HOME 国家試験対策 実力問題 柔道整復師国家試験対策【第57回:実力問題その10(運動 病理 衛生 関係法規 一般 リハビリテーション 外科 整形)】

柔道整復師国家試験対策【第57回:実力問題その10(運動 病理 衛生 関係法規 一般 リハビリテーション 外科 整形)】

国家試験対策 実力問題

最初の問題1~9までは必修問題対策となっています。
次の問題1以降は一般問題対策となります。

これまで当サイトで配信しているコンテンツも参考にしながら実施してください。

お送り致しております問題は、昨年度までの国家試験出題基準に基づいた教科振り分けとなっております。したがって、必修問題対策の問題中に、本年度の必修問題指定教科以外の科目(解剖学、生理学 病理学、衛生学、運動学、リハビリテーション医学、整形外科学、外科学、一般臨床医学)が含まれております。

なお、出題しているポイントは、本年度の国家試験合格を目指す上で必修問題科目であるなしに関係なく全て必要性の高い部分となっております。

なお、柔道に関係する問題は含まれておりませんので ご了承ください。

必修問題対策

1 生後出現して永続する反射はどれか。

  • モロー反射
  • パラシュート反射
  • ガラント反射
  • ランドウ反射

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解答 2

2. パラシュート反射

2 外因によらないのはどれか。

  • 悪性中皮腫
  • I型糖尿病
  • スモン
  • コレラ

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解答 2

2. I型糖尿病

3 手術野皮膚面の消毒に適さないのはどれか。

  • 塩化ベンザルコニウム
  • 両性界面活性剤
  • ホルマリン
  • グルコン酸クロルヘキシジン

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解答 3

3. ホルマリン

4 施術所の衛生上の措置に含まれないのはどれか。

  • 採光
  • 室温
  • 換気
  • 照明

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解答 2

2. 室温

5 徒手筋力テストで3はどれか。

  • 強い抵抗に逆らって全可動域に動かせる。
  • 抵抗に逆らって可動域の一部を動かせる。
  • 重力の影響を取り除くと可動域の一部を動かせる。
  • 重力に抗して全可動域に動かせる。

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解答 4

4. 重力に抗して全可動域に動かせる。

6 マン・ウェルニッケ肢位について正しいのはどれか。

  • 足関節は背屈する
  • 肘関節は伸展位を呈する
  • 膝関節は伸展位を呈する
  • 前腕は回外位となる

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解答 3

3. 膝関節は伸展位を呈する

7 糖尿病において血中濃度が低下するのはどれか。

  • グルコース
  • インスリン
  • 遊離脂肪酸
  • ケトン体

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解答 2

2. インスリン

8 嫌気性菌による感染症はどれか。

  • ひょう疽
  • 蜂巣炎
  • 破傷風
  • 結核

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解答 3

3. 破傷風

9 手根管症候群によって障害を受ける神経はどれか。

  • 正中神経
  • 尺骨神経
  • 橈骨神経
  • 後骨間神経

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解答 1

1. 正中神経

一般問題対策

1 人体のてこについて正しいのはどれか。

  • 下顎骨と舌骨上筋群の関係は第3のてこである
  • 荷重点が力点と支点の間にあるのは第2のてこである
  • 第3のてこは安定性のてこである
  • 第2のてこは人体構造中最も多いてこである

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解答 2

2. 荷重点が力点と支点の間にあるのは第2のてこである

2 背臥位で前屈している頭部を床に戻す時の頸部屈筋群の収縮様式はどれか。

  • 求心性収縮
  • 遠心性収縮
  • 等尺性収縮
  • 等張性収縮

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解答 2

2. 遠心性収縮

3 反射について誤っているのはどれか。

  • 応答は意志を必要としない
  • 応答パターンは複雑である
  • 応答を引き出す刺激は単純である
  • 刺激が充分であれば応答が得られる

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解答 2

2. 応答パターンは複雑である

4 協力筋で正しい組合せはどれか。2つ選べ。

  • 腓腹筋 ― 長母趾伸筋
  • 第3腓骨筋 ― 長趾伸筋
  • 後脛骨筋 ― ヒラメ筋
  • 前脛骨筋 ― 短腓骨筋

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解答 2・3

2. 第3腓骨筋 ― 長趾伸筋
3. 後脛骨筋 ― ヒラメ筋

5 正しい組合せはどれか。

  • 虫様筋 ― 中手指節間関節屈曲
  • 短母指屈筋 ― 母指指節間関節屈曲
  • 浅指屈筋 ― 遠位指間関節屈曲
  • 腕橈骨筋 ― 橈骨手根関節伸展

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解答 1

1. 虫様筋 ― 中手指節間関節屈曲

6 膝関節の靭帯について誤っているのはどれか。

  • 外側側副靭帯は膝屈曲位で弛緩している。
  • 内側側副靭帯は膝外旋位で緊張している。
  • 前十字靱帯は膝内旋位で弛緩している。
  • 後十字靱帯は膝伸展位で弛緩している。

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解答 3

3. 前十字靱帯は膝内旋位で弛緩している。

7 胸鎖乳突筋について誤っているのはどれか。

  • 片側のみの収縮では頭部を同側に回旋させる
  • 両側同時に収縮した時は頸部前屈作用がある
  • 深呼吸時に胸郭増大に関与する
  • 副神経により支配されている

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解答 1

1. 片側のみの収縮では頭部を同側に回旋させる

8 上下の椎弓間を結ぶ靭帯はどれか。

  • 黄色靭帯
  • 前縦靭帯
  • 棘上靭帯
  • 棘間靭帯

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解答 1

1. 黄色靭帯

9 正常な成人の歩行について誤っているのはどれか。

  • 同時定着期は一歩行周期で2回ある。
  • 重心の位置は踵接地期に最も側方になる。
  • 股関節は一歩行周期に伸展、屈曲をそれぞれ一回行う。
  • ケイデンスは成人より小児の方が高い。

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解答 2

2. 重心の位置は踵接地期に最も側方になる。

10 運動技能の向上性でみられない変化はどれか。

  • 遂行時間の短縮
  • 運動能力の向上
  • 誤りの数の減少
  • 自由度の増加

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解答 2

2. 運動能力の向上

11 ビタミン過剰症で起こるのはどれか。

  • 夜盲症
  • 石灰化
  • 脚気
  • 出血傾向

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解答 2

2. 石灰化

12 男性に好発しないのはどれか。

  • 高血圧
  • 胆石症
  • 心筋梗塞
  • 結節性多発性動脈炎

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解答 2

2. 胆石症

13 誤っている組合せはどれか。

  • 生理的萎縮 ― 高齢者の脳
  • 廃用性萎縮 ― 長期臥床による下肢筋萎縮
  • 貧血性萎縮 ― 胸腺の退縮
  • 神経性萎縮 ― 正中神経障害による猿手

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解答 3

3. 貧血性萎縮 ― 胸腺の退縮

14 鉄代謝異常によるのはどれか。

  • 青銅糖尿病
  • 痛風
  • 悪性黒色腫
  • ウィルソン病

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解答 1

1. 青銅糖尿病

15 梗塞後に出血を呈するのはどれか。

  • 心筋梗塞
  • 腸梗塞
  • 腎梗塞
  • 脳梗塞

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解答 2

2. 腸梗塞

16 異物型肉芽腫を形成する異物処理はどれか。

  • 排除
  • 化生
  • 器質化
  • 被包

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解答 4

4. 被包

17 炎症時最も速く遊走されるのはどれか。

  • 好中球
  • 好酸球
  • マクロファージ
  • リンパ球

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解答 1

1. 好中球

18 免疫について誤っているのはどれか。

  • 自己と非自己を認識する
  • 非自己を記憶する
  • 主役は細胞性免疫である
  • 非自己を抗原と呼ぶ

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解答 3

3. 主役は細胞性免疫である

19 アレルギーの組合せで誤っているのはどれか。

  • Ⅰ型 ― アナフィラキシー型 ― 花粉症
  • Ⅱ型 ― 組織障害型 ― 異型輸血
  • Ⅲ型 ― 免疫複合体型 ― 血清病
  • Ⅳ型 ― 遅延型 ― ツベルクリン反応

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解答 2

2. Ⅱ型 ― 組織障害型 ― 異型輸血

20 播種性転移でないのはどれか。

  • 癌性腹膜炎
  • クルッケンベルグ腫瘍
  • ウィルヒョウ転位
  • シュニッツラー転位

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解答 3

3. ウィルヒョウ転位

21 腫瘍マーカーの組み合わせで誤っているのはどれか。

  • 胎児性癌抗原 ― 大腸癌
  • αフェトプロテイン ― 肝細胞癌
  • CA19-9 ― 膵癌
  • hCG ― 子宮頸癌

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解答 4

4. hCG ― 子宮頸癌

22 ある対立遺伝子を示すヘテロ接合はどれか。2つ選べ。

  • AA
  • Aa
  • aA
  • aa

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解答 2・3

2. Aa
3. aA

23 染色体の異常によらないのはどれか。

  • ダウン症
  • 猫泣き症候群
  • クラインフェルター症候群
  • 結節硬化症

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解答 4

4. 結節硬化症

24 WHOの健康の概念で誤っているのはどれか。

  • 各人が到達可能な限り良好な社会生活を営めるようになることである
  • 人間集団が健康であることと世界が平和であることは無関係である
  • 障害者であっても社会人として幸福に共存できる状況である
  • 身体的にも精神的にも社会的にも調和のとれた状態をいう

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解答 2

2. 人間集団が健康であることと世界が平和であることは無関係である

25 自然受動免疫を獲得するのはどれか。

  • 授乳
  • γ免疫グロブリン注射
  • 自然感染
  • 予防接種

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解答 1

1. 授乳

26 人畜共通感染症で誤っている組合せはどれか。

  • トキソプラズマ症 - ネコ
  • 狂犬病 - イヌ
  • 日本脳炎 - 魚介類
  • 包虫症(エキノコックス症) - キツネ

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解答 3

3. 日本脳炎 - 魚介類

27 手術室の消毒に適応となるのはどれか。

  • 高圧蒸気滅菌法
  • 紫外線消毒法
  • 熱水消毒法
  • 乾熱滅菌法

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解答 2

2. 紫外線消毒法

28 正しい組合せはどれか。

  • チェルノブイリ事故 - 喘息
  • ロンドン事件 - 水銀中毒
  • イタイイタイ病 - カドミウム中毒
  • カネミ油症事件 - コレラ集団感染

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解答 3

3. イタイイタイ病 - カドミウム中毒

29 誤っているのはどれか。

  • 上水道では遊離残留塩素は0.1mg/ℓ以上含まれないといけない
  • 水中の有機物質と塩素によるトリクロロエチレンの発生が問題となる
  • 活性汚泥法では下水を好気性微生物を使って処理する
  • 活性汚泥法では下水を好気性微生物を使って処理する

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解答 2

2. 水中の有機物質と塩素によるトリクロロエチレンの発生が問題となる

30 母子保健について誤っているのはどれか。

  • 乳児死亡は先天的要因によるものが多い
  • 幼児死亡は不慮の事故によるものが多い
  • わが国では妊娠満28週以降の死産数より早期新生児死亡数が多い
  • わが国の妊産婦死亡率は諸外国に比べ低率である

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解答 3

3. わが国では妊娠満28週以降の死産数より早期新生児死亡数が多い

31 誤っているのはどれか。

  • 小学校で実施する健康診断は教職員も受診する
  • 学校保健の総括責任者は学校医である
  • 小学生で被患率が最も高いのはう歯である
  • 結核は学校感染症の第二種に指定される

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解答 2

2. 学校保健の総括責任者は学校医である

32 業務上疾病者数で最多なのはどれか。

  • 粉じん吸入による塵肺症
  • 負傷に起因する疾病
  • 高温多湿環境での熱中症
  • 騒音の長期暴露による難聴

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解答 2

2. 負傷に起因する疾病

33 わが国の医療保険について誤っているのはどれか。

  • 医療給付は現物給付が原則である
  • 皆保険制度である
  • 公務員が加入するのは共済組合である
  • 75歳以上の者は全額公費で負担される

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解答 4

4. 75歳以上の者は全額公費で負担される

34 症例対照研究と比較したコホート研究の特徴はどれか。

  • 仮説の証明が困難である
  • 発生率が得られない
  • 調査期間が短い
  • 調査費用が多くかかる

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解答 4

4. 調査費用が多くかかる

35 正しいのはどれか。

  • 医師は柔道整復の業を行うことはできない
  • 医師は柔道整復師の身分を名乗ることはできない
  • 医師は柔道整復師の免許を申請すれば取得できる
  • 医師は打撲の治療をすることができない

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解答 2

2. 医師は柔道整復師の身分を名乗ることはできない

36 添付書類で住民票の写しが可能なのはどれか。2つ選べ。

  • 免許証の申請
  • 名簿の登録事項の訂正
  • 書換え交付
  • 再交付

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解答 1・4

1. 免許証の申請
4. 再交付

37 医師の同意で誤っているのはどれか。

  • 施術者が医師から口頭で同意を得た
  • 患者が医師から書面で同意を得た
  • 足関節捻挫と下腿部打撲であったが、同意を得なかった
  • 明らかな顎関節脱臼であったので、電話で整形外科医に症状を説明し同意を得た

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解答 4

4. 明らかな顎関節脱臼であったので、電話で整形外科医に症状を説明し同意を得た

38 施術所の開設で正しいのはどれか。

  • 開設者は柔道整復師に限られる
  • 法人は開設者となれない
  • 開設者の住所地の都道府県知事に届出る
  • 業務に従事する柔道整復師の氏名を届出る

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解答 4

4. 業務に従事する柔道整復師の氏名を届出る

39 消極的資格要件で正しいのはどれか。2つ選べ。

  • 該当したら、免許を取消される
  • 欠格事由に素行不良がある
  • その処置は厚生労働大臣が決定する
  • 柔道整復師は相対的欠格事由である

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解答 3・4

3. その処置は厚生労働大臣が決定する
4. 柔道整復師は相対的欠格事由である

40 正しいのはどれか。2つ選べ。

  • 〇〇ほねつぎ所
  • 〇〇整骨院
  • 〇〇接骨院
  • 〇〇整骨所

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解答 1・3

1. 〇〇ほねつぎ所
3. 〇〇接骨院

41 誤っているのはどれか。

  • 診療に従事する医師は、診察の求めがあった場合には、正当な事由がなければ拒んではならない。
  • 医業報酬が不払いの者は、直ちにそれを理由に診療を拒むことができる。
  • 医師は自ら診察をしないで、診断書を交付することはできない。
  • 医師は自ら診察をしないで、処方せんを交付することはできない。

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解答 2

2. 医業報酬が不払いの者は、直ちにそれを理由に診療を拒むことができる。

42 診療中の患者以外が死亡した場合に交付されるものはどれか。

  • 死亡診断書
  • 施術証明書
  • 死亡検案書
  • 死体検案書

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解答 4

4. 死体検案書

43 入院・入所施設数で正しいのはどれか。

  • 病院 ― 0~20人
  • 助産所 ― 0~9人
  • 診療所 ― 10人以上有してはならない
  • 特定機能病院 ― 200人以上

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解答 2

2. 助産所 ― 0~9人

44 誤っているのはどれか。

  • 「アクシデント」は、通常、医療事故に相当する用語として用いる。
  • 「ヒヤリ・ハット」は「インシデント」と同義である。
  • 患者が受診した医療機関の廊下で転倒した場合、医療事故とならない。
  • 医療事故は時には刑事訴訟になることもある。

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解答 3

3. 患者が受診した医療機関の廊下で転倒した場合、医療事故とならない。

45 リハビリテーションの概念で誤っているのはどれか。

  • 完全参加とは障害者がまとまり平等になることである
  • 障害の原因となる疾病を防ぐ
  • 障害を予測しその軽減を図る
  • リハビリテーションは本来、復権・名誉回復の意味がある

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解答 1

1. 完全参加とは障害者がまとまり平等になることである

46 能力低下の解決方法で正しいのはどれか。

  • 障害者助成金
  • 家屋内の手すりの設置
  • 非利き手側の強化
  • 麻痺側の神経再建術

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解答 3

3. 非利き手側の強化

47 脳卒中の回復機序でステージ1はどれか。

  • 共同運動の出現
  • 弛緩性麻痺
  • 痙性麻痺
  • 連合運動の出現

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解答 2

2. 弛緩性麻痺

48 関節可動域訓練で正しいのはどれか。

  • 股関節の屈曲は背臥位、膝関節伸展位で行う
  • 膝関節の屈曲・伸展の移動軸は腓骨である
  • 足関節の屈曲・伸展の移動軸は第1中足骨である
  • 手関節の屈曲は前腕回内位で行う

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解答 2

2. 膝関節の屈曲・伸展の移動軸は腓骨である

49 小脳性運動失調にみられるのはどれか。

  • ロンベルク徴候陽性
  • 計測歩行
  • 深部感覚障害
  • 振り子様動揺性

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解答 4

4. 振り子様動揺性

50 運動療法の対象とならないのはどれか。

  • 痙性麻痺
  • 関節拘縮
  • 弛緩性麻痺
  • 化膿性関節炎

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解答 4

4. 化膿性関節炎

51 作業療法に含まれないのはどれか。

  • 義手装着訓練
  • 職業訓練
  • トイレ動作訓練
  • 手指巧緻訓練

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解答 2

2. 職業訓練

52 体幹装具でないのはどれか。

  • ロフストランド型
  • テイラー型
  • ウィリアムズ型
  • フィラデルフィア型

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解答 1

1. ロフストランド型

53 アテトーゼ型脳性麻痺の特徴はどれか。

  • 原因は出産時無酸素脳症によるものが多い
  • 脳性麻痺の中で最も多い
  • 大脳皮質運動野の障害である
  • 片麻痺を呈することが多い

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解答 1

1. 原因は出産時無酸素脳症によるものが多い

54 脳卒中について誤っているのはどれか。

  • 心原性脳塞栓症による脳卒中では重症例が多い
  • 運動麻痺の程度と感覚障害は必ずしも一致しない
  • 体位変換は急性期から行う
  • 片麻痺が生じた場合、階段は健側から降りる

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解答 4

4. 片麻痺が生じた場合、階段は健側から降りる

55 18歳男性。バイクによる転倒事故で頚髄を損傷した。1ヶ月後、機能訓練に向けて評価したところ、大胸筋・橈側手根伸筋のMMTは4、上腕三頭筋・橈側手根屈筋は0であった。この患者の今後の日常動作訓練で改善が見込めるのはどれか。

  • 歩行動作
  • 坐位保持動作
  • 起き上がり動作
  • 寝返り動作

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解答 4

4. 寝返り動作

56 症候性やせを呈する疾患はどれか。

  • 性腺機能不全
  • 甲状腺機能低下症
  • 下垂体機能低下症
  • クッシング症候群

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解答 3

3. 下垂体機能低下症

57 正しいのはどれか。

  • 企図振戦は脳性小児麻痺でみられる
  • 破傷風ではテタニー症状がみられる
  • ミオクローヌスは脳炎の後遺症でみられる
  • アテトーゼは小脳疾患でみられる

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解答 3

3. ミオクローヌスは脳炎の後遺症でみられる

58 続発疹でないのはどれか。

  • 痂皮
  • 結節
  • 瘢痕
  • 潰瘍

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解答 2

2. 結節

59 紫斑がみられないのはどれか。

  • 再生不良性貧血
  • 血友病
  • 溶血性貧血
  • 白血病

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解答 3

3. 溶血性貧血

60 慢性肺疾患でみられるのはどれか。2つ選べ。

  • 太鼓ばち指
  • くも状血管腫
  • チアノーゼ
  • 漏斗胸

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解答 1・3

1. 太鼓ばち指
3. チアノーゼ

61 打診において誤っているのはどれか。

  • 肺気腫や気胸では過共鳴音が聞かれる
  • 肺肝境界とは清音から濁音へと移る境界である
  • 肝臓腫大や腹部腫瘤では濁音を呈する
  • 心濁音界は心膜炎で縮小する

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解答 4

4. 心濁音界は心膜炎で縮小する

62 グル音が消失するのはどれか。

  • 急性腸炎
  • 虫垂炎
  • 急性腹膜炎
  • 機械的イレウス

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解答 3

3. 急性腹膜炎

63 筋の触診について誤っているのはどれか。

  • デュシェンヌ型筋ジストロフィーでは仮性肥大を認める
  • 上硬直は屈筋と伸筋の両方が障害された状態である
  • 痙直は錐体外路系の疾患でみられる
  • 振り子様運動は筋トーヌスが低下した状態である

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解答 3

3. 痙直は錐体外路系の疾患でみられる

64 脳圧亢進症状でみられる呼吸はどれか。

  • 過換気症候群
  • チェーンストークス呼吸
  • クスマウル呼吸
  • ビオー呼吸

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解答 4

4. ビオー呼吸

65 反射中枢が脳幹にあるのはどれか。

  • 腹壁反射
  • 挙睾筋反射
  • 咽頭反射
  • 上腕二頭筋反射

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解答 3

3. 咽頭反射

66 心電図検査で判読できないのはどれか。

  • 電解質異常
  • 心拍数
  • 心筋異常
  • 心拍出量

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解答 4

4. 心拍出量

67 気管支喘息ついて正しいのはどれか。

  • 胸骨下半部が突出する胸の変形がみられる
  • 聴診上で呼気の短縮を認める
  • 重積発作時に呼吸音は低下をみせる
  • 発作時に動脈血酸素分圧は上昇をみせる

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解答 3

3. 重積発作時に呼吸音は低下をみせる

68 循環器疾患について正しいのはどれか。

  • 高HDLコレステロール血症は心筋梗塞の危険因子である
  • 狭心症の心電図所見ではST降下が確認できる
  • バージャー病では随意性跛行がみられる
  • 左心不全によって中心静脈圧の上昇がみられる

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解答 2

2. 狭心症の心電図所見ではST降下が確認できる

69 潰瘍性大腸炎について正しいのはどれか。

  • 炎症性のポリープが生じる
  • 回腸末端が好発部位とされる
  • 粘血便が初発症状よりみられる
  • 病変部位は非連続的に発症する

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解答 3

3. 粘血便が初発症状よりみられる

70 次のうち誤っているのはどれか。

  • 肝硬変では血中アルブミンの増加がみられる
  • 肝癌ではαフェトプロテイン(AFP)の上昇がみられる
  • 胆嚢炎では血中ビリルビンの増加がみられる
  • 急性膵炎では血中アミラーゼの上昇がみられる

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解答 1

1. 肝硬変では血中アルブミンの増加がみられる

71疾患と症状について誤っている組合せはどれか。

  • 尿崩症 - 低張尿
  • クレチン病 - 均整のとれた低身長
  • 原発性アルドステロン症 - 周期性四肢麻痺
  • 副甲状腺機能亢進症 - 尿路結石

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解答 2

2. クレチン病 - 均整のとれた低身長

72 アジソン病の症状でないのはどれか。2つ選べ。

  • 色素沈着
  • 低血圧
  • 多毛
  • 無月経

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解答 3・4

3. 多毛
4. 無月経

73 血友病について正しいのはどれか。

  • 血友病Aは血液凝固第Ⅸ因子の欠乏による
  • 常染色体の劣性遺伝によって発生する
  • 女性での発生はまれである
  • 皮膚の症状として紅斑がみられる

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解答 3

3. 女性での発生はまれである

74 正しい組合せはどれか。

  • シェーグレン症候群 - ソーセージ様指
  • リウマチ熱 - 心臓弁膜症
  • 全身性エリテマトーデス - 手掌紅斑
  • ベーチェット病 - ゴットロン徴候

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解答 2

2. リウマチ熱 - 心臓弁膜症

75 腎臓疾患について誤っているのはどれか。

  • ネフローゼ症候群では高度の蛋白尿がみられる
  • 急性腎盂腎炎では細菌尿がみられる
  • 急性糸球体腎炎は小児期での発生が多い
  • 前立腺肥大では排尿痛がみられる

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解答 4

4. 前立腺肥大では排尿痛がみられる

76 34歳女性。最近疲労感が強く来院した。夕方にかけて症状がみられる事が多く、検査をしたところアセチルコリン受容体に対する抗体が認められた。この患者において考えられないのはどれか。

  • 以前より甲状腺機能亢進症を患っている
  • 睡眠によって症状が回復する
  • 閉眼しようとすると眼球が外上方へ回転する
  • 胸腺腫の合併がみられる

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解答 3

3. 閉眼しようとすると眼球が外上方へ回転する

77 42歳男性。易疲労感やめまい、耳鳴りがする事などから来院した。検査において赤血球の形態が正常よりも小さく色が薄い事が確認され、他に舌炎や爪の変形がみられた。この疾患の原因と考えられるのはどれか。

  • ビタミンB12の吸収障害
  • 胃癌手術による胃切除
  • 骨髄幹細胞の低形成
  • 葉酸の欠乏

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解答 2

2. 胃癌手術による胃切除

78 創傷治癒を遅延させる要因でないのはどれか。

  • 亜鉛の欠乏
  • 創傷部の湿潤環境保持
  • ステロイド剤の長期服用
  • 慢性的な低栄養

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解答 2

2. 創傷部の湿潤環境保持

79 ガス壊疽で誤っているのはどれか。

  • ウェルシュ菌が原因となる
  • 閉鎖創に発生しやすい
  • 悪臭のある滲出液がみられる
  • 感染部位は鮮紅色となる

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解答 4

4. 感染部位は鮮紅色となる

80 ショックについて正しい組合せはどれか。

  • 敗血症性ショック - 心タンポナーデ
  • 心原性ショック - Ⅰ型アレルギー
  • 神経原性ショック - 肺塞栓症
  • 体液減少性ショック - 熱傷

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解答 4

4. 体液減少性ショック - 熱傷

81 輸血の副作用について正しい組合せはどれか。

  • 感染 - 移植片対宿主病
  • 手技 - 蕁麻疹
  • 不適合輸血 - AIDS
  • 輸血量 - 心不全

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解答 4

4. 輸血量 - 心不全

82 正しいのはどれか。2つ選べ。

  • 顔面部の抜糸は2~5日を目安に行う
  • 血管では内翻吻合が行われる
  • 皮膚ではアルベル・ランベール縫合を行う
  • 縫合時は死腔をつくらないよう注意する

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解答 1・4

1. 顔面部の抜糸は2~5日を目安に行う
4. 縫合時は死腔をつくらないよう注意する

83 麻酔前投薬の目的で誤っているのはどれか。

  • 催眠
  • 唾液分泌抑制
  • 自律神経興奮
  • 精神安定

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解答 3

3. 自律神経興奮

84 正しいのはどれか。

  • 胃潰瘍では喀血を呈する
  • 腎腫瘍では下血を呈する
  • 食道静脈瘤破裂ではタール便を呈する
  • 肺癌では吐血を呈する

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解答 3

3. 食道静脈瘤破裂ではタール便を呈する

85 一次救命処置の手順に含まれないのはどれか。

  • 循環確認
  • 胸骨圧迫
  • 胸腔穿刺
  • AED使用

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解答 3

3. 胸腔穿刺

86 脳死判定に必要ないのはどれか。

  • 瞳孔固定
  • 深昏睡
  • 自発呼吸消失
  • 脊髄反射消失

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解答 4

4. 脊髄反射消失

87 正しいのはどれか。2つ選べ。

  • 穿通性肺損傷では血胸を合併することがある
  • 多発性肋骨骨折時には心タンポナーデの危険がある
  • 乳び胸は縦隔損傷時にみられる
  • ショック肺はショック直後に発症する

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解答 1・3

1. 穿通性肺損傷では血胸を合併することがある
3. 乳び胸は縦隔損傷時にみられる

88 65歳男性。現役ボクサーであり、毎日の練習とお酒を欠かさない。1週間前からぼんやりすることが多くなっていたが、最近になり頭痛が頻繁に出現し言葉がもつれるようになったため練習を中止し受診した。CT検査の結果、脳に異常所見がみられた。この病態で正しいのはどれか。

  • 意識清明期を繰り返している
  • 数か月前の頭部外傷がきっかけである
  • 側頭骨の骨折を合併している
  • 眼鏡様皮下出血がみられる

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解答 2

2. 数か月前の頭部外傷がきっかけである

89 腱板損傷で用いられる画像診断はどれか。

  • 血管造影検査
  • 単純X線検査
  • シンチグラフィー
  • 関節造影検査

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解答 1

4. 関節造影検査

90 関節結核について誤っているのはどれか。

  • 股関節に発症することが最も多い
  • 関節強直を生じやすい
  • 人工関節置換術は禁忌である
  • 肺からの二次感染がほとんどである

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解答 1

1. 股関節に発症することが最も多い

91 関節リウマチについて正しいのはどれか。2つ選べ。

  • 60~70歳の女性に多い
  • 初発症状として朝のこわばりがある
  • 単発性の関節腫脹と疼痛がみられる
  • 間質性肺炎を合併することがある

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解答 2・4

2. 初発症状として朝のこわばりがある
4. 間質性肺炎を合併することがある

92 特発性大腿骨頭壊死について誤っているのはどれか。

  • 男性ではステロイド長期投与が原因となる
  • MRIで確定診断が可能である
  • 疼痛性跛行がみられる
  • 股関節の内旋制限がみられる

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解答 1

1. 男性ではステロイド長期投与が原因となる

93 予後が不良なのはどれか。

  • キーンベック病
  • オスグッド病
  • 4歳児のペルテス病
  • パンナー病

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解答 1

1. キーンベック病

94 脊髄性小児麻痺の原因はどれか。

  • 脊髄分布血管の梗塞
  • 脊髄のウイルス感染
  • 脊椎付着靭帯の骨化
  • 脊椎分離すべり症

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解答 2

2. 脊髄のウイルス感染

95 脊髄空洞症について誤っているのはどれか。

  • 脊髄中心管の拡大により生じる
  • 腰髄下部に多く発生する
  • 20~30歳に発症することが多い
  • 解離性知覚麻痺を生じる

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解答 2

2. 腰髄下部に多く発生する

96 胸郭出口症候群の原因として誤っているのはどれか。

  • 斜角筋による圧迫
  • 鎖骨による圧迫
  • 第一肋骨による圧迫
  • 上腕骨による圧迫

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解答 4

4. 上腕骨による圧迫

97誤っている組合せはどれか。

  • 橈骨神経麻痺 ― 第2・3指背側指間部麻痺
  • 正中神経麻痺 ― 猿手
  • 尺骨神経麻痺 ― フローマン徴候陽性
  • 手根管症候群 ―ファーレンテスト陽性

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解答 1

1. 橈骨神経麻痺 ― 第2・3指背側指間部麻痺

98先天性股関節脱臼について誤っているのはどれか。

  • 下肢の見せかけの短縮がみられる
  • オルトラーニクリックサインがみられる
  • リーメンビューゲル装具が処方される
  • 単純エックス線で容易に診断可能である

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解答 4

4. 単純エックス線で容易に診断可能である

プロフィール

西村 雅道

医学博士 柔道整復師 鍼灸師
一社)国際整体協会 和整體学院 インストラクター
和整體学院臨床センター センター長

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