HOME 国家試験対策 実力問題 柔道整復師国家試験対策【第62回:実力問題その15(解剖・運動・整形・リハ)】

柔道整復師国家試験対策【第62回:実力問題その15(解剖・運動・整形・リハ)】

国家試験対策 実力問題

解剖

1 骨で神経が豊富に分布するのはどこか。

  • 赤色骨髄
  • 緻密質
  • 骨膜
  • 骨端軟骨

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解答 3

3. 骨膜

2 肘関節にないのはどれか。

  • 球関節
  • 蝶番関節
  • 車軸関節
  • 楕円関節

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解答 4

4. 楕円関節

3 膝関節の半月に付着している靭帯はどれか。

  • 外側側副靭帯
  • 内側側副靭帯
  • 膝蓋靭帯
  • 腸脛靭帯

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解答 2

2. 内側側副靭帯

4 胸骨角の位置について誤っているのはどれか。

  • 第2肋骨の高さ
  • 胸骨体と剣状突起との結合の高さ
  • 気管分岐部の高さ
  • 大動脈弓の起始部の高さ

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解答 2

2. 胸骨体と剣状突起との結合の高さ

5 正しい組合せはどれか。

  • 歯肉――重層扁平上皮
  • 肺胞――単層立方上皮
  • 食道――単層円柱上皮
  • 膀胱――多列線毛上皮

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解答 1

1. 歯肉――重層扁平上皮

6 硝子軟骨でないのはどれか。

  • 肋軟骨
  • 気管軟骨
  • 関節軟骨
  • 喉頭蓋軟骨

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解答 4

4. 喉頭蓋軟骨

7 白血球中でもっとも構成比の大きいものはどれか。

  • 好中球
  • 好酸球
  • 好塩基球
  • 単球

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解答 1

1. 好中球

8 外胚葉由来のものはどれか。

  • 神経細胞
  • 心筋細胞
  • 肝細胞
  • 膵内分泌腺細胞

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解答 1

1. 神経細胞

9 尺骨に存在するのはどれか。

  • 肘頭窩
  • 橈骨神経溝
  • 尺骨切痕
  • 滑車切痕

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解答 4

4. 滑車切痕

10 乳突蜂巣が存在するのはどれか。

  • 側頭骨
  • 上顎骨
  • 篩骨
  • 蝶形骨

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解答 1

1. 側頭骨

11 眼窩と鼻腔の両方の構成に関与するのはどれか。2つ選べ。

  • 鼻骨
  • 口蓋骨
  • 頬骨
  • 上顎骨

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解答 2・4

2. 口蓋骨
4. 上顎骨

12 閉鎖孔を取り囲む骨はどれか。

  • 坐骨と恥骨のみ
  • 坐骨と腸骨のみ
  • 腸骨と恥骨のみ
  • 腸骨と恥骨と坐骨

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解答 1

1. 坐骨と恥骨のみ

13 腱が関節包内を通過するのはどれか。

  • 三角筋
  • 烏口腕筋
  • 上腕二頭筋
  • 上腕三頭筋

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解答 3

3. 上腕二頭筋

14 大腿骨に停止をもつ筋はどれか。

  • 縫工筋
  • 大内転筋
  • 半腱様筋
  • 薄筋

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解答 2

2. 大内転筋

15 拮抗筋の組み合わせで正しいのはどれか。

  • 上腕筋――――上腕二頭筋
  • 大殿筋――――腸腰筋
  • 大腿二頭筋――半腱様筋
  • 下腿三頭筋――後脛骨筋

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解答 2

2. 大殿筋――――腸腰筋

16 腹大動脈の壁側枝はどれか。2つ選べ。

  • 下横隔動脈
  • 腰動脈
  • 腹腔動脈
  • 上腸間膜動脈

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解答 1・2

1.下横隔動脈
2. 腰動脈

17 リンパ液が流れないのはどれか。

  • 胸管
  • 乳ビ槽
  • 奇静脈
  • 左静脈角

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解答 3

3. 奇静脈

18 正しい組合せはどれか。

  • 舌咽神経――舌根部味覚
  • 顔面神経――舌体部痛覚
  • 舌下神経――舌根部触覚
  • 舌神経―――外舌筋

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解答 1

1. 舌咽神経――舌根部味覚

19 食物塊が通過する際に拡張しにくい部位はどれか。2つ選べ。

  • 食道起始部
  • 心臓圧迫部
  • 横隔膜貫通部
  • 胃噴門部

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解答 1・3

1. 食道起始部
3. 横隔膜貫通部

20 小腸の吸収面積増幅に関与するのはどれか。

  • 半月ヒダ
  • パイエル板
  • リーベルキューン陰窩
  • 絨毛

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解答 4

4. 絨毛

21 括約筋が存在する部位はどれか。

  • 噴門部
  • 幽門部
  • 十二指腸空腸曲
  • 回盲部

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解答 2

2. 幽門部

22 最も大きい副鼻腔はどれか。

  • 前頭洞
  • 蝶形骨洞
  • 上顎洞
  • 篩骨洞

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解答 3

3. 上顎洞

23 嚥下の際、後ろに倒れる軟骨はどれか。

  • 甲状軟骨
  • 喉頭蓋軟骨
  • 披裂軟骨
  • 輪状軟骨

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解答 2

2. 喉頭蓋軟骨

24 正しいのはどれか。

  • ネフロンとは腎小体とも呼ばれる
  • 腎門部において尿管は腎動脈より前方にある
  • 左腎は右腎より低位に位置する
  • 尿管は精巣動脈の後方を下行する

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解答 4

4. 尿管は精巣動脈の後方を下行する

25 尿管の生理的狭窄部でないのはどれか。

  • 前立腺を貫く部
  • 膀胱を貫く部
  • 腹部から骨盤への移行部
  • 腎臓から尿管への移行部

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解答 1

1. 前立腺を貫く部

26 正しいのはどれか。

  • 精巣下降は胎児初期に起こる
  • 精巣は精嚢内に存在する
  • 精子は精巣網で産生される
  • ライディッヒ細胞はテストステロンを分泌する

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解答 4

4. ライディッヒ細胞はテストステロンを分泌する

27 性ホルモンを分泌するのはどれか。

  • 前立腺
  • 精細管
  • 卵胞
  • 精嚢

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解答 3

3. 卵胞

28 下垂体前葉ホルモンが直接作用するのはどれか。

  • 副腎髄質
  • 甲状腺
  • 上皮小体
  • 膵臓

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解答 2

2. 甲状腺

29 左右の大脳半球を結ぶ線維からなるのはどれか。

  • 脳梁
  • 脳弓
  • 内包
  • 大脳脚

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解答 1

1. 脳梁

30 正しい組合せはどれか。

  • 視神経―――毛様体筋
  • 三叉神経――咀嚼筋
  • 外転神経――鼓膜張筋
  • 動眼神経――上斜筋

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解答 2

2. 三叉神経――咀嚼筋

31 次の組み合わせで正しいのはどれか。

  • 頚神経叢―――横隔神経
  • 腕神経叢―――鎖骨上神経
  • 腰神経叢―――坐骨神経
  • 仙骨神経叢――閉鎖神経

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解答 1

1. 頚神経叢―――横隔神経

32 誤っているのはどれか。

  • 表皮は重層扁平上皮からなる
  • マイスネル小体は真皮にある
  • 爪は真皮の変形したものである
  • 腋窩の皮膚にはアポクリン腺がある

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解答 3

3. 爪は真皮の変形したものである

33 正しいのはどれか。

  • 半規管は前庭と蝸牛との間にある
  • コルチ器は外リンパの中にある
  • 外リンパは骨迷路と膜迷路の間を満たす
  • 内リンパと外リンパは蝸牛頂で交通している

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解答 3

3. 外リンパは骨迷路と膜迷路の間を満たす

34 顔面動脈の拍動を触知できるのはどれか。

  • 下顎体部
  • オトガイ部
  • 側頭部
  • 眼窩上部

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解答 1

1. 下顎体部

運動

35 肩甲骨において関節窩が上方を向く運動はどれか。

  • 挙上
  • 外転
  • 上方回旋
  • 下方回旋

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解答 3

3. 上方回旋

36 スカラー量はどれか。

  • 力積
  • 質量
  • 運動量
  • 速度

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解答 2

2. 質量

37 人体のてこで誤っているのはどれか。

  • 第1のてこは安定性のてこである
  • 第1のてこは人体の効用例が多い
  • 第2のてこは小さな力で大きな荷重に対抗できる
  • 第3のてこは支点と荷重点の間に力点がある

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解答 2

2. 第1のてこは人体の効用例が多い

38 速筋(FG)線維の特徴はどれか。

  • 解糖によりATP供給される
  • 筋は赤色である
  • グリコーゲン含有量は少ない
  • 単収縮の収縮速度が遅い

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解答 1

1. 解糖によりATP供給される

39 拮抗筋の説明はどれか。

  • 起始が停止に近づく運動をする筋
  • 動筋と同じ運動をする筋
  • 動筋と反対の運動をする筋
  • 動筋と反対側に存在する筋

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解答 3

3. 動筋と反対の運動をする筋

40 肩甲骨の外転に作用する筋はどれか。

  • 菱形筋
  • 前鋸筋
  • 大円筋
  • 僧帽筋

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解答 2

2. 前鋸筋

41 膝関節について誤っているのはどれか。

  • 完全伸展位から屈曲初期にころがり運動がみられる
  • 屈曲位から完全伸展する際に大腿の回旋が起こる
  • 前十字靱帯は伸展位で緊張する
  • 内側半月はC字状の形状を呈する

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解答 2

2. 屈曲位から完全伸展する際に大腿の回旋が起こる

42 足関節内返しに作用する筋はどれか。2つ選べ。

  • 前脛骨筋
  • 長腓骨筋
  • 第三腓骨筋
  • 後脛骨筋

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解答 1・4

1. 前脛骨筋
4. 後脛骨筋

43 重心点について誤っているのはどれか。

  • 成人では第2仙椎の前方に存在する
  • 女性より男性のほうが低い
  • 成人より小児の方が高い
  • たえず動揺している

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解答 2

2. 女性より男性のほうが低い

44 歩行周期において右踵接地期の下肢の肢位で誤っているのはどれか。

  • 右股関節の屈曲
  • 右膝関節の伸展
  • 右足関節の底屈
  • 左股関節の伸展

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解答 3

3. 右足関節の底屈

45 乳児期早期に出現し生後1年未満で消失する反射はどれか。

  • アキレス腱反射
  • バランス反応
  • パラシュート反応
  • モロー反射

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解答 4

4. モロー反射

リハビリテーション

46 日常生活動作に含まれないのはどれか。

  • スプーンの使用
  • 整髪
  • トイレ動作
  • 清掃

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解答 4

4. 清掃

47 総合的リハビリテーションについて正しいのはどれか。

  • 大部分身体機能回復に対して行われる
  • 生活の質の向上を目指す
  • 若年者に限定したプログラムである
  • 重度障害者を中心にプログラムされている

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解答 2

2. 生活の質の向上を目指す

48 能力低下のアプローチはどれか。

  • 関節固定術
  • 排尿訓練
  • 車いすの使用
  • 手すりの設置

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解答 3

3. 車いすの使用

49 筋萎縮について正しいのはどれか。

  • 神経原性筋萎縮は、萎縮の速度が比較的緩慢である
  • 進行性筋ジストロフィーでは筋原性筋萎縮がみられる
  • 廃用性筋萎縮は最大筋力の10%の運動で防ぐことができる
  • 筋持久力を増強するには最大筋力の30%以上の運動が必要である

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解答 2

2. 進行性筋ジストロフィーでは筋原性筋萎縮がみられる

50 関節可動域評価で正しいのはどれか。

  • 肩関節の屈曲は前腕回外位で行う
  • 肩関節の外旋は肘関節伸展位で行う
  • 肘関節の屈曲は前腕中間位で行う
  • 前腕の回内は肘関節直角位で行う

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解答 4

4. 前腕の回内は肘関節直角位で行う

51 小脳性運動失調の症状で誤っているのはどれか。

  • 筋トーヌスの低下
  • ロンベルグテスト陽性
  • 反復変換運動障害
  • 断綴性言語の出現

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解答 2

2. ロンベルグテスト陽性

52 光線療法はどれか。2つ選べ。

  • 赤外線
  • 超短波
  • 紫外線
  • レーザー

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解答 3・4

3. 紫外線
4. レーザー

53 自助具はどれか。

  • カナディアンクラッチ
  • リーチャー
  • リフター
  • ストレッチャー

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解答 2

2. リーチャー

54 最も重度な言語障害はどれか。

  • ブローカ失語
  • 伝導失語
  • 健忘失語
  • ウェルニッケ失語

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解答 4

4. ウェルニッケ失語

55 プッシュアップが可能となる損傷レベルはどれか。

  • C4損傷
  • C5損傷
  • C6損傷
  • C7損傷

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解答 4

4. C7損傷

56 脳性麻痺で最も多いのはどれか。

  • 痙直型
  • アテトーゼ型
  • 失調型
  • 強剛型

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解答 1

1. 痙直型

57 42歳男性。心原性脳梗塞にて脳卒中の診断を受ける。意識障害の回復後の食事時、左側のおかずをたびたび残す傾向がみられた。さらに紙に書いた線の中点を見つけられないという検査結果も陽性であった。考えられるのはどれか。

  • 左右失認
  • 視空間失認
  • 病態失認
  • 身体失認

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解答 2

2. 視空間失認

整形外科

58 変形性膝関節症について正しいのはどれか。

  • 続発性で発生することが多い
  • やせ型女性に多い
  • X脚になりやすい
  • 大腿四頭筋訓練は有効である

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解答 4

4. 大腿四頭筋訓練は有効である

59 疾患と症状の組合せで正しいのはどれか。

  • マルファン症候群 ― 脆弱性骨折
  • 骨形成不全症 ― 青色強膜
  • 軟骨無形成症 ― 外反膝
  • モルキオ病 ― 解離性大動脈瘤

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解答 2

2. 骨形成不全症 ― 青色強膜

60 骨粗鬆症について誤っているのはどれか。

  • 骨吸収が亢進する
  • 形成される骨質に異常がある
  • 適度な運動を行うよう指導する
  • 椎体圧迫骨折を好発する

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解答 2

2. 形成される骨質に異常がある

61 骨軟化症について誤っているのはどれか。

  • 小腸疾患が原因で起こる
  • 単純エックス線で骨融解がみられる
  • 成人に発症する
  • 骨幹端部の変形がみられる

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解答 2

2. 単純エックス線で骨融解がみられる

62 疾患と好発年齢の組合せで正しいのはどれか。

  • ペルテス病 ― 思春期
  • ブラント病 ― 壮年期
  • キ―ンベック病 ― 周産期
  • セーバー病 ― 小児期

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解答 4

4. セーバー病 ― 小児期

63 急性化膿性骨髄炎について誤っているのはどれか。

  • 安静時痛がみられる
  • ユーイング肉腫と鑑別が必要である
  • 血行性感染がみられる
  • 症状が進行しても単純エックス線で骨破壊はみられない

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解答 4

4. 症状が進行しても単純エックス線で骨破壊はみられない

64 骨肉腫について誤っているのはどれか。

  • 原発性悪性骨腫瘍の中で発生頻度が最多である
  • 高率に肺転移する
  • 青少年に好発する
  • 単純エックス線で造骨像がみられる

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解答 4

4. 単純エックス線で造骨像がみられる

65 骨転移癌について誤っているのはどれか。

  • 高齢者に好発する
  • 脊椎に転移することが多い
  • 女性では原発巣は子宮癌が最多である
  • 骨シンチグラフィーが検査で適用される

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解答 3

3. 女性では原発巣は子宮癌が最多である

66 疾患と症状の組合せで誤っている組合せはどれか。

  • 手根管症候群 ― 母指対立障害
  • ド・ケルバン病 ― 狭窄性腱鞘炎
  • マ―デルング変形 ― 第4・5指伸展障害
  • ばね指 ― 弾発現象

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解答 3

3. マ―デルング変形 ― 第4・5指伸展障害

67 先天性股関節脱臼について誤っているのはどれか。

  • 骨盤位分娩が原因で発生する
  • 股関節開排制限が見られる
  • 大腿骨頭が関節包の中で脱臼する
  • 徒手整復を行う

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解答 4

4. 徒手整復を行う

68 大腿骨頭すべり症について正しいのはどれか。2つ選べ。

  • 肥満男児に好発する
  • 患側下肢は内旋位をとる
  • ブルンベルグ徴候がみられる
  • 大腿骨頭壊死を合併することもある

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解答 1・4

1. 肥満男児に好発する
4. 大腿骨頭壊死を合併することもある

69 83歳女性。伸長151㎝、体重71kg。数か月前から座ってから立ち上がる動作の際に膝関節の痛みがあり、最近では階段昇降時に痛みが強く出るとの事。また、膝関節屈曲障害の為に正座ができない。視診では両膝とも内反膝を呈し、脛骨近位内側に圧痛がみられる。この患者について誤っているのはどれか。

  • 関節水腫がみられる
  • 単純エックス線では膝関節に骨棘形成がみられる
  • 運動療法としてスクワットを行うよう指導する
  • 治療として足底板を使用する

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解答 3

3. 運動療法としてスクワットを行うよう指導する

プロフィール

西村 雅道

医学博士 柔道整復師 鍼灸師
一社)国際整体協会 和整體学院 インストラクター
和整體学院臨床センター センター長

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