HOME 国家試験対策 実力問題 柔道整復師国家試験対策【第69回:実力問題その22】

柔道整復師国家試験対策【第69回:実力問題その22】

国家試験対策 実力問題

解剖

1 弾性軟骨があるのはどれか。

  • 下鼻甲介
  • 軟口蓋
  • 気管支
  • 喉頭蓋

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解答 4

4. 喉頭蓋

2 寛骨でないのはどれか。

  • 腸骨
  • 坐骨
  • 仙骨
  • 恥骨

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解答 3

3. 仙骨

3 体性神経でないのはどれか。

  • 骨盤神経
  • 三叉神経
  • 腋窩神経
  • 嗅神経

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解答 1

1. 骨盤神経

4 起始核でないのはどれか。

  • 副神経核
  • 動眼神経核
  • 外転神経核
  • 前庭神経核

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解答 4

4. 前庭神経核

5 外皮において中胚葉に由来するのはどれか。

  • 表皮
  • 真皮

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解答 2

2. 真皮

6 正しい組合せはどれか。

  • 鞍関節 ― 母指手根中手関節
  • 楕円関節 ― 正中環軸関節
  • 球関節 ― 顎関節
  • 蝶番関節 ― 腕橈関節

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解答 1

1. 鞍関節 ― 母指手根中手関節

7 脊柱について誤っているのはどれか。

  • 第1頸椎は椎体を欠く
  • 第7頸椎は隆椎ともいい、体表から容易に触れる
  • 腰椎には11個の突起が存在する
  • 仙骨の下端は前方に突出し、これを岬角という

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解答 4

4. 仙骨の下端は前方に突出し、これを岬角という

8 窩部を有していないのはどれか。

  • 側頭骨
  • 尺骨
  • 大腿骨
  • 肩甲骨

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解答 2

2. 尺骨

9 膝関節について誤っているのはどれか。

  • 腓骨は関節の構成に関与しない
  • 内側にはO字形の内側半月が存在する
  • 前十字靱帯は脛骨の前方への移動を防ぐ
  • 内側側副靱帯は内側半月に付着している

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解答 2

2. 内側にはO字形の内側半月が存在する

10 距腿関節の内側の靱帯はどれか。

  • 前距腓靱帯
  • 踵腓靱帯
  • 前脛腓靱帯
  • 三角靱帯

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解答 4

4. 三角靱帯

11 体幹から起こり上腕骨に停止する筋はどれか。

  • 僧帽筋
  • 菱形筋
  • 小胸筋
  • 大胸筋

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解答 4

4. 大胸筋

12 心房の内部にみられるのはどれか。

  • 卵円窩
  • 乳頭筋
  • 腱索
  • 心耳

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解答 1

1. 卵円窩

13 臓側枝はどれか。

  • 下横隔動脈
  • 肋間動脈
  • 腰動脈
  • 腹腔動脈

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解答 4

4. 腹腔動脈

14 動脈に伴行しないのはどれか。

  • 内頚静脈
  • 上腕静脈
  • 大伏在静脈
  • 膝窩静脈

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解答 3

3. 大伏在静脈

15 リンパ液が流れないのはどれか。

  • 奇静脈
  • 左静脈角
  • 胸管
  • 乳ビ槽

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解答 1

1. 奇静脈

16 食道について正しいのはどれか。

  • 食道壁の粘膜層は単層円柱上皮で覆われている。
  • 粘膜は内腔へ向かって輪状ヒダをつくる。
  • 下行するにつれて胸大動脈右側から前方に位置する。
  • 舌骨の高さで咽頭から続く。

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解答 3

3. 下行するにつれて胸大動脈右側から前方に位置する。

17 横紋筋線維でできているのはどれか。

  • オッディーの括約筋
  • 幽門括約筋
  • 尿道括約筋
  • 内肛門括約筋

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解答 3

3. 尿道括約筋

18 正しい組合せはどれか。

  • 横行結腸 ― 腸絨毛
  • 回腸 ― 腹膜垂
  • 十二指腸 ― 腸間膜
  • 空腸 ― 腸腺

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解答 4

4. 空腸 ― 腸腺

19 膵臓について正しいのはどれか。

  • 内分泌腺が大部分を占める
  • インスリンは膵管を通る
  • 膵島は外分泌腺細胞の集まりである
  • 膵臓からの血液は肝臓に注ぐ

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解答 4

4. 膵臓からの血液は肝臓に注ぐ

20 リンパ小節が発達しているのはどれか。2つ選べ。

  • 口腔
  • 咽頭
  • 咽頭

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解答 2・4

2. 咽頭
4. 咽頭

21 誤っているのはどれか。

  • 鼻粘膜嗅部は鼻腔上部にある
  • 耳管は咽頭鼻部に開く
  • 鼻涙管は上鼻道に開く
  • 前頭洞は中鼻道に開く

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解答 3

3. 鼻涙管は上鼻道に開く

22 縦隔に存在しない臓器はどれか。

  • 心臓
  • 胸腺
  • 食道

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解答 3

3. 肺

23 腎小体について誤っているのはどれか。

  • 腎臓の皮質に存在する
  • 糸球体とボーマン嚢からなる
  • 腎小体の一端から尿管が続く
  • 血管極から出入りするのは動脈である

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解答 3

3. 腎小体の一端から尿管が続く

24 男性生殖器について誤っているのはどれか。

  • ライディッヒ細胞はテストステロンを分泌する
  • 射精管は対に存在する
  • 産生された精子は精嚢内に貯められる
  • 前立腺肥大症では内腺の肥大が起こる

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解答 3

3. 産生された精子は精嚢内に貯められる

25 卵巣で見られないものはどれか。

  • グラーフ卵胞
  • 黄体
  • 月経
  • 排卵

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解答 3

3. 月経

26 子宮について正しいのはどれか。

  • 実質性器官である
  • 前屈後傾位にある
  • 粘膜機能層が増殖する
  • 受精が行われる

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解答 3

3. 粘膜機能層が増殖する

27 甲状腺について誤っているのはどれか。

  • 後面に上皮小体が付着する
  • 甲状軟骨に包まれている
  • 濾胞構造が発達している
  • サイロキシンを分泌する

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解答 2

2. 甲状軟骨に包まれている

28 脳室系について正しいのはどれか。

  • 側脳室は視床の間にある
  • 第3脳室は中脳にある
  • 脳脊髄液は脈絡叢で産生される
  • 脳室は硬膜下腔に通じる

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解答 3

3. 脳脊髄液は脈絡叢で産生される

29 中枢神経の部位と機能との組合せで正しいのはどれか。

  • 視床 ― 内分泌機能の調節
  • 中脳 ― 体温調節の中枢
  • 小脳 ― 平衡機能の調節
  • 延髄 ― 情動行動の中枢

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解答 3

3. 小脳 ― 平衡機能の調節

30 上行性伝導路はどれか。

  • 脊髄視床路
  • 赤核脊髄路
  • 網様体脊髄路
  • 皮質核路

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解答 1

1. 脊髄視床路

31 感覚伝導路と中継核との組合せで正しいのはどれか。

  • 聴覚伝導路 ― 内側膝状体
  • 視覚伝導路 ― 下丘
  • 味覚伝導路 ― 赤核
  • 平衡覚伝導路 ― 蝸牛神経核

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解答 1

1. 聴覚伝導路 ― 内側膝状体

32 正しい組合せはどれか。

  • 視神経 ― 外眼筋
  • 顔面神経 ― 表情筋
  • 舌咽神経 ― 外舌筋
  • 迷走神経 ― 咽頭筋

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解答 2

2. 顔面神経 ― 表情筋

33 感覚受容器と支配神経との組合せで正しいのはどれか。

  • 平衡斑 ― 前庭神経
  • 味蕾 ― 舌下神経
  • 網膜 ― 眼神経
  • コルチ器 ― 迷走神経

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解答 1

1. 平衡斑 ― 前庭神経

34 触診部位で誤っているのはどれか。

  • 浅側頭動脈 ― 外耳孔の前上部
  • 橈骨動脈 ― 前腕掌側面の外側遠位部
  • 大腿動脈 ― 大腿三角内
  • 後脛骨動脈 ― 足関節外果後方

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解答 4

4. 後脛骨動脈 ― 足関節外果後方

生理

35 RNAの塩基でないのはどれか。

  • ウラシル
  • シトシン
  • グアニン
  • チミン

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解答 4

4. チミン

36 揮発性酸性物質を排出するのはどれか。

  • 腎臓
  • 肝臓
  • 脾臓

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解答 3

3. 肺

37 ヘモグロビンの主成分はどれか。

  • 糖質
  • 蛋白質
  • 脂質
  • 鉄分

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解答 2

2. 蛋白質

38 細胞膜について誤りはどれか。

  • 酵素を有する
  • ホルモンレセプターを有する
  • 全透膜の性質を持つ
  • 2重膜である

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解答 3

3. 全透膜の性質を持つ

39 溶血はどれか。

  • 血管壁障害による血球喪失
  • A抗原と抗A抗体による反応
  • マクロファージのよる血球の貪食
  • 赤血球膜の崩壊によるヘモグロビンの流出

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解答 4

4. 赤血球膜の崩壊によるヘモグロビンの流出

40 0.5%の生理食塩水に赤血球を投与した際の変化はどれか。

  • 赤血球内の水分が赤血球外へ移動
  • 赤血球内に赤血球外の水分が移動
  • 赤血球内と赤血球外の水分が入れ替わる
  • 特に変化は認められない

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解答 2

2. 赤血球内に赤血球外の水分が移動

41 フィブリンを溶解するのはどれか。

  • ヘパリン
  • プロコンバーチン
  • プラスミン
  • ヒスタミン

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解答 3

3. プラスミン

42 固有心筋の興奮で認められないのはどれか。

  • カルシウムイオンの流入
  • プラトー
  • 歩調とり電位
  • 絶対不応期

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解答 3

3. 歩調とり電位

43 心周期で正しいのはどれか。

  • 等容性収縮期には心室内圧が低下する
  • 駆出期の心室内圧は動脈圧よりも低い
  • 充満期の心房内圧は心室内圧よりも高い
  • 等容性弛緩期では心室内圧は増加する

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解答 3

3. 充満期の心房内圧は心室内圧よりも高い

44 正しい組合せはどれか。2つ選べ。

  • 容量受容器 ― 化学受容器 ― 浸透圧
  • 頸動脈洞圧受容器 ― 低圧受容器 ― 血液量
  • 大動脈弓圧受容器 ― 高圧受容器 ― 血圧
  • 頸動脈体 ― 化学受容器 ― 酸素分圧

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解答 3・4

3. 大動脈弓圧受容器 ― 高圧受容器 ― 血圧
4. 頸動脈体 ― 化学受容器 ― 酸素分圧

45 呼吸運動について誤りはどれか。

  • 吸息時、胸膜腔内圧は減少する
  • 呼息時、胸膜腔の陰圧は減少する
  • 吸息時、肺胞内圧は減少する
  • 呼息時、肺胞内圧は減少する

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解答 4

4. 呼息時、肺胞内圧は減少する

46 生理的条件下における二酸化炭素の運搬に関与しないのはどれか。

  • 炭酸脱水酵素
  • 赤血球
  • 血漿
  • ミオグロビン

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解答 4

4. ミオグロビン

47 振子運動が明瞭に認められる消化管はどれか。

  • 食道
  • 小腸
  • 大腸

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解答 4

4. 大腸

48 総胆管中に含まれないのはどれか。

  • ビリルビン
  • コール酸
  • リパーゼ
  • ケノデオキシコール酸

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解答 3

3. リパーゼ

49 二糖類でないのはどれか。

  • マルトース
  • ラクトース
  • スクロース
  • フルクトース

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解答 4

4. フルクトース

50 基礎代謝量について正しいのはどれか。

  • 摂食後約8時間の間に必要な最小限のエネルギー量である
  • 成人(20歳)男性は約1500kcalである
  • 体表面積に反比例する
  • 寒冷適応者で低く、暑熱適応者で高い

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解答 2

2. 成人(20歳)男性は約1500kcalである

51 原尿に含まれないのはどれか。

  • アミノ酸
  • ブドウ糖
  • 蛋白質
  • クレアチニン

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解答 3

3. 蛋白質

52 腎における水の再吸収量が最も多いのはどこか。

  • 近位尿細管
  • ヘンレの係蹄下行脚
  • ヘンレの係蹄上行脚
  • 遠位尿細管

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解答 1

1. 近位尿細管

53 ペプチドホルモンはどれか。

  • サイロキシン
  • アドレナリン
  • アルドステロン
  • パラソルモン

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解答 4

4. パラソルモン

54 成長ホルモンの分泌が促進されないのはどれか。

  • 発熱
  • 運動
  • 睡眠
  • 過食

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解答 4

4. 過食

55 精子が受精能力を獲得する部位はどこか。

  • 精上皮
  • 精巣上体
  • 精嚢
  • 女性生殖器内

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解答 4

4. 女性生殖器内

56 アセチルコリンを受容して生理作用を発揮する部位でないのはどれか。

  • 瞳孔括約筋
  • 汗腺
  • 副腎髄質
  • 瞳孔散大筋

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解答 4

4. 瞳孔散大筋

57 中枢の組み合わせで誤りはどれか。

  • 嚥下中枢 ― 延髄
  • 体温調節中枢 ― 間脳
  • 縮瞳中枢 ― 中脳
  • 呼吸中枢 ― 橋

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解答 4

4. 呼吸中枢 ― 橋

58 視床下部機能でないのはどれか。

  • 本能行動
  • 情動行動
  • ホルモン産生
  • 意識覚醒

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解答 4

4. 意識覚醒

59 トロポミオシンを認めるのはどれか。

  • クロスブリッチ
  • アクチン
  • ミオシン
  • 筋小胞体

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解答 2

2. アクチン

60 筋収縮について誤りはどれか。

  • 筋収縮による張力を活動張力という
  • 収縮時、筋節は短くなる
  • 収縮時、各々の筋原線維の長さは短縮する
  • 活動張力は静止長付近で最大となる

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解答 3

3. 収縮時、各々の筋原線維の長さは短縮する

61 体性感覚の受容器でないのはどれか。

  • ルフィニ小体
  • 有毛細胞
  • 筋紡錘
  • クラウゼ小体

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解答 2

2. 有毛細胞

62 大脳皮質体性感覚野の体部位再現で面積が広い部分はどれか。

  • 足部
  • 体幹部
  • 顔面部
  • 前腕部

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解答 3

3. 顔面部

運動学

63 前腕に起始及び停止を持たない筋はどれか。

  • 腕橈骨筋
  • 円回内筋
  • 母指内転筋
  • 短母指伸筋

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解答 3

3. 母指内転筋

64 前腕回内・回外の運動面、運動軸はどれか。2つ選べ。

  • 基本前頭面
  • 基本水平面
  • 水平矢状軸
  • 垂直軸

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解答 2・4

2. 基本水平面
4. 垂直軸

65 誤っている組合せはどれか。

  • 第1のてこ - 上腕三頭筋による肘関節伸展
  • 第2のてこ - 腕橈骨筋による肘関節屈曲
  • 第2のてこ - 三角筋による肩関節外転
  • 第3のてこ - ハムストリングスによる膝関節屈曲

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解答 3

3. 第2のてこ - 三角筋による肩関節外転

66 誤っているのはどれか。

  • 仕事は力と距離の積である
  • 仕事率は力と速度の積である
  • 運動量は力と加速度の積である
  • 力のモーメントは支点からの距離と力の積である

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解答 3

3. 運動量は力と加速度の積である

67 錘内筋線維に出入りしないのはどれか。

  • α運動線維
  • γ運動線維
  • Ⅰa群線維
  • Ⅱ群線維

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解答 1

1. α運動線維

68 強制吸気時に収縮する筋はどれか。

  • 胸鎖乳突筋
  • 内肋間筋(後部線維)
  • 腹直筋
  • 外腹斜筋

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解答 1

1. 胸鎖乳突筋

69 大円筋の作用はどれか。2つ選べ。

  • 肩関節外転
  • 肩関節内転
  • 肩関節伸展
  • 肩関節屈曲

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解答 2・3

2. 肩関節内転
3. 肩関節伸展

70 股関節の運動で誤っている組合せはどれか。

  • 屈曲 - 大腿直筋
  • 伸展 - 大殿筋
  • 外転 - 恥骨筋
  • 内旋 - 小殿筋

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解答 3

3. 外転 - 恥骨筋

71 立位姿勢の安定性で誤っているのはどれか。

  • 立位姿勢の安定性で誤っているのはどれか
  • 質量が軽い方が安定性が悪い
  • 重心が支持基底の端に近いほど安定性が良い
  • 単一構造より分節構造の方が安定性が悪い

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解答 3

3. 重心が支持基底の端に近いほど安定性が良い

72 高齢者歩行の特徴で誤っているのはどれか。

  • 歩行速度の減少
  • 歩幅の短縮
  • 上肢振りの消失
  • 歩行率の低下

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解答 3

3. 上肢振りの消失

73 原始反射で誤っているのはどれか。

  • モロー反射
  • バランス反応
  • ガラント反射
  • 交差性伸展反射

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解答 2

2. バランス反応

病理

74 肉芽組織形成に関与しないのはどれか。

  • 細胞骨格
  • マクロファージ
  • 線維芽細胞
  • 新生毛細血管

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解答 1

1. 細胞骨格

75 内分泌過剰による疾患の組合せで誤っているのはどれか。

  • 甲状腺ホルモン - バセドウ病
  • コルチゾール - クッシング症候群
  • バゾプレッシン - 尿崩症
  • インスリン - インスリノーマ

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解答 3

3. バゾプレッシン - 尿崩症

76 疾患と病因の組合せで誤っているのはどれか。

  • アスベスト ― 塵肺症
  • 珪肺 ― 珪素
  • スモン ― キノホルム
  • 水銀 - 水俣病

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解答 1

1. アスベスト ― 塵肺症

77 生理的萎縮の概念に当てはまるのはどれか。2つ選べ。

  • 高齢者の骨格筋
  • 思春期以降の胸腺
  • 橈骨神経麻痺による下垂手
  • 血液供給量減少による腎萎縮

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解答 1・2

1. 高齢者の骨格筋
2. 思春期以降の胸腺

78 死の判定基準に含まれないのはどれか。

  • 心音消失
  • 呼吸消失
  • 腱反射消失
  • 瞳孔反射消失

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解答 3

3. 腱反射消失

79 破綻性出血でないのはどれか。

  • クモ膜下出血
  • 敗血症
  • 胃潰瘍
  • 食道静脈瘤破裂

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解答 2

2. 敗血症

80 永久細胞はどれか。

  • 表皮細胞
  • 毛髪細胞
  • 精母細胞
  • 心筋細胞

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解答 4

4. 心筋細胞

81 肉芽腫性炎でないのはどれか。

  • サルコイドーシス
  • 梅毒
  • 結核
  • 肝硬変

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解答 4

4. 肝硬変

82 炎症と滲出物の組合せで正しいのはどれか。

  • 漿液性炎 - 赤血球
  • カタル性炎 - 膠原線維
  • 線維素性炎 - フィブリン
  • 出血性炎 - 好中球

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解答 3

3. 線維素性炎 - フィブリン

83 細胞性免疫が関与するのはどれか。

  • Ⅰ型アレルギー
  • Ⅱ型アレルギー
  • Ⅲ型アレルギー
  • Ⅳ型アレルギー

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解答 4

4. Ⅳ型アレルギー

84 悪性腫瘍にみられないのはどれか。

  • 核が大小不同である
  • 核が濃染する
  • 核が減少する
  • 核/細胞質比が増大する

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解答 3

3. 核が減少する

85 小児にみられる腎腫瘍はどれか。

  • グラヴィッツ腫瘍
  • ウィルムス腫瘍
  • クルッケンベルグ腫瘍
  • バーキットリンパ腫

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解答 2

2. ウィルムス腫瘍

86 遺伝形式でヘテロ接合なのはどれか。2つ選べ。

  • AA
  • Aa
  • aa
  • aA

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解答 2・4

2. Aa
4. aA

87 奇形発生の臨界期はどれか。

  • 妊娠5週
  • 妊娠12週
  • 妊娠18週
  • 妊娠20週

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解答 1

1. 妊娠5週

衛生

88 健康の定義で誤っているのはどれか。

  • 経済状況によって異なる
  • 障害があっても健康である
  • 個人と国が協力しなければならない
  • 平和と安寧を得る上で欠かせないものである

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解答 1

1. 経済状況によって異なる

89 誤っているのはどれか。

  • 死亡率は人口千対であらわす
  • PMIとは50歳以上の死亡率をあらわす
  • 再生産率が1.0より小さいと人口は増加傾向である
  • 0歳の平均余命を平均寿命という

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解答 3

3. 再生産率が1.0より小さいと人口は増加傾向である

90 誤っている組合せはどれか。

  • アデノウィルス ― 咽頭結膜炎
  • ムンプスウィルス ― 角膜炎
  • EBウィルス ― 伝染単核症
  • ポリオウィルス ― 急性灰白髄炎

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解答 2

2. ムンプスウィルス ― 角膜炎

91 病原微生物を死滅させないのはどれか。

  • 滅菌
  • 殺菌
  • 消毒
  • 防腐

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解答 4

4. 防腐

92 誤っているのはどれか。

  • 好気性処理には活性汚泥法がある
  • 塩素の増加は富栄養化の原因となる
  • 嫌気性処理にはイムホフ槽がある
  • 消化槽は有機固形物を処理する

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解答 2

2. 塩素の増加は富栄養化の原因となる

93 公共建築物の二酸化炭素濃度基準で正しいのはどれか。

  • 0.01%以下
  • 0.1%以下
  • 0.15%以下
  • 1.0%以下

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解答 2

2. 0.1%以下

94 感染性廃棄物処理について誤っているのはどれか。

  • 血液の付着したガーゼはオートクレーブで処理すれば一般廃棄として処理できる
  • 処理業者へ委託する際にはマニュフェストを交付しなければならない
  • 安全な梱包とトリアージタッグを表示して処理する
  • 適切な処理が行われる様に処理計画を定める

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解答 3

3. 安全な梱包とトリアージタッグを表示して処理する

95 母子保健において市町村が行う基本的サービスでないのはどれか。

  • 母子健康手帳交付
  • 健康診査
  • 妊産婦訪問指導
  • 未熟児訪問

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解答 4

4. 未熟児訪問

96 誤っているのはどれか。

  • 保健管理は学校保健安全法により運営される
  • 学校保健安全法の対象に学校職員は含まれない
  • 保険教育は学習指導要領により運営される
  • 学校薬剤師は学校環境衛生検査を行う

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解答 2

2. 学校保健安全法の対象に学校職員は含まれない

97 正しい組合せはどれか。

  • ベンゼン ― 視神経障害
  • トルエン ― 中枢神経障害
  • トリハロメタン ― 再生不良性貧血
  • トリクロロエチレン ― 白血病

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解答 2

2. トルエン ― 中枢神経障害

98 癌予防について誤っているのはどれか。

  • 脂肪摂取を控える
  • 繊維質を積極的に摂取する
  • 日光によく当たる
  • 運動を適度に行う

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解答 3

3. 日光によく当たる

99 精神病入院患者で最多な疾患はどれか。

  • 統合失調症
  • 気分障害
  • 神経性障害
  • 精神遅滞

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解答 1

1. 統合失調症

100正しい組合せはどれか。

  • 船員保険 ― 健康保険組合
  • 船員保険 ― 健康保険組合
  • 国民健康保険 ― 都道府県
  • 健康保険 ― 全国健康保険協会

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解答 4

4. 健康保険 ― 全国健康保険協会

法規

101 柔道整復師名簿の登録事項はどれか。

  • 住所
  • 性別
  • 年齢
  • 開業の有無

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解答 2

2. 性別

102 インフォームドコンセントで誤っているのはどれか。

  • 患者の権利の尊重である
  • マイナス要因は伝える必要はない
  • 予後についても説明する
  • 患者に理解できる言葉で行う

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解答 2

2. マイナス要因は伝える必要はない

103 柔道整復師免許で正しいのはどれか。2つ選べ。

  • 国家試験に合格すれば自動的に交付される
  • 外国籍の者にも与えられる
  • 厚生労働大臣が与える
  • 法人にも与えられる

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解答 2・3

2. 外国籍の者にも与えられる
3. 厚生労働大臣が与える

104 柔道整復師の資格はどれか。

  • 名称と業務の双方を独占
  • 名称独占
  • 業務独占
  • 名称と業務の双方を独占していない

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解答 3

3. 業務独占

105 柔道整復師がレントゲン写真を読影して診断を加えた。該当するのはどれか。

  • 柔道整復師法違反
  • 医師法違反
  • 診療放射線技師法違反
  • 医療法違反

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解答 2

2. 医師法違反

106 施術所の構造設備基準で専用でなければならないのはどれか。

  • 施術室
  • 待合室
  • 院長室
  • トイレ

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解答 1

1. 施術室

107 広告の制限を受ける者で正しいのはどれか。

  • 開設者のみが受ける
  • 開設者と院長のみが受ける
  • 開設者と院長と全従業員が受ける
  • 何人も受ける

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解答 4

4. 何人も受ける

108 保健指導を行うことを業とするのはどれか。2つ選べ。

  • 保健師
  • 助産師
  • 看護師
  • 准看護士

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解答 1・2

1. 保健師
2. 助産師

109 薬剤師が適法になしうる業務はどれか。

  • 投薬
  • 処方
  • 調剤
  • 注射

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解答 3

3. 調剤

110 医療安全支援センターで正しいのはどれか。2つ選べ。

  • 医療に関する苦情に対応
  • 予防を含む治療の実行
  • 医療の安全に関する研修を実施
  • 国・地方公共団体が設置

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解答 1・3

1. 医療に関する苦情に対応
3. 医療の安全に関する研修を実施

リハビリテーション

111 温熱療法において輻射によるものはどれか。

  • 超音波
  • パラフィン浴
  • 赤外線
  • 渦流浴

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解答 3

3. 赤外線

112 自立生活で誤っているのはどれか。

  • 自らの生活をコントロールする
  • 自分で納得できる選択に基づく
  • 自立の定義は万人に共通である
  • リハビリテーションに固有なものではない

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解答 3

3. 自立の定義は万人に共通である

113 機能・形態障害に対するアプローチで正しいのはどれか。

  • 代償的アプローチである
  • 適応的アプローチである
  • 治療的アプローチである
  • 改革的アプローチである

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解答 3

3. 治療的アプローチである

114 筋力増強訓練の注意点で誤っているのはどれか。

  • 心肺機能低下者への上肢等尺性運動に注意する
  • 筋ジストロフィー患者への過負荷運動は筋力低下を招く
  • 骨粗鬆症患者への過負荷運動は疲労骨折に注意する
  • 一過性の筋痛が出現した場合は直ちに運動を中止する

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解答 4

4. 一過性の筋痛が出現した場合は直ちに運動を中止する

115 四肢周径で正しい組合せはどれか。

  • 上腕周径 - 烏口突起より10㎝下方
  • 前腕周径 - 肘関節より10cm下方
  • 大腿周径 - 膝蓋骨上縁より10㎝上方
  • 下腿周径 - 脛骨粗面より10cm下方

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解答 3

3. 大腿周径 - 膝蓋骨上縁より10㎝上方

116 関節可動域測定法で誤っているのはどれか。

  • 原則として他動運動を用いる
  • 通常1°刻みで測定する
  • 手指の測定は背側に角度計をあてる
  • 測定値は基本肢位を0°として表示する

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解答 2

2. 通常1°刻みで測定する

117 日常生活動作の評価法はどれか。2つ選べ。

  • バーセル指数
  • ウェクスラー指数
  • ランスバリー評価法
  • FIM

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解答 1・4

1. バーセル指数
4. FIM

118 内部障害で誤っているのはどれか。

  • HIV感染による免疫機能障害
  • 肢体不自由
  • 呼吸障害
  • 心臓機能障害

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解答 2

2. 肢体不自由

119 マッサージが適応しない障害はどれか。

  • 深部静脈血栓
  • 関節水腫
  • 癒着組織
  • 麻痺筋

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解答 1

1. 深部静脈血栓

120 標準的短下肢装具(後方制動継手)の適応はどれか。

  • 脳卒中片麻痺
  • 脛骨神経麻痺
  • アキレス腱延長術術後
  • 下腿切断

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解答 1

1. 脳卒中片麻痺

121 脊髄損傷患者の痙縮治療で誤っているのはどれか。

  • 筋弛緩剤の投与
  • ストレッチ
  • 2時間おきの体位変換
  • 温熱療法

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解答 3

3. 2時間おきの体位変換

122 50歳男性。3か月前に脳卒中を発症し、現在右片麻痺が残存している。社会復帰に向けて日常生活動作等の訓練を行っている。上肢の運動では肩関節、肘関節、手関節の各々を随意的に動かすことはできず、肩を挙上しようとすると肘関節、手関節が一緒に屈曲してしまう。
この患者のブンルンストロームステージはどれか。

  • ステージ1
  • ステージ2
  • ステージ3
  • ステージ4

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解答 3

3. ステージ3

一般臨床

123 錐体路障害を示唆しないのはどれか。

  • バビンスキー反射出現
  • クローヌス出現
  • 腱反射亢進
  • 腹壁反射亢進

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解答 4

4. 腹壁反射亢進

124 パーキンソン病でみられるのはどれか。

  • 伸張反射消失
  • 無欲状顔貌
  • 鉛管現象
  • 片麻痺歩行

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解答 3

3. 鉛管現象

125 症候性やせの原因はどれか。

  • 食物摂取不足
  • 甲状腺機能低下症
  • 下垂体機能低下症
  • インスリノーマ

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解答 3

3. 下垂体機能低下症

126 末梢性麻痺を呈する疾患はどれか。2つ選べ。

  • 仮性球麻痺
  • 脳出血
  • ギラン・バレー症候群
  • 糖尿病

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解答 3・4

3. ギラン・バレー症候群
4. 糖尿病

127 有痛性の水疱疹がみられる疾患はどれか。

  • ベーチャット病
  • 帯状疱疹
  • 感染性心内膜炎
  • 再生不良性貧血

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解答 2

2. 帯状疱疹

128 翼状頚を認める疾患はどれか。

  • 甲状腺炎
  • ターナー症候群
  • 筋性斜頚
  • 肺結核

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解答 2

2. ターナー症候群

129 腹部打診で誤っているのはどれか。

  • 正常な胃では鼓音を生じる
  • 麻痺性イレウスでは鼓音が減弱する
  • 腹水では体位変換で異常音の範囲が変化する
  • 腹部腫瘤では濁音を生じる

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解答 2

2. 麻痺性イレウスでは鼓音が減弱する

130 体温について誤っているのはどれか。

  • 低体温 - バセドウ病
  • 微熱 - 貧血
  • 波状熱 - マラリア
  • 弛張熱 - 肝膿瘍

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解答 1

1. 低体温 - バセドウ病

131 急性胃炎で誤っているのはどれか。

  • 胃粘膜に限局した炎症である
  • 熱い食べ物の常食は発生誘因となる
  • 吐血を呈する事はない
  • 食事療法として絶食を行う

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解答 3

3. 吐血を呈する事はない

132 機能的イレウスで認めない症状はどれか。

  • 腸蠕動不隠
  • 腹部膨満
  • 腸雑音消失
  • 嘔吐

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解答 1

1. 腸蠕動不隠

133 大腸癌の好発部位はどれか。

  • 横行結腸
  • S状結腸
  • 上行結腸
  • 直腸

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解答 4

4. 直腸

134 肺気腫で認めないのはどれか。

  • 異常呼吸
  • 肺機能検査異常
  • 肺肝境界上昇
  • 胸郭異常

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解答 3

3. 肺肝境界上昇

135 心臓弁膜症の原因となるのはどれか。

  • リウマチ熱
  • 心タンポナーデ
  • 肺うっ血
  • 心房細動

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解答 1

1. リウマチ熱

136 バージャー病で誤っているのはどれか。

  • 喫煙が関係する
  • 高齢者に多く発症する
  • 下肢に好発する
  • 重症になると潰瘍を生じる

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解答 2

2. 高齢者に多く発症する

137 鉄欠乏性貧血の誘因で誤っているのはどれか。

  • 放射線
  • 子宮筋腫
  • 痔核
  • 胃切除

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解答 1

1. 放射線

138 再生不良性貧血で誤っているのはどれか。

  • 肺炎の合併
  • 出血傾向
  • ヘモグロビン濃度上昇
  • 骨髄低形成

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解答 3

3. ヘモグロビン濃度上昇

139 末端肥大症で誤っているのはどれか。

  • 鋤手
  • 下顎の突出
  • 内臓肥大
  • 低血圧

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解答 4

4. 低血圧

140 痛風で誤っているのはどれか。

  • プリン体代謝産物が原因となる
  • 喫煙は発症の危険を高める
  • 腎障害を合併する
  • 下肢の関節炎がみられる

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解答 2

2. 喫煙は発症の危険を高める

141 正しい組合せはどれか。2つ選べ。

  • 関節リウマチ - アフタ性潰瘍
  • 全身性エリテマトーデス - 口腔内乾燥
  • 皮膚筋炎 - 悪性腫瘍合併
  • 結節性多発動脈炎 - 壊死性血管炎

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解答 3・4

3. 皮膚筋炎 - 悪性腫瘍合併
4. 結節性多発動脈炎 - 壊死性血管炎

142 膀胱炎の症状で誤っているのはどれか。

  • 頻尿
  • 発熱
  • 下腹部痛
  • 血尿

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解答 2

2. 発熱

143 くも膜下出血の初発症状はどれか。

  • 突然の失語
  • 激烈な頭痛
  • めまい
  • 徐々に出現する片麻痺

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解答 2

2. 激烈な頭痛

144 重症筋無力症の症状で誤っているのはどれか。

  • まぶたが下がってくる
  • 食事の終わりにむせ易い
  • 痛みを感じにくくなる
  • 物が二重に見える

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解答 3

3. 痛みを感じにくくなる

145 50歳男性。肺結核と診断され治療中、全身倦怠感が著名となり、歯肉の色素沈着、体重減少がみられた。血液検査では血糖値、血中ナトリウム値が共に低下していた。考えられるのはどれか。

  • クッシング症候群
  • 褐色細胞腫
  • バセドウ病
  • 褐色細胞腫

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解答 2

2. 褐色細胞腫

146 30歳男性。突然、両下肢に脱力、しびれが出現した為、来院した。検査では血圧、脈拍異常がみられる。既往歴として2週間前に下痢を繰り返していたとのこと。この疾患で誤っているのはどれか。

  • 病的反射が出現する
  • 自己免疫が関与している
  • 呼吸筋麻痺に注意する
  • 免疫グロブリン療法を行う

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解答 1

1. 病的反射が出現する

外科学

147 急性炎症の四主徴でないのはどれか。

  • 疼痛
  • 熱感
  • 波動
  • 腫脹

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解答 3

3. 波動

148 非機械的損傷でないのはどれか。

  • 気圧
  • 紫外線
  • 放射線
  • 高温液体

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解答 1

1. 気圧

149 正しいのはどれか。

  • 二次治癒とは清潔な創をそのまま縫合することである
  • 創の洗浄は消毒用エタノールで行うのが良い
  • 擦過傷は乾燥させた方が治癒が早い
  • 創部は閉鎖後48時間立てば開放してもよい

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解答 4

4. 創部は閉鎖後48時間立てば開放してもよい

150 熱傷の重症度に関与しないのはどれか。

  • 合併症の有無
  • 損傷部位
  • 性別
  • 年齢

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解答 3

3. 性別

151 破傷風でみられないのはどれか。2つ選べ。

  • 閉口障害
  • 痙笑
  • 後弓反張
  • 意識障害

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解答 1・4

1. 閉口障害
4. 意識障害

152 リンパ行性転移はどれか。

  • ウィルヒョウ転移
  • 前立腺癌骨転移
  • 癌性腹膜炎
  • シュニッツラー転移

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解答 1

1. ウィルヒョウ転移

153 循環血液量異常ショックでみられないのはどれか。

  • 末梢血管抵抗増大
  • 心拍数減少
  • 中心静脈圧低下
  • カテコールアミン分泌増加

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解答 2

2. 心拍数減少

154 輸血の目的で誤っているのはどれか。

  • 電解質合成
  • 膠質浸透圧維持
  • 酸塩基平衡調整
  • 栄養成分補給

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解答 1

1. 電解質合成

155 伝達麻酔でないのはどれか。

  • 脊椎麻酔
  • 硬膜外麻酔
  • 浸潤麻酔
  • 神経ブロック

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解答 3

3. 浸潤麻酔

156 外出血の原因でないのはどれか。

  • 肺癌
  • 胃潰瘍
  • 肝損傷
  • 腎腫瘍

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解答 3

3. 肝損傷

157 頭部外傷の急性期にみられないのはどれか。

  • 嘔吐
  • 痙攣
  • 咳嗽
  • 意識障害

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解答 3

3. 咳嗽

158 45歳男性。交通事故により左の大腿骨骨幹部を骨折し整形外科に運ばれ入院する。翌日、呼吸困難になり、前胸部に点状出血が認められ、意識障害が発生した。考えられる損傷はどれか。

  • 血栓性静脈炎
  • 食道静脈瘤破裂
  • 脂肪塞栓症
  • 外傷性気胸

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解答 3

3. 脂肪塞栓症

整形外科学

159 女性に好発しないのはどれか。

  • フライバーグ病
  • ブラント病
  • キ―ンベック病
  • ティーツェ病

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解答 3

3. キ―ンベック病

160 MRIの特徴はどれか。

  • 2方向撮影を原則とする
  • 撮影時間が短い
  • X線被爆がない
  • 造影剤を使用して撮影することができる

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解答 3

3. X線被爆がない

161 骨端部に好発する疾患はどれか。

  • 急性化膿性骨髄炎
  • 骨肉腫
  • 軟骨無形成症
  • 骨巨細胞腫

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解答 4

4. 骨巨細胞腫

162悪性骨腫瘍はどれか。

  • 孤立性骨嚢腫
  • 骨髄腫
  • 骨巨細胞腫
  • 骨軟骨腫

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解答 2

2. 骨髄腫

163 疾患とその症状の組合せで誤っているのはどれか。

  • 痛風 ― 皮膚発赤
  • 血友病性関節症 ― 軟骨の破壊
  • 離断性骨軟骨炎 ― 嵌頓症状
  • 神経病性関節症 ― 激烈な疼痛

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解答 4

4. 神経病性関節症 ― 激烈な疼痛

164 離断性骨軟骨炎の好発部位はどれか。

  • 大腿骨頭部
  • 大腿骨内顆部
  • 上腕骨頭部
  • 橈骨頭部

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解答 2

2. 大腿骨内顆部

165 進行性筋ジストロフィーで誤っているのはどれか。

  • 非遺伝性疾患である
  • 3歳くらいで発症する
  • 骨盤の筋力低下がみられる
  • 血清クレアチンホスホキナーゼが増加する

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解答 1

1. 非遺伝性疾患である

166 スポーツ障害と原因の組合せで誤っているのはどれか。

  • 腱板断裂 ― 腱板の変性
  • 腸脛靱帯炎 ― X脚
  • シンスプリント ―  硬い地面でのランニング
  • 足根管症候群 ― ガングリオン

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解答 2

2. 腸脛靱帯炎 ― X脚

167 筋萎縮性側索硬化症で誤っているのはどれか。

  • 呼吸障害がみられる
  • 膀胱直腸障害はない
  • 高齢者に多くみられる
  • 側索の変性がおこる

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解答 3

3. 高齢者に多くみられる

168 先天性筋性斜頸について誤っているのはどれか。

  • 多くは自然治癒する
  • 反対側への回旋制限がみられる
  • 骨盤位分娩に多い
  • 胸鎖乳突筋が短縮するために生じる

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解答 2

2. 反対側への回旋制限がみられる

169 先天性股関節脱臼でみられないのはどれか。

  • 股関節開排制限
  • オルトラニクリックサイン
  • ガワ―ズ徴候
  • バローサイン

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解答 3

3. ガワ―ズ徴候

170 17歳男性。バスケットボールのシュートをした時にジャンプして着地した際に左膝を負傷。受傷時、左膝に断裂音を触知、膝外跳動検査が陽性、膝関節前方動揺性もみられる。考えられる損傷はどれか。

  • 脛骨粗面骨折
  • 顆間隆起骨折
  • 離断性骨軟骨炎
  • 前十字靱帯損傷

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解答 4

4. 前十字靱帯損傷

柔道整復学

171 完全骨折はどれか。

  • 腸骨亀裂骨折
  • 橈骨遠位端部竹節状骨折
  • 頭蓋骨陥没骨折
  • 鎖骨若木骨折

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解答 3

3. 頭蓋骨陥没骨折

172 関節包の損傷がみられる脱臼はどれか。

  • 顎関節前方脱臼
  • 麻痺性脱臼
  • 拡張性脱臼
  • 肩関節前方脱臼

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解答 4

4. 肩関節前方脱臼

173 過剰仮骨の発生原因でないのはどれか。

  • 血腫の流出
  • 骨膜の広範な剥離
  • 早期かつ過剰な後療法
  • 粉砕骨折

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解答 1

1. 血腫の流出

174 ソルターハリスの分類で関節内骨折となるのはどれか。

  • Ⅰ型
  • Ⅱ型
  • Ⅳ型
  • Ⅴ型

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解答 3

3. Ⅳ型

175 骨折の骨癒合で不利なのはどれか。

  • 骨折部の血腫が消失している場合
  • 骨折部にかかる力が全て圧迫力になっている場合
  • 海綿骨の骨折の場合
  • 噛合骨折の場合

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解答 1

1. 骨折部の血腫が消失している場合

176 骨折の固有症状はどれか。

  • 直達性局所痛
  • 軸圧痛
  • 弾発性固定
  • 外見上の変形

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解答 4

4. 外見上の変形

177 高齢者に好発する骨折でないのはどれか。

  • 大腿骨頚部骨折
  • 腰椎椎体圧迫骨折
  • 上腕骨顆上骨折
  • 上腕骨外科頚骨折

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解答 3

3. 上腕骨顆上骨折

178 コーレス骨折について誤っているのはどれか。

  • 手関節1~3cm上の部分で骨折
  • 遠位骨片は回内転位する
  • 介達外力により好発
  • 腫脹は著名にみられる

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解答 2

2. 遠位骨片は回内転位する

179 大腿骨頚部骨折で誤っているのはどれか。

  • 転倒し大転子部を打った場合に発生することが多い
  • 棘果長は健側に比べて短縮する
  • 下肢は屈曲・内転・内旋位となる
  • スカルパ三角部に圧痛を認める

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解答 3

3. 下肢は屈曲・内転・内旋位となる

180 中足骨骨折で正しいのはどれか。

  • 下駄骨折は短腓骨筋の急激な収縮で発生する
  • ジョーンズ骨折は第1中足骨に好発する
  • 行軍骨折は直達外力により発生する
  • 骨幹部骨折は介達外力で発生することが多い

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解答 1

1. 下駄骨折は短腓骨筋の急激な収縮で発生する

181 顎関節脱臼で誤っているのはどれか。

  • 片側脱臼では頤部は患側に偏位する
  • 前方脱臼が好発する
  • 外側翼突筋が弾発性固定に関与する
  • 閉口不能となる

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解答 1

1. 片側脱臼では頤部は患側に偏位する

182 肩関節下方脱臼はどれか。

  • 烏口下脱臼
  • 腋窩脱臼
  • 肩峰下脱臼
  • 烏口突起上脱臼

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解答 2

2. 腋窩脱臼

183 前腕両骨後方脱臼で正しいのはどれか。

  • 肘関節が過屈曲強制され発生する
  • 前腕は延長して見える
  • 関節包の後面が断裂する
  • 肘関節は軽度屈曲位に弾発性固定される

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解答 4

4. 肘関節は軽度屈曲位に弾発性固定される

184 上腕二頭筋長頭腱損傷の検査法はどれか。

  • ドロップアームサイン
  • クレピタス
  • ヤーガソンテスト
  • アレンテスト

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解答 3

3. ヤーガソンテスト

185 疲労性骨折について誤っているのはどれか。

  • 一方向に衝撃性外力が繰り返し作用し集積され発生する
  • 肋骨に発生する
  • 筋の骨に対する反復作用で発生する
  • 骨膜反応はみられない

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解答 4

4. 骨膜反応はみられない

186 偽関節の発生原因とならないものはどれか。

  • 栄養障害
  • 粉砕骨折による骨の欠損
  • 大血腫の存在
  • 牽引療法での過度の牽引力

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解答 3

3. 大血腫の存在

187 骨折の整復法について誤っているのはどれか。

  • 屈曲整復法は一般に短縮転位の整復困難な横骨折に適応される
  • 全ての骨折が解剖学的整復を要するわけではない
  • 粉砕骨折は徒手整復が不可能である
  • 原則として遠位骨片の位置に応じて近位骨片を合わせる

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解答 4

4. 原則として遠位骨片の位置に応じて近位骨片を合わせる

188 横骨折になりやすいのはどれか。

  • 腕相撲による上腕骨骨幹部骨折
  • 重量物の落下による中足骨骨幹部骨折
  • スキー中の転倒による脛腓両骨骨折
  • 投球動作による上腕骨骨幹部骨折

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解答 2

2. 重量物の落下による中足骨骨幹部骨折

189 脱臼と確定診断することができる所見はどれか。

  • 関節包の断裂
  • 異常可動性
  • 著名な関節血腫
  • 関節軸の変化

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解答 4

4. 関節軸の変化

190 脱臼の整復障害とならないのはどれか。2つ選べ。

  • 種子骨の嵌入
  • 腱による整復路の閉鎖
  • ボタン穴変形
  • 補強靭帯の弛緩

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解答 3・4

3. ボタン穴変形
4. 補強靭帯の弛緩

191 肋骨骨折について正しいのはどれか。

  • 血胸の合併がみられる場合でも呼吸困難や発熱は出現しない
  • 左季肋部損傷の場合は肝損傷の合併がみられることがある
  • ゴルフスイングによる疲労骨折は利き手側の胸骨角付近に発生しやすい
  • 絆創膏固定では完全呼気状態時に正中線を越えて貼付する

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解答 4

4. 絆創膏固定では完全呼気状態時に正中線を越えて貼付する

192 鎖骨骨折について誤っているのはどれか。

  • 胸鎖乳突筋は遠位骨片の転位に関与する
  • 過剰仮骨形成により神経障害を併発することがある
  • 直達外力による骨折は外端部に発生することが多い
  • デゾー包帯固定法では包帯を4帯使用する

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解答 1

1. 胸鎖乳突筋は遠位骨片の転位に関与する

193 上腕骨外科頚内転型骨折について正しいのはどれか。

  • 上腕軸は外転する
  • 遠位骨折端は前外上方へ転位する
  • 骨折部は前内方凸変形を呈する
  • 肩峰と大結節との間隔は広くなる

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解答 2

2. 遠位骨折端は前外上方へ転位する

194 腕骨骨幹部骨折について正しいのはどれか。

  • 皮下出血斑は時間の経過とともに前胸部にまで及ぶ
  • 三角筋付着部より近位での骨折の近位骨片の転位に広背筋が関与する
  • 三角筋付着部より遠位での骨折では前内方凸変形を呈する
  • 腫脹はあまりみられない

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解答 2

2. 三角筋付着部より近位での骨折の近位骨片の転位に広背筋が関与する

195 上腕骨顆上骨折について正しいのはどれか。

  • ヒューター三角が乱れる
  • 屈曲障害出現の有無に遠位骨片の傾斜角(TA)は関与しない
  • ファットパッドサインが出現する
  • 伸展型骨折では肘関節30~45°、前腕回外位で固定する

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解答 3

3. ファットパッドサインが出現する

196 手を衝いて転倒した際に発生する外傷でないのはどれか。

  • コーレス骨折
  • 肩関節前方脱臼
  • 上腕骨顆上屈曲型骨折
  • 背側バートン骨折

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解答 3

3. 上腕骨顆上屈曲型骨折

197 骨折と固定法の組合せで誤っているのはどれか。2つ選べ。

  • コーレス骨折 - 肘関節直角位、前腕回内位、手関節軽度屈曲位、軽度尺屈位
  • スミス骨折 - 肘関節直角位、前腕回外位、手関節軽度伸展位、軽度橈屈位
  • 掌側バートン骨折 - 肘関節直角位、前腕回内位、手関節軽度屈曲位
  • 背側バートン骨折 - 肘関節直角位、前腕回外位、手関節軽度伸展位

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解答 2・3

2. スミス骨折 - 肘関節直角位、前腕回外位、手関節軽度伸展位、軽度橈屈位
3. 掌側バートン骨折 - 肘関節直角位、前腕回内位、手関節軽度屈曲位

198 舟状骨骨折について誤っているのはどれか。

  • ベネット骨折を合併することがある
  • 手関節の橈屈、尺屈に際して常に骨折部に剪断力が働く
  • 第2中手骨の骨軸に沿っての軸圧痛がある
  • 近位1/3部骨折の遠位骨片に阻血性壊死が起こりやすい

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解答 4

4. 近位1/3部骨折の遠位骨片に阻血性壊死が起こりやすい

199 正しいのはどれか。

  • 中手骨頚部骨折の整復時には患指の中手指節関節を直角に屈曲する
  • 中手骨骨頭部骨折は骨折線の長い螺旋状骨折になる事が多い
  • 第2中手骨は深横中手靭帯に両側より支持される
  • 末節骨骨折は第1指に最も好発する

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解答 1

1. 中手骨頚部骨折の整復時には患指の中手指節関節を直角に屈曲する

200 マレットフィンガーについて正しいのはどれか。

  • Overuse症候群である
  • Ⅰ型では関節骨折が確認できる
  • DIP関節屈曲位で固定する
  • Ⅰ型の固定期間が最も長い

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解答 4

4. Ⅰ型の固定期間が最も長い

201 大腿骨顆部骨折について誤っているのはどれか。

  • 外顆骨折の骨折線は顆間窩より斜上方に向かい外上顆の近位方向に走る
  • 可動域制限や膝動揺性等の関節機能障害を残しやすい
  • 内顆骨折では外反膝を呈する
  • 関節内骨折である

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解答 3

3. 内顆骨折では外反膝を呈する

202 大腿骨骨幹部骨折について誤っているのはどれか。

  • 大腿骨上1/3部骨折の近位骨片は内転筋群によって内転転位する
  • 大腿骨中1/3部骨折の遠位骨片は後上方に短縮転位する
  • 全身状態について注意を要する
  • 将来の過成長を考えれば1cm程度の短縮転位を残したまま固定するべきである

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解答 1

1. 大腿骨上1/3部骨折の近位骨片は内転筋群によって内転転位する

203 誤っているのはどれか。

  • 脛骨顆間隆起骨折は10歳前後の小児に好発する
  • ワトソン・ジョーンズの分類は脛骨粗面骨折の分類である
  • 脛骨外顆骨折では骨片は後上方に転位する
  • 脛骨内顆骨折では内反膝変形を呈する

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解答 3

3. 脛骨外顆骨折では骨片は後上方に転位する

204 下腿骨骨幹部骨折について誤っているのはどれか。

  • 中・下1/3境界部骨折の遠位骨片は前内方へ転位する
  • 開放性骨折では難治性瘻孔を残すことがある
  • 直達外力による骨折では凹側に楔状骨片を作ることがある
  • 牽引療法時にブラウン架台を使用する

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解答 1

1. 中・下1/3境界部骨折の遠位骨片は前内方へ転位する

205 多発骨折はどれか。

  • ベネット骨折
  • ショウファー骨折
  • デュプイトラン骨折
  • デュベルニー骨折

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解答 3

3. デュプイトラン骨折

206 肩関節脱臼の整復法であるコッヘル法の手順で正しいのはどれか。

  • 末梢牽引→肩関節内転→肩関節外旋→前方挙上→内旋
  • 末梢牽引→肩関節外転→肩関節内転→前方挙上→内旋
  • 末梢牽引→肩関節内旋→肩関節外転→前方挙上→内転
  • 末梢牽引→肩関節内旋→肩関節外旋→前方挙上→内転

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解答 1

1. 末梢牽引→肩関節内転→肩関節外旋→前方挙上→内旋

207 肩関節脱臼の整復法について正しい組み合わせはどれか。

  • アビセンナ法 - 回転法
  • ミルヒ法 - 拳上法
  • ホフマイスター法 - 衝撃法
  • ドナヒュー法 - 踵骨法

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解答 2

2. ミルヒ法 - 拳上法

208 月状骨脱臼を合併する危険性が高い外傷はどれか。2つ選べ。

  • 舟状骨骨折
  • 橈骨遠位端部伸展型骨折
  • ベネット骨折
  • 中手骨頚部骨折

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解答 1・2

1. 舟状骨骨折
2. 橈骨遠位端部伸展型骨折

209 外傷によって栄養血管が断たれ阻血性壊死に陥る危険性が最も高いのはどれか。

  • 股関節後方脱臼
  • 踵骨骨折
  • 舟状骨結節部骨折
  • 肩関節上方脱臼

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解答 1

1. 股関節後方脱臼

210 股関節脱臼について誤っているのはどれか。

  • 整復にコッヘル法が使用される
  • 暴力的に繰り返す整復操作は阻血性大腿骨頭壊死の要因となる
  • 脱臼時に大腿骨頭靭帯が断裂することは極めて稀である
  • 恥骨上脱臼は股関節過伸展時に股関節が外転・外旋を強制され発生する

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解答 3

3. 脱臼時に大腿骨頭靭帯が断裂することは極めて稀である

211 膝関節脱臼について誤っているのはどれか。

  • 介達外力による後方脱臼の場合、膝関節屈曲位で受傷することが多い
  • 前方脱臼は完全脱臼となることが多い
  • 前方脱臼では膝関節伸展位で短縮する
  • 後方脱臼では膝関節は過屈曲位をとる

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解答 4

4. 後方脱臼では膝関節は過屈曲位をとる

212 投球動作が発生機序とならないのはどれか。

  • 肩峰下インピンジメント症候群
  • SLAP損傷
  • ベネット損傷
  • 動揺性肩関節

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解答 4

4. 動揺性肩関節

213 医原性に生じるものが多いのはどれか。

  • オスグッド・シュラッター病
  • シンスプリント
  • 大腿四頭筋拘縮症
  • 股関節外転位拘縮

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解答 3

3. 大腿四頭筋拘縮症

214 前十字靭帯損傷の検査法で受傷直後の疼痛が強いときに用いられるのはどれか。

  • N-テスト
  • ラックマンテスト
  • 前方引き出しテスト
  • Sagging sign

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解答 2

2. ラックマンテスト

215 足関節内返し捻挫の後療法において筋力強化が有用である筋はどれか。

  • 短腓骨筋
  • 後脛骨筋
  • 長母趾伸筋
  • 長指屈筋

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解答 1

1. 短腓骨筋

216 10歳前後の男子に好発する疾患はどれか。

  • フライバーグ病
  • マーデルング変形
  • へバーデン結節
  • セーバー病

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解答 4

4. セーバー病

217 距骨に発生するのはどれか。

  • 第1ケーラー病
  • 有痛性三角骨障害
  • 有痛性外脛骨
  • セーバー病

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解答 2

2. 有痛性三角骨障害

218 30歳男性。ビルの2階の店で食事中に火災に遭遇し窓から飛び降りて避難する。足から着地する事ができたが落下時の衝撃と右踵骨部に著名な疼痛と腫脹があり歩行不能であった。すぐに救急車で病院に搬送され診察をうけた結果、単純X線撮影で椎体の楔状変形とベーラー角の減少が確認できた。

  • 治療にベーラー整復法を用いる
  • 阻血性壊死に陥りやすいので注意が必要である
  • 多発骨折である
  • 体幹の前屈運動制限を認める

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解答 2

2. 阻血性壊死に陥りやすいので注意が必要である

219 60歳男性。植木職人。煙草とお酒が大好きで毎日大量に摂取する生活を続けている。糖尿病と高脂血症の既往がある。ある日仕事中に違和感を感じ両手の手掌部にかたいしこりがあるのに気が付く。あまり気にせずに放置していたところ両側の第4指のMP関節が屈曲していき、更に放置していた結果PIP関節も屈曲してしまい第4指の完全伸展が制限されてしまった。DIP関節には屈曲はみられなかった。最も考えられるのはどれか。

  • ばね指
  • スワンネック変形
  • へバーデン結節
  • デュプイトラン拘縮

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解答 4

4. デュプイトラン拘縮

220 40歳男性。ドライブ中に交通事故に遭遇し救急車で病院に搬送される。単純X線撮影を行った結果、骨盤骨が形成する輪の連続性が骨折によって離断されているのが確認できた。視診では下肢の短縮がみられたが棘果長を計測したところ健側との差はみられなかった。自力での起立や歩行は不可能である。誤っているのはどれか。

  • 出血性ショックに注意が必要である
  • 膀胱・尿道損傷の合併に注意が必要である
  • 他動的には股関節以下の下肢の運動が可能である
  • 前胸部に点状出血斑が出現した場合は最低1週間は安静臥床させ様子をみる

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解答 4

4. 前胸部に点状出血斑が出現した場合は最低1週間は安静臥床させ様子をみる

221 7歳女児。公園で一輪車で遊んでいる最中にバランスを崩し転倒した際に地面に右手掌を衝いて負傷し来院。母親と来院した際には泣きながら右上肢をおさえて著名な疼痛を訴えており右上肢を動かしたがらなかった。診察をした結果、右の手関節部に腫脹と圧痛が確認できた。最も考えられるのはどれか。

  • 舟状骨骨折
  • 月状骨脱臼
  • 鎖骨若木骨折
  • 橈骨遠位骨端線離開

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解答 4

4. 橈骨遠位骨端線離開

222 45歳男性。特に思い当たる原因はないが両側の股関節部痛と大腿部痛を訴えて来院する。お酒が好きで毎日かなりの量のアルコールを摂取している。また別の疾患で長期にわたってステロイドの投与を行っているとの事。最も考えられる疾患はどれか。

  • 大腿骨頭すべり症
  • 単純性股関節炎
  • グロインペイン症候群
  • 特発性大腿骨頭壊死症

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解答 4

4. 特発性大腿骨頭壊死症

223 59歳女性。医者に肥満を指摘され体重を減らすように指導され続けている。特に思い当たる負傷原因はないが膝関節の痛みを訴えて来院。階段昇降時、特に降りる時の痛みが強く、膝関節内側の疼痛がみられる。両膝とも内反変形を呈し、正座やしゃがむ動作が辛そうである。この患者について正しいのはどれか。

  • 治療で大腿四頭筋の筋力増強訓練を行う
  • 滑膜ヒダが膝の屈伸に際して内側膝蓋大腿関節内にはさまれ疼痛が出現する
  • ベーカー嚢腫が疼痛の原因である
  • 全身症状に注意が必要である

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解答 1

1. 治療で大腿四頭筋の筋力増強訓練を行う

224 25歳男性。キックボクサー。スパーリングの最中に相手選手のミドルキックを左体幹部にもらい負傷。疼痛が著名だった為にそのまま病院へ行き診察を受けた結果、骨折が確認できたが血胸や気胸の合併はみられなかった。また限局性圧痛があり、深呼吸や咳で疼痛が著名に出現した。正しいのはどれか。

  • 緊急入院し3週間の安静臥床が必要である
  • 骨折部は胸郭内方凸転位となる
  • 絆創膏固定を行う場合はしっかりと胸部全周に貼付する
  • 肝損傷の合併に注意が必要である

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解答 2

2. 骨折部は胸郭内方凸転位となる

225 20歳男性。大学ラクビー選手。試合中に相手選手からのタックルで右膝を負傷。その際に断裂音を自覚し、右膝の疼痛と不安定感を訴え競技続行不可能となる。病院へ行き診察を受けた結果、骨折はなかったが靭帯の断裂が認められDrawer Signで前方引き出し陽性となり、後方落ち込み徴候は陰性であった。この患者について誤っているのはどれか。

  • 受傷後数時間後から関節血腫による膝の腫脹が出現する可能性がある
  • 靭帯の単独損傷である可能性が高い
  • 保存療法では断裂した靭帯の癒合は望めない
  • 腫脹の増大とともに膝関節の屈曲動作が制限されることがある

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解答 2

2. 靭帯の単独損傷である可能性が高い

226 6歳男児。ジャングルジムより落下した際に右肘関節伸展位で手掌部を地面に強くついた。右肘関節の運動は不能であり、また著名な疼痛と肘関節全周に著名な腫脹が出現し来院した。肘頭・内側上顆・外側上顆の位置関係は正常であるが、右上肢長に短縮がみられ肘関節の厚さと幅が増大している。この骨折の後遺症で起こりにくいのはどれか。

  • 阻血性拘縮
  • 偽関節
  • 骨化性筋炎
  • 肘関節屈曲障害

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解答 2

2. 偽関節

プロフィール

西村 雅道

医学博士 柔道整復師 鍼灸師
一社)国際整体協会 和整體学院 インストラクター
和整體学院臨床センター センター長

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