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柔道整復師国家試験対策【第90回:病理①】

分野別問題 国家試験対策

明けましておめでとうございます。

いよいよ残り2ヶ月弱で本番となって参りました。
今月からは比較的得点科目である病理学を2回お届け致します。

国家試験突破の鍵は、主要科目プラス得点が得やすい科目の主要部分をしっかりと把握することになります。この問題の過去の分まで遡って、履修されてください。大切なことは、理由づけをして答えを導くことです。

体調管理には留意して最後の追い込みをされてください。

病理①

1病原体染色でないのはどれか。

  • チールネルゼン染色
  • オイルレッドO染色
  • グラム染色
  • グロコット染色

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解答 2

2. オイルレッドO染色

2膠原線維を特異的に染色するのはどれか。2つ選べ。

  • ワンギーソン染色
  • チールネルゼン染色
  • アザンマロリー染色
  • コンゴー赤染色

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解答 1・3

1. ワンギーソン染色
3. アザンマロリー染色

3次の組み合わせで誤りはどれか。

  • ヘマトキシリンエオジン染色 ― 一般細菌
  • ワンギーソン染色 ― 膠原線維
  • コンゴー赤染色 ― アミロイド
  • ベルリン青染色 ― へモジデリン

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解答 1

1. ヘマトキシリンエオジン染色 ― 一般細菌

4内因でないのはどれか。

  • 年齢
  • 体質
  • 内分泌
  • 栄養障害

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解答 4

4. 栄養障害

5外因によらないのはどれか。

  • 悪性中皮腫
  • I型糖尿病
  • スモン
  • コレラ

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解答 2

2. I型糖尿病

6外因はどれか。

  • ホルモン分泌過剰
  • 免疫不全
  • ストレス障害
  • 凍傷

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解答 4

4. 凍傷

7男性に好発しないのはどれか。

  • 高血圧
  • 胆石症
  • 心筋梗塞
  • 結節性多発性動脈炎

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解答 2

2. 胆石症

8女性に好発しないのはどれか。

  • 動脈硬化
  • 胆石症
  • 多発性筋炎
  • 骨粗鬆症

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解答 1

1. 動脈硬化

9疾患特異的疾病の組み合わせで誤りはどれか。

  • 新生児期 ― 肺硝子膜症
  • 小児期 ― 白血病
  • 成長期 ― 麻疹
  • 壮年期 ― 悪性腫瘍

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解答 3

3. 成長期 ― 麻疹

10内分泌異常疾患の組み合わせで正しいものはどれか。2つ選べ。

  • 尿崩症 ― バゾプレシン ― 増大
  • コーン症候群 ― アルドステロン ― 増大
  • クレチン病 ― コルチゾル ― 低下
  • Ⅰ型糖尿病 ― インスリン ― 低下

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解答 2・4

2. コーン症候群 ― アルドステロン ― 増大
4. Ⅰ型糖尿病 ― インスリン ― 低下

11ビタミン欠乏症の組み合わせで誤りはどれか。

  • ビタミンA ― 夜盲症
  • ビタミンB12 ― 悪性貧血
  • ビタミンC ― メラーバロウ病
  • ビタミンD ― 壊血病

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解答 4

4. ビタミンD ― 壊血病

12ビタミン過剰症で起こるのはどれか。

  • 夜盲症
  • 石灰化
  • 脚気
  • 出血傾向

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解答 2

2. 石灰化

13誤っているのはどれか。

  • Ⅰ度熱傷では水疱形成がみられる
  • Ⅱ度熱傷の深さは真皮までである
  • Ⅱ度熱傷は潰瘍がみられる
  • Ⅲ度熱傷では壊死がみられる

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解答 1

1. Ⅰ度熱傷では水疱形成がみられる

14病原微生物の組み合わせで誤りはどれか。

  • 細菌 ― コレラ
  • ウィルス ― 帯状疱疹
  • リケッチア ― つつがむし病
  • 原虫 ― クリプトコッカス

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解答 4

4. 原虫 ― クリプトコッカス

15誤っている組合せはどれか。

  • 赤痢 ― 細菌
  • 麻疹 ― ウィルス
  • 梅毒 ― クラミジア
  • プリオン ― 狂牛病

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解答 3

3. 梅毒 ― クラミジア

16経皮伝播によらないのはどれか。

  • マラリア
  • コレラ
  • フィラリア
  • ペスト

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解答 2

2. コレラ

17医原病の原因化学物質はどれか。

  • テトロドトキシン
  • クラーレ
  • サリドマイド
  • ダイオキシン

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解答 3

3. サリドマイド

18誤っている組合せはどれか。

  • 生理的萎縮 ― 高齢者の脳
  • 廃用性萎縮 ― 長期臥床による下肢筋萎縮
  • 貧血性萎縮 ― 胸腺の退縮
  • 神経性萎縮 ― 正中神経障害による猿手

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解答 3

3. 貧血性萎縮 ― 胸腺の退縮

19次の組み合わせで誤りはどれか。

  • 生理的萎縮 ― 胸腺退縮
  • 貧血性萎縮 ― 動脈硬化性萎縮腎
  • 内分泌性萎縮 ― 筋萎縮性側索硬化症
  • 神経性萎縮 ― 猿手

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解答 3

3. 内分泌性萎縮 ― 筋萎縮性側索硬化症

20圧迫萎縮を認めるものはどれか。

  • 固定時の関節拘縮
  • 思春期の胸腺退縮
  • 閉経後の乳房の萎縮
  • 結石による水腎症

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解答 4

4. 結石による水腎症

21瘢痕組織に代表される変性はどれか。

  • 顆粒変性
  • 硝子変性
  • アミロイド変性
  • フィブリノイド変性

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解答 2

2. 硝子変性

22蛋白質変性でないのはどれか。

  • 粘液変性
  • アミロイド変性
  • 糖原変性
  • 硝子変性

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解答 3

3. 糖原変性

23融解壊死を呈するものはどれか。

  • 骨壊死巣
  • 筋壊死巣
  • 脳壊死巣
  • 乾酪壊死巣

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解答 3

3. 脳壊死巣

24アポトーシスにみられるのはどれか。

  • 核断片化
  • 細胞壊死
  • 熱感
  • 自己融解

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解答 1

1. 核断片化

25アポトーシスにおいて誤りはどれか。

  • 核の断片化
  • 壊疽
  • 炎症反応陰性
  • 細胞の縮小

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解答 2

2. 壊疽

26消耗性色素はどれか。

  • メラニン
  • へモジデリン
  • リポフスチン
  • アミロイド

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解答 3

3. リポフスチン

27鉄代謝異常によるのはどれか。

  • 青銅糖尿病
  • 痛風
  • 悪性黒色腫
  • ウィルソン病

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解答 1

1. 青銅糖尿病

28次の組み合わせで誤りはどれか。

  • リポフスチン ― 心筋細胞
  • へモジデリン ― 青銅糖尿病
  • メラニン  ― 悪性黒色腫
  • 間接ビリルビン ― デュビンジョンソン症候群

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解答 4

4. 間接ビリルビン ― デュビンジョンソン症候群

29間接ビリルビンが上昇する疾患はどれか。

  • 溶血性貧血
  • 胆石症
  • 膵頭部癌
  • 先天性胆道閉塞症

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解答 1

1. 溶血性貧血

30出血性素因でないのはどれか。

  • 血管壁障害
  • 血液成分比の変化
  • 血液凝固異常
  • 血小板異常

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解答 2

2. 血液成分比の変化

31出血性素因でないのはどれか。

  • 血管壁の障害
  • 血液凝固因子の障害
  • 血小板の障害
  • 血流の障害

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解答 4

4. 血流の障害

32タール便を認めるものはどれか。

  • 痔瘻
  • 潰瘍性大腸炎
  • 胃十二指腸潰瘍
  • 大腸癌

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解答 3

3. 胃十二指腸潰瘍

33破綻性出血を呈さないのはどれか。

  • 骨折
  • 動脈瘤破裂
  • 敗血症
  • 結核

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解答 3

3. 敗血症

34梗塞後に出血を呈するのはどれか。

  • 心筋梗塞
  • 腸梗塞
  • 腎梗塞
  • 脳梗塞

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解答 2

2. 腸梗塞

35漏出性出血を認める物はどれか。

  • 敗血症
  • 骨折
  • 結核
  • 大腸癌

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解答 1

1. 敗血症

36血栓形成の原因とならないのはどれか。

  • 動脈瘤
  • 血管透過性亢進
  • 血液粘稠性増加
  • 動脈硬化

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解答 2

2. 血管透過性亢進

37血栓が形成されにくいものはどれか。

  • 動脈炎
  • 静脈瘤
  • 血友病
  • 広範囲熱傷

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解答 3

3. 血友病

38次の組み合わせで誤っているのはどれか。

  • 肺うっ血 ― 心不全細胞
  • 下肢うっ血 ― 静脈瘤
  • 肝うっ血 ― にくずく肝
  • 肝硬変症 ― 胸水

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解答 4

4. 肝硬変症 ― 胸水

39空気塞栓の原因ガスはどれか。

  • 酸素
  • 二酸化炭素
  • 窒素
  • メタン

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解答 3

3. 窒素

40静脈内で塞栓が起こり易い箇所はどれか。

  • 腎臓
  • 脾臓

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解答 2

2. 肺

41浮腫を呈さないのはどれか。

  • ネフローゼ症候群
  • フィラリア症
  • 慢性うっ血
  • 高アルブミン血症

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解答 4

4. 高アルブミン血症

プロフィール

西村 雅道

医学博士 柔道整復師 鍼灸師
一社)国際整体協会 和整體学院 インストラクター
和整體学院臨床センター センター長

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