  • 関節穿刺 - 関節水腫治療
  • 経皮経肝胆道穿刺 - 胆嚢造影
  • 胸腔穿刺 ― 心タンポナーデ治療

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解答 4

4. 胸腔穿刺 ― 心タンポナーデ治療

28輸血の副作用で誤っているのはどれか。

  • 不適合輸血の死亡率は高い
  • 感染症として肝炎の危険がある
  • 輸血後移植片対宿主病では輸血直後に発熱がみられる
  • クエン酸中毒による心停止の危険がある

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解答 3

3. 輸血後移植片対宿主病では輸血直後に発熱がみられる

29誤っている組合せはどれか。

  • 腹腔穿刺 - 腹水ドレナージ
  • 関節穿刺 - 関節水腫治療
  • 経皮経肝胆道穿刺 - 胆嚢造影
  • 胸腔穿刺 ― 心タンポナーデ治療

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解答 4

4. 胸腔穿刺 ― 心タンポナーデ治療

30全血献血の採血基準で誤っているのはどれか。

  • 15歳未満は男女ともに献血できない
  • 男女ともに40㎏以上あれば献血可能である
  • 男性では血色素量が12.5g/㎗以上必要である
  • 女性の採血回数は年間4回以内である

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解答 2

2. 男女ともに40㎏以上あれば献血可能である

31高カロリー輸液の適応で誤っているのはどれか。

  • 大手術直後
  • 糖尿病
  • 胃癌
  • イレウス

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解答 2

2. 糖尿病

32一次救命処置でないのはどれか。

  • 電気的徐細動
  • 開胸式心マッサージ
  • 人工呼吸
  • 気道確保

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解答 2

2. 開胸式心マッサージ

33閉胸式心マッサージについて誤っているのはどれか。

  • 硬い床に仰向けに寝かせる
  • 胸骨体の乳頭線上を圧迫する
  • 5cm以上の深さで圧迫する
  • 1分間に60回の速さで圧迫する

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解答 4

4. 1分間に60回の速さで圧迫する

34救急蘇生法で誤っているのはどれか。

  • 意識・呼吸・循環の評価後すぐに気道確保を行う
  • 胸骨心臓圧迫マッサージ30回の後人口呼吸を2回行う
  • 異物による気道閉塞がある場合ハイムリック法を行う
  • 心停止を発症する大部分は成人である

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解答 1

1. 意識・呼吸・循環の評価後すぐに気道確保を行う

35ショック時の症状で誤っているのはどれか。

  • 顔面蒼白
  • 発熱
  • 呼吸不全
  • 虚脱

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解答 2

2. 発熱

36ショックの緊急処置で誤っているのはどれか。

  • 閉胸式心マッサージを行う
  • 原因の鑑別診断は必要ない
  • 単純胸部X線は必ず行う
  • 必要に応じて輸液を行う

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解答 2

2. 原因の鑑別診断は必要ない

37誤っている組合せはどれか。

  • 敗血症性ショック - 血管―迷走神経反射
  • 細菌性ショック - グラム陰性桿菌
  • アナフィラキシーショック - 血管造影剤
  • 神経原性ショック - 大腿骨骨折

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解答 1

1. 敗血症性ショック - 血管―迷走神経反射

38ショックと症状について誤っている組合せはどれか。

  • 熱傷性ショック - 呼吸不全
  • 心原性ショック - 中心静脈圧低下
  • 敗血症性ショック - 心拍数増加
  • アナフィラキシーショック - 血管透過性亢進

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解答 2

2. 心原性ショック - 中心静脈圧低下

39ショックで正しいのはどれか。2つ選べ。

  • ショックでは顔面の紅潮がみられる
  • グラム陰性桿菌により敗血症性ショックとなる
  • 神経原性ショックでは血管拡張を認める
  • アナフィラキシーショックでは心タンポナーデを合併する

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解答 2・3

2. グラム陰性桿菌により敗血症性ショックとなる
3. 神経原性ショックでは血管拡張を認める

40意識障害(JCS)について正しい組合せはどれか。

  • Ⅱ‐20 - 見当識障害
  • Ⅲ‐300 - 疼痛刺激で顔をしかめる
  • Ⅱ‐30 - 疼痛刺激で開眼する
  • Ⅰ‐3 - 疼痛刺激に無反応

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解答 3

3. Ⅱ‐30 - 疼痛刺激で開眼する

413-3-9度方式で誤っている組合せはどれか。

  • 見当識障害がみられる - 2
  • 痛み刺激により開眼する - 300
  • 普通の呼びかけにより開眼する - 10
  • 痛み刺激に対し顔をしかめる - 100

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解答 2

2. 痛み刺激により開眼する - 300

42遷延性意識障害について誤っているのはどれか。

  • 植物状態と同義語である
  • 脳幹の機能は残存する
  • 自発呼吸がみられない
  • 尿失禁がみられる

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解答 3

3. 自発呼吸がみられない

43陽圧呼吸の適応はどれか。2つ選べ。

  • 乳び胸
  • 気管損傷
  • 緊張性気胸
  • 外開放性気胸

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解答 3・4

3. 緊張性気胸
4. 外開放性気胸

44超音波検査の適応でないのはどれか。

  • 肺腫瘍
  • 甲状腺腫瘍
  • 乳腺腫瘍
  • 腎腫瘍

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解答 1

1. 肺腫瘍

45脳死判定に用いられるのはどれか。

  • MRI検査
  • 脳波検査
  • 核医学検査
  • 超音波検査

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解答 2

2. 脳波検査

プロフィール

西村 雅道

医学博士 柔道整復師 鍼灸師
一社)国際整体協会 和整體学院 インストラクター
和整體学院臨床センター センター長

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