1血清成分に含まれないものはどれか。

• アルブミン
• グルコース
• フィブリノーゲン
• 無機塩類

2血漿成分において異常な値を示すのはどれか。

• 水分　－　92％
• 無機塩類　－　0．9％
• 空腹時血糖値　－　10％
• 脂質　－　1％

3血清中に、A抗原（A凝集原）に対する抗体を持つものはどれか。2つ選べ。

• A型
• B型
• AB型
• O型

4線維素溶解現象に関与するのはどれか。

• フィビリン
• トロンビン
• 血小板
• プラスミン

5 血液凝固因子でないのはどれか。

• プロトロンビン
• フィブリノゲン
• ビタミンK
• カルシウムイオン

6成人の血液で正しいのはどれか。

• 赤血球の容積比率に性差はない
• 血漿は体重の約5％である
• 血小板は核を有する
• ヘマトクリット値は血液中の液体成分の割合を示す

7血液凝固因子でないのはどれか。

• ハーゲマン因子
• スチュアート因子
• フィブリノゲン
• ヘパリン

8心電図について誤っている組合せはどれか。

• Ｐ波　　　－　洞房結節の興奮
• ＱＲＳ波　－　房室結節の興奮
• Ｔ波　　　－　心室の興奮回復
• ＰＲ間隔　－　房室伝導時間

9心電図から判読できないのはどれか。

• 平均電気軸
• 心筋梗塞
• 収縮期血圧
• 調律

10正常な固有心筋に認められないのはどれか。

• プラトー
• 歩調とり電位
• オーバーシュート
• Ｃa^2＋の細胞内流入

11心筋の収縮性の特徴について誤っているのはどれか。

• 自ら反復して興奮し収縮する
• 階段現象が認められる
• 閾値以上の刺激によって常に同じ強さで収縮する
• 静脈還流量の増加によって1回拍出量が低下する

12プラトー期に顕著に認められるのはどれか。

• Na^＋の細胞内流入
• Ca^2＋の細胞内流入
• K^＋の細胞内流入
• Cl⁻の細胞外流出

13心筋細胞は、静脈圧増加に伴いその収縮力が増大するという性質を持っている。この現象をさす言葉はどれか。

• 興奮－収縮連関
• 階段現象
• スターリングの法則
• プラトー現象

14心臓の弁のうち半月弁のみが閉じている時期はどれか。

• 等容性収縮期
• 駆出期
• 等容性弛緩期
• 充満期

15第Ⅰ心音の聴取時期はどれか。

• 心房収縮期
• 等容性収縮期
• 駆出期
• 等容性弛緩期

16成人男性。収縮期血圧140㎜Hg、拡張期血圧110㎜Hgで誤っているのはどれか。

• 脈圧は30である
• 触診法における測定値である
• 平均血圧120㎜Hgである
• 高血圧症に該当する

17弾性線維・平滑筋線維をもたない血管系はどれか。

• 弾性血管
• 抵抗血管
• 交換血管
• 容量血管

18他血管と比べた交換血管の説明で誤っているのはどれか。

• 総断面積が最も広い
• 血流速度が最も遅い
• 血圧が最も低い
• 平滑筋を欠く

19次の局所循環の中で血流量が安定しているものはどれか。

• 冠循環
• 脳循環
• 骨格筋循環
• 肺循環

20次の中で血圧を上昇させる働きを有するものはどれか。

• 血管拡張
• バゾプレッシン
• 心収縮力低下
• 血管弾性力の増加

21安静吸気時の運動はどれか。

• 横隔膜の弛緩
• 外肋間筋の収縮
• 内肋間筋の収縮
• 胸鎖乳突筋の収縮

22肺胞換気量は、一回換気量から何を引いたものか。

• 残気量
• 機能的残気量
• 死腔量
• 予備呼気量

23二酸化炭素運搬に関与しないものはどれか。

• 重炭酸イオン
• ヘモグロビン
• 血漿タンパク
• 酸素分圧

24二酸化炭素の運搬に関与するもので誤っているのはどれか。

• 重炭酸イオン
• カルバミノ化合物
• 血漿タンパク
• カルシウムイオン

25ヘモグロビンと酸素結合度が増加する要因でないものはどれか。

• 酸素分圧増加
• 血液pH低下
• 血液温度低下
• 血中DPG低下

26呼吸中枢が存在する部位はどこか。

• 延髄
• 橋
• 間脳
• 小脳

27二酸化炭素受容器を認めるのはどれか。

• 大動脈弓近傍部
• 総頸動脈分岐部
• 延髄腹側部
• 心房壁

28潜函病発症時の血漿組成はどれか。

• 血中O₂含有量増大
• 血中N₂含有量増大
• 血中CO₂含有量低下
• 血中HCO_3-含有量低下

29呼吸商の算出に必要な値はどれか。2つ選べ。

• エネルギー放出量
• 尿中窒素量
• 二酸化炭素排出量
• 酸素消費量

30食物が胃に入ることで起こる胃液分泌機序はどれか。

• 胃相
• 腸相
• 脳相
• 基礎相

31胃壁の伸展によって起こらないのはどれか。

• ガストリン分泌
• 無条件反射
• 条件反射
• 大腸蠕動運動

32胃液分泌が促進されないものはどれか。

• 食物の連想
• 胃壁の伸展
• セクレチン分泌
• 副交感神経興奮

33セクレチンの作用はどれか。2つ選べ。

• 胃運動亢進
• 胆嚢収縮
• 膵重曹水分泌
• 胆汁分泌

34脂肪消化酵素を持つのはどれか。2つ選べ。

• 胃液
• 膵液
• 刷子縁
• 唾液

35コレシストキニンによって分泌亢進するのはどれか。

• ペプシン
• アミロプシン
• プチアリン
• アミノペプチダーゼ

36デンプンを分解するのはどれか。

• マルターゼ
• ガストリン
• トリプシン
• アミラーゼ

37胆汁分泌に関与するのはどれか。2つ選べ。

• ガストリン
• セクレチン
• プチアリン
• コレシストキニン

38スクロース分解により生じる単糖類はどれか。2つ選べ。

• グルコース
• フルクトース
• ガラクトース
• マルトース

39導管へ分泌されないのはどれか。

• セクレチン
• リパーゼ
• スクラーゼ
• ムチン

40誤っているのはどれか。

• 振子運動は大腸で著明である
• 分節運動は胃で著明である
• 嚥下運動は咽頭・食道で著明である
• 消化管運動の主体は蠕動運動である

41肝臓の働きで誤っているのはどれか。

• グルクロン酸抱合を行う
• 糖新生を行う
• 血液凝固因子を生成する
• 胆汁の濃縮を行う

42肝臓のはたらきで誤っているのはどれか。

• グリコーゲン合成
• フィブリノゲン生成
• グロブリン産生
• 胆汁生成

43膵液について正しいのはどれか。

• 酸性である
• 膵島から分泌される
• コレシストキニンにより分泌促進する
• アミノペプチダーゼを含む

44脂質の吸収に関与しないのはどれか。

• カイロミクロン
• 刷子縁
• 毛細血管
• ミセル

45グルコース吸収時に共輸送されるのはどれか。

• Na^＋
• K^＋
• ミセル
• Cl−

46腸肝循環されるのはどれか。

• アルブミン
• グロブリン
• ビリルビン
• クレアチニン