柔道整復師国家試験対策【第76回:実力問題その29】
一般臨床 内分泌代謝疾患 神経系疾患
1糖尿病の合併症でないのはどれか。
- ニューロパチー
- 骨粗鬆症
- 糸球体硬化症
- 足部虚血性壊死
答えを見る
解答 2
2. 骨粗鬆症
2クッシング症候群にみられる症状はどれか。2つ選べ。
- 無月経
- 中心性肥満
- 体毛脱落
- 無欲状顔貌
答えを見る
解答 1・2
1. 無月経
2. 中心性肥満
3正しい組み合わせはどれか。
- バセドウ病 - 嗄声
- 原発性アルドステロン症 - 色素沈着
- 副甲状腺機能低下症 - テタニー
- クレチン症 - 周期性四肢麻痺
答えを見る
解答 3
3. 副甲状腺機能低下症 - テタニー
4糖尿病の症状で誤っているのはどれか。
- 多尿
- 昏睡
- HbA1c高値
- 病的反射出現
答えを見る
解答 4
4. 病的反射出現
5腫瘍によりホルモン分泌が亢進する疾患はどれか。
- クレチン症
- バセドウ病
- アジソン病
- 褐色細胞腫
答えを見る
解答 4
4. 褐色細胞腫
6バセドウ病の合併症で誤っているのはどれか。
- 低血糖症
- 周期性四肢麻痺
- 重症筋無力症
- 甲状腺クリーゼ
答えを見る
解答 1
1. 低血糖症
7副腎疾患について誤っている組合せはどれか。
- アジソン病 - 色素沈着
- 原発性アルドステロン症 - 高カリウム血症
- クッシング症候群 - 高血糖
- 褐色細胞腫 - 高血圧
答えを見る
解答 2
2. 原発性アルドステロン症 - 高カリウム血症
8アジソン病でみられる症状はどれか。2つ選べ。
- 色素沈着
- 高血糖
- 体毛脱落
- 高血圧
答えを見る
解答 1・3
1. 色素沈着
3. 体毛脱落
9疾患と症状について正しい組み合わせはどれか。
- クッシング症候群 - 周期性四肢麻痺
- アジソン病 - 中心性肥満
- 原発性アルドステロン症 - 尿路結石
- 副甲状腺機能低下症 - テタニー
答えを見る
解答 4
4. 副甲状腺機能低下症 - テタニー
10クッシング症候群でみられないのはどれか。
- 野牛様脂肪沈着
- 体毛脱落
- 赤色皮膚線状
- 無月経
答えを見る
解答 2
2. 体毛脱落
1150歳男性。肺結核と診断され治療中、全身倦怠感が著名となり、歯肉の色素沈着、体重減少がみられた。血液検査では血糖値、血中ナトリウム値が共に低下していた。考えられるのはどれか。
- クッシング症候群
- アジソン病
- バセドウ病
- 褐色細胞腫
答えを見る
解答 2
2. アジソン病
12脳出血の主な原因となるのはどれか。
- 高血圧
- 脳動脈瘤
- 脳腫瘍
- 頭部外傷
答えを見る
解答 1
1. 高血圧
13脳圧亢進症状で誤りはどれか。
- うっ血乳頭
- 頭痛
- 徐脈
- ケルニッヒ兆候
答えを見る
解答 4
4. ケルニッヒ兆候
14髄膜刺激症状でないものはどれか。
- 頭痛
- ブルジンスキー徴候
- ケルニヒ徴候
- うっ血乳頭
答えを見る
解答 4
4. うっ血乳頭
15脳出血について誤りはどれか。
- 高血圧既往者に多く発症する
- 被殻部出血が多い
- 共同偏視は認められない
- 頭痛・意識障害が強い
答えを見る
解答 3
3. 共同偏視は認められない
16くも膜下出血について誤りはどれか。
- 病因は脳動脈瘤破裂によるものが多い
- 発症のピークは高齢者である
- 前駆症状を認めない
- 再発傾向が強い
答えを見る
解答 2
2. 発症のピークは高齢者である
17脳塞栓症の発症に重要なのはどれか。
- 高血圧症
- 冠動脈硬化
- 心房細動
- 心タンポナーデ
答えを見る
解答 3
3. 心房細動
18パーキンソン病について誤っているのはどれか。
- 錐体路系の運動障害がみられる
- 歩行異常がみられる
- 姿勢調節障害がみられる
- 治療薬としてL-ドーパがある
答えを見る
解答 1
1. 錐体路系の運動障害がみられる
19認知症においてもっとも早期に出現するものはどれか。
- 見当識障害
- 記憶障害
- 判断力障害
- 失語・失行・失認
答えを見る
解答 2
2. 記憶障害
20パーキンソン病の症状について誤りはどれか。
- 姿勢調節障害
- 筋トーヌス異常亢進
- 精神障害
- 自律機能正常
答えを見る
解答 4
4. 自律機能正常
21ギランバレー症候群について誤りはどれか。
- 神経軸索に対する自己免疫疾患である
- 風邪症状が初発する
- 麻痺は弛緩性麻痺である
- 自律神経障害を認める
答えを見る
解答 1
1. 神経軸索に対する自己免疫疾患である
22重症筋無力症について誤りはどれか。
- アセチルコリン受容体に対する自己免疫疾患である
- 骨格筋脱力・易疲労性を症状とする
- 上肢の脱力がもっとも高頻度に認められる
- 胸腺腫を合併する
答えを見る
解答 3
3. 上肢の脱力がもっとも高頻度に認められる
23パーキンソン病の症状でないのはどれか。
- 姿勢調節異常
- 折りたたみナイフ現象
- 小刻み歩行
- 自然な動きの減少
答えを見る
解答 2
2. 折りたたみナイフ現象
24パーキンソン病の症状で誤っているのはどれか。
- 振戦
- 鉛管現象
- ミオトニア
- 寡動
答えを見る
解答 3
3. ミオトニア
25脳卒中の後遺症で見られないのはどれか。
- マンウェルニッケ姿勢
- 片麻痺
- 鶏歩
- 腱反射亢進
答えを見る
解答 3
3. 鶏歩
2639歳男性。1週間前に38度の発熱、喉の痛み頭痛がみられた。一度寛解したが最近、下肢に力が入りづらくなってきた。表情も乏しく息苦しさも訴える。考えられるのはどれか。
- ベル麻痺
- ギランバレー症候群
- インフルエンザ感染
- 下肢深部静脈血栓症
答えを見る
解答 2
2. ギランバレー症候群
27筋萎縮性側索硬化症で見られるのはどれか。
- 感覚神経障害
- 呼吸運動障害
- 心筋活動障害
- 眼球運動障害
答えを見る
解答 2
2. 呼吸運動障害
2836歳の女性。2か月ほど前から脈が速くなり、汗を良くかくようになったとの事。現在までに体重も減少しており、触診上で頚部前面にびまん性の腫脹を触知した。この疾患に合併する可能性が高い疾患はどれか。
- 尿管結石
- 高脂血症
- 糖尿病
- 重症筋無力症
答えを見る
解答 4
4. 重症筋無力症
2956歳の男性、肥満体形であったが特に理由なく体重は減少し、最近では良くのどが渇き、頻回にトイレに行くとの事。血液検査においてはHbA1cが高値を示している。この疾患が長年継続した場合に注意すべき内容はどれか。
- 急性汎発性腹膜炎
- 網膜症
- 間質性肺炎
- 血液造血機能障害
答えを見る
解答 2
2. 網膜症
3060歳男性。右肩部に疼痛が出現したため来院する。原因がなく肩部の炎症所見は乏しい。他動的に動かすと上肢全体に筋緊張がみられ、自動運動では動作が緩慢であった。問診によると、歩行中につまづいて転倒する事が多くなり、じっとしていると手が震えるとのこと。考えられるのはどれか。
- パーキンソン病
- 重症筋無力症
- 脳梗塞
- 多発性硬化症
答えを見る
解答 1
1. パーキンソン病
314歳の男子。歩き方がおかしく、よく転ぶとの事。筋力を調べたところ下肢の近位筋に両側性の筋力低下が確認され、下腿においては視診上で肥大しているかのように見られた。血液検査においてCK(クレアチンキナーゼ)の著明な上昇が確認された。他に考えられる症状はどれか。
- 眼瞼下垂
- 両側性顔面神経麻痺
- 独り立ち遅延
- 随意性跛行
答えを見る
解答 3
3. 独り立ち遅延
3230歳男性。突然、両下肢に脱力、しびれが出現した為、来院した。検査では血圧、脈拍異常がみられる。既往歴として2週間前に下痢を繰り返していたとのこと。この疾患で誤っているのはどれか。
- 病的反射が出現する
- 自己免疫が関与している
- 呼吸筋麻痺に注意する
- 免疫グロブリン療法を行う
答えを見る
解答 1
1. 病的反射が出現する
プロフィール
西村 雅道
医学博士 柔道整復師 鍼灸師
一社)国際整体協会 和整體学院 インストラクター
和整體学院臨床センター センター長
PR
PR