HOME 国家試験対策 実力問題 柔道整復師国家試験対策【第54回:実力問題その7(解剖 生理 柔整)】

柔道整復師国家試験対策【第54回:実力問題その7(解剖 生理 柔整)】

国家試験対策 実力問題

最初の問題1~20までは解剖生理柔整の必修問題対策となっています。
次の問題1以降は一般問題対策となります。

これまで当サイトで配信しているコンテンツも参考にしながら実施してください。

お送り致しております問題は、昨年度までの国家試験出題基準に基づいた教科振り分けとなっております。したがって、必修問題対策の問題中に、本年度の必修問題指定教科以外の科目(解剖学、生理学 病理学、衛生学、運動学、リハビリテーション医学、整形外科学、外科学、一般臨床医学)が含まれております。

なお、出題しているポイントは、本年度の国家試験合格を目指す上で必修問題科目であるなしに関係なく全て必要性の高い部分となっております。

なお、柔道に関係する問題は含まれておりませんので ご了承ください。

必修問題対策

1中胚葉発生でないのはどれか。

  • リンパ管
  • 心筋
  • 膀胱壁
  • 子宮

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解答 3

3. 膀胱壁

2頭蓋骨間の縫合の組合せで誤っているのはどれか。

  • 冠状縫合 ― 前頭骨と左右の頭頂骨の間の縫合
  • 鱗状縫合 ― 側頭骨と後頭骨の間の縫合
  • 矢状縫合 ― 左右の頭頂骨の間の縫合
  • ラムダ状縫合 ― 後頭骨と左右の頭頂骨の間の縫合

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解答 2

2. 鱗状縫合 ― 側頭骨と後頭骨の間の縫合

3含気骨でないのはどれか。

  • 蝶形骨
  • 側頭骨
  • 篩骨
  • 下顎骨

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解答 4

4. 下顎骨

4酸素分圧の高い血液が通過するのはどれか。

  • 三尖弁
  • 僧帽弁
  • 肺動脈弁
  • 静脈弁

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解答 2

2. 僧帽弁

5誤っている組合せはどれか。

  • ミトコンドリア ― 高エネルギーリン酸化合物を合成する
  • リソソーム ― 高分子物質を低分子物質に消化する
  • 筋小胞体 ― 蛋白質を合成する
  • ゴルジ装置 ― 蛋白質を濃縮加工する

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解答 3

3. 筋小胞体 ― 蛋白質を合成する

6血液凝固因子でないのはどれか。

  • プロトロンビン
  • フィブリノゲン
  • ビタミンK
  • カルシウムイオン

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解答 3

3. ビタミンK

7デンプンを分解するのはどれか。

  • マルターゼ
  • ガストリン
  • トリプシン
  • アミラーゼ

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解答 4

4. アミラーゼ

8高齢者に好発する骨折はどれか。

  • 上腕骨外科頚骨折
  • 上腕骨骨幹部骨折
  • 大腿骨小転子
  • 脛骨顆間隆起骨折

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解答 1

1. 上腕骨外科頚骨折

9誤っているのはどれか。

  • 先天性脱臼は股関節に好発する
  • 反復性脱臼は膝関節に好発する
  • 習慣性脱臼の要因は骨・軟骨の発育障害である
  • 外傷性脱臼は骨頭の方向に関節軸が転位する

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解答 2

2. 反復性脱臼は膝関節に好発する

10牽引直圧整復法について誤っているのはどれか。

  • 緩徐に持続的に牽引を行う
  • 近位骨片の長軸方向に末梢牽引する
  • 斜骨折は適応とならない
  • 一般的な骨折型に適応される

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解答 3

3. 斜骨折は適応とならない

11固定の目的で誤っているのはどれか。

  • 変形の矯正
  • 患部の安静保持
  • 患部の可動域制限
  • 関節可動域の確保

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解答 4

4. 関節可動域の確保

12後療法で誤っているのはどれか。

  • 骨萎縮の発生予防に運動療法を行う
  • 筋萎縮は対象とならない
  • 固定を施した直後から開始する
  • 超短波は体内金属を有しているは禁忌となる

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解答 2

2. 筋萎縮は対象とならない

13一次性転位に該当するのはどれか。

  • 大腿骨骨折時の外旋転位
  • 鎖骨骨折遠位骨片の下方転位
  • 上腕骨顆上骨折伸展型の後上方転位
  • 肘頭骨折近位骨片の延長転位

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解答 3

3. 上腕骨顆上骨折伸展型の後上方転位

14顎関節前方脱臼で誤っているのはどれか。

  • 極度の開口時に発生する
  • 反復性脱臼に移行しやすい
  • 外側靭帯により骨頭が固定される
  • 片側脱臼では頤が患側に偏位する

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解答 4

4. 片側脱臼では頤が患側に偏位する

15鎖骨定型骨折で誤っているのはどれか。

  • 変形性関節症の合併が好発する
  • 遠位骨片は小胸筋の作用で転位する
  • 肩関節の外転運動制限を認める
  • 鎖骨下動脈損傷を合併する

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解答 1

1. 変形性関節症の合併が好発する

16コーレス骨折で誤っているのはどれか。

  • 橈骨遠位関節面は背側を向く
  • 橈骨遠位端部に掌側凸の屈曲力が働き発生する
  • 橈側転位により掌側傾斜が減少する
  • 骨折線は掌側から背側上方へ走行する

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解答 3

3. 橈側転位により掌側傾斜が減少する

17中手骨骨幹部骨折で誤っているのはどれか。

  • 回旋転位残存は高度の機能障害を残す
  • 掌側凸変形を呈する
  • 斜骨折は屈曲転位が少ない
  • 伸展障害を後遺する事がある

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解答 2

2. 掌側凸変形を呈する

18大腿骨頸部内側骨折で正しいのはどれか。

  • 外転型は内反股を呈する
  • 偽関節を合併する事がある
  • 若年者に好発する
  • 内転型は噛合骨折となりやすい

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解答 2

2. 偽関節を合併する事がある

19膝蓋骨外側脱臼の発生要因はでないのはどれか。

  • Q角の増加
  • 大腿骨内顆の形成不全
  • 外反膝
  • 内側広筋の脆弱化

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解答 2

2. 大腿骨内顆の形成不全

20半月板損傷のテスト法はどれか。

  • パトリックテスト
  • トーマステスト
  • マックマレーテスト
  • ラックマンテスト

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解答 3

3. マックマレーテスト

一般問題対策

1膠原線維を多量に含まないのはどれか。

  • 真皮
  • 皮下脂肪
  • 靭帯

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解答 2

2. 皮下脂肪

2有糸分裂に関与するのはどれか。

  • 滑面小胞体
  • ライソソーム
  • リボソームRNA
  • 中心小体

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解答 4

4. 中心小体

3正しい組合せはどれか。

  • 鈎状突起 ― 上腕骨
  • 尺骨神経溝 ― 尺骨
  • 殿筋粗面 ― 腸骨
  • 粗線 ― 大腿骨

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解答 4

4. 粗線 ― 大腿骨

4上腕骨に付着しない筋はどれか。

  • 小胸筋
  • 鳥口腕
  • 棘上筋
  • 肩甲下筋

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解答 1

1. 小胸筋

5下顎骨の挙上作用がない筋はどれか。

  • 咬筋
  • 側頭筋
  • 外側翼突筋
  • 内側翼突筋

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解答 3

3. 外側翼突筋

6横足根関節に関与するのはどれか。2つ選べ。

  • 舟状骨
  • 立方骨
  • 楔状骨
  • 中足骨

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解答 1・2

1. 舟状骨
2. 立方骨

7正しい組合せはどれか。

  • 円回内筋 ― 肘関節屈曲
  • 腕橈骨筋 ― 肘関節伸展
  • 上腕筋 ― 肩関節内転
  • 前鋸筋 ― 肩甲骨内転

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解答 1

1. 円回内筋 ― 肘関節屈曲

8拮抗筋で正しい組合せはどれか。

  • 縫工筋 ― 薄筋
  • 長腓骨筋 ― ヒラメ筋
  • 腸腰筋 ― 大腿二頭筋長頭
  • 梨状筋 ― 外閉鎖筋

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解答 3

3. 腸腰筋 ― 大腿二頭筋長頭

9特殊心筋でないのはどれか。

  • 房室束
  • 右脚
  • 乳頭筋
  • プルキンエ線維

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解答 3

3. 乳頭筋

10動脈とその通過部位との組合せで正しいのはどれか。

  • 総頚動脈 - 横突孔
  • 腋窩動脈 - 斜角筋隙
  • 大腿動脈 - 血管裂孔
  • 下殿動脈 - 小坐骨孔

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解答 3

3. 大腿動脈 - 血管裂孔

11正しいのはどれか。

  • 左右の鎖骨下静脈が合流して腕頭静脈となる
  • 上大静脈は横隔膜の大静脈孔を通過する
  • 門脈系と体循環系静脈は2か所で吻合する
  • 小伏在静脈は外果の後方を通る

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解答 4

4. 小伏在静脈は外果の後方を通る

12正しいのはどれか。

  • 上下の口唇の間に唇紅がある
  • 糸状乳頭は味覚受容器を有する
  • 耳下腺は唾液腺の中で最も大きい
  • 硬口蓋と軟口蓋の間に口峡がある

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解答 3

3. 耳下腺は唾液腺の中で最も大きい

13横紋筋を持たないのはどれか。

  • 咽頭
  • 食道
  • 小腸
  • 肛門

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解答 3

3. 小腸

14大腸に存在するのはどれか。2つ選べ。

  • 集合リンパ小節
  • 腹膜垂
  • 洞様毛細血管
  • 半月ヒダ

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解答 2・4

2. 腹膜垂
4. 半月ヒダ

15膵臓について正しいのはどれか。2つ選べ。

  • 後腹壁に密着している
  • 膵管は十二指腸下行部に開口している
  • 膵頭は脾臓に接する
  • 栄養供給は下腸間膜動脈が行う

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解答 1・2

1. 後腹壁に密着している
2. 膵管は十二指腸下行部に開口している

16肺実質を覆うのはどれか。

  • 肋骨胸膜
  • 横隔胸膜
  • 肺胸膜
  • 縦隔胸膜

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解答 3

3. 肺胸膜

17最も頭側に位置する喉頭軟骨はどれか。

  • 輪状軟骨
  • 披裂軟骨
  • 甲状軟骨
  • 喉頭蓋軟骨

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解答 4

4. 喉頭蓋軟骨

18腎について正しいのはどれか。

  • 腎筋膜により固定され支持性は強固である
  • 腎門において腎動脈が最も前方を通過する
  • 遠位曲尿細管部に緻密斑が形成される
  • 腎乳頭を腎盂が包む

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解答 3

3. 遠位曲尿細管部に緻密斑が形成される

19尿管と交又するのはどれか。

  • 精管
  • 卵管
  • 腎動脈
  • 大腰筋

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解答 1

1. 精管

20卵管について正しいのはどれか。2つ選べ。

  • 腹膜腔に開口する
  • 子宮頚部と連結する
  • 鼡径管を通過する
  • 膨大部が最も長い

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解答 1・4

1. 腹膜腔に開口する
4. 膨大部が最も長い

21松果体について誤っているのはどれか。

  • 中脳に存在する
  • メラトニンを分泌する
  • 概日リズムの形成に関与する
  • 石灰が沈着する

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解答 1

1. 中脳に存在する

22大脳皮質に存在しないのはどれか。

  • 運動野
  • ウェルニッケ中枢
  • 大脳基底核
  • 体性感覚野

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解答 3

3. 大脳基底核

23神経線維から構成されるのはどれか。2つ選べ。

  • 脳梁
  • 海馬
  • 被殻
  • 内包

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解答 1・4

1. 脳梁
4. 内包

24感覚性線維を持たないのはどれか。

  • 嗅神経
  • 視神経
  • 内耳神経
  • 舌下神経

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解答 4

4. 舌下神経

25体節的分布支配をするのはどれか。

  • 頸神経ワナ
  • 胸神経
  • 横隔神経
  • 陰部神経

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解答 2

2. 胸神経

26頸神経叢の枝に支配されないのはどれか。

  • 胸鎖乳突筋
  • 後頭部知覚
  • 横隔膜
  • 僧帽筋

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解答 2

2. 後頭部知覚

27二重神経支配の筋はどれか。2つ選べ。

  • 浅指屈筋
  • 虫様筋
  • 骨間筋
  • 短母指屈筋

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解答 2・4

2. 虫様筋
4. 短母指屈筋

28誤っているのはどれか。

  • 耳小骨は内耳に存在する
  • 外耳道と鼓室は鼓膜により隔てられる
  • ツチ骨には鼓膜張筋が付着する
  • 前庭階と鼓室階は蝸牛頂で連絡する

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解答 1

1. 耳小骨は内耳に存在する

29拍動の触れない動脈はどれか。

  • 後頭動脈
  • 総頸動脈
  • 腕頭動脈
  • 腋窩動脈

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解答 3

3. 腕頭動脈

30腋窩壁の構成についての組合せで誤っているのはどれか。

  • 前壁  - 大胸筋
  • 後壁  - 大円筋
  • 内側壁 - 前鋸筋
  • 外側壁 - 三角筋

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解答 4

4. 外側壁 - 三角筋

31血球成分の分化促進に関与しないのはどれか。

  • 腎臓
  • 骨髄
  • 胸腺
  • 脾臓

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解答 4

4. 脾臓

32血漿成分のうち最も割合の多い無機塩類はどれか。

  • 重炭酸イオン
  • カリウムイオン
  • リン酸イオン
  • ナトリウムイオン

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解答 4

4. ナトリウムイオン

33心筋の収縮性の特徴について誤っているのはどれか。

  • 自ら反復して興奮し収縮する
  • 階段現象が認められる
  • 閾値以上の刺激によって常に同じ強さで収縮する
  • 静脈還流量の増加によって1回拍出量が低下する

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解答 4

4. 静脈還流量の増加によって1回拍出量が低下する

34安静時呼吸に関して正しいのはどれか。2つ選べ。

  • 呼息時には肺胞内圧を大気圧より低下させる
  • 吸息時には胸郭内容積が増加する
  • 呼息時には横隔膜が上昇する
  • 呼息時でも吸息時でも胸膜腔内圧は常に変化がない

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解答 2・3

2. 吸息時には胸郭内容積が増加する
3. 呼息時には横隔膜が上昇する

35消化液の分泌機序について正しいのはどれか。

  • 条件反射は消化管粘膜が直接刺激されることにより起こる
  • 唾液は交感神経の興奮によって分泌低下する
  • 胃液分泌機序の脳相は迷走神経を介する反射である
  • 胃液分泌の約80%は腸相で行われる

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解答 3

3. 胃液分泌機序の脳相は迷走神経を介する反射である

36導管へ分泌されないのはどれか。

  • セクレチン
  • リパーゼ
  • スクラーゼ
  • ムチン

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解答 1

1. セクレチン

37脂質の吸収に関与しないのはどれか。

  • カイロミクロン
  • 刷子縁
  • 毛細血管
  • ミセル

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解答 3

3. 毛細血管

38正しいのはどれか。

  • 基礎代謝は体表面積に比例する
  • 呼吸商が最も高いのは蛋白質である
  • アトウォーターの係数が最も高いのは糖質である
  • 睡眠代謝量は基礎代謝量より高い

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解答 1

1. 基礎代謝は体表面積に比例する

39発熱時の変化で誤っているのはどれか。

  • 皮膚血管収縮
  • アドレナリン分泌
  • プロスタグランジン産生
  • 温ニューロンの活動促進

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解答 4

4. 温ニューロンの活動促進

40原尿に含まれないのはどれか。

  • クレアチニン
  • アルブミン
  • ナトリウムイオン
  • グルコース

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解答 2

2. アルブミン

41糸球体ろ過量の調節に関与するのはどれか。

  • 集合管
  • 近位尿細管
  • 輸入細動脈
  • 輸出細動脈

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解答 3

3. 輸入細動脈

42ホルモンと受容体存在部位の組合せで誤っているのはどれか。

  • 卵胞刺激ホルモン - 曲精細管
  • プロラクチン放出ホルモン - 乳腺
  • オキシトシン - 子宮平滑筋
  • プロゲステロン - 子宮内膜

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解答 2

2. プロラクチン放出ホルモン - 乳腺

43甲状腺ホルモンについて誤っているのはどれか。

  • ヨードを原料とする
  • 寒冷にて分泌促進する
  • 血中では大部分が遊離型である
  • 分泌量が不足すると知能低下が起こる

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解答 3

3. 血中では大部分が遊離型である

44ホルモンとその分泌を促進するもので正しい組合せはどれか。

  • カルシトニン - 血中カルシウム濃度の低下
  • 副腎皮質刺激ホルモン - アルドステロンの分泌低下
  • 成長ホルモン - 血糖値の低下
  • アドレナリン - 副交感神経の興奮

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解答 3

3. 成長ホルモン - 血糖値の低下

45性分化について誤っているのはどれか。

  • 生殖腺隆起の髄質が精巣となる
  • 陰嚢は生殖結節が分化したものである
  • 女性の内生殖器はミュラー管から生じる
  • 脳でも性分化が起こる

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解答 2

2. 陰嚢は生殖結節が分化したものである

46食塩過剰摂取時に起こらないのはどれか。

  • 飲水量が増加する
  • 心房性ナトリウム利尿ポリペプチドの分泌が促進する
  • 集合管から水の再吸収量が低下する
  • アンジオテンシンの分泌が低下する

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解答 3

3. 集合管から水の再吸収量が低下する

47誤っているのはどれか。

  • ナトリウムチャネルの開放のためには閾電位が必要である
  • 刺激の強さは活動電位発生には関係ない
  • 活動電位が発生した直後は強さに関係なく刺激に反応しない時期がある
  • 閾電位まで膜電位を脱分極させる強さの刺激を閾刺激という

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解答 2

2. 刺激の強さは活動電位発生には関係ない

48伝導速度が最速なのはどれか。

  • 筋紡錘からの求心性情報
  • 触圧覚
  • 二次痛覚
  • 温冷覚

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解答 1

1. 筋紡錘からの求心性情報

49自律神経の拮抗支配を受けないのはどれか。

  • 膀胱括約筋
  • 肝臓
  • 耳下腺
  • 固有胃腺

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解答 3

3. 耳下腺

50誤っているのはどれか。

  • α波は覚醒時に出現している
  • 新生児には睡眠の概日リズムがない
  • β波は睡眠時には消失している
  • ノンレム睡眠時には急速眼球運動が出現する

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解答 4

4. ノンレム睡眠時には急速眼球運動が出現する

51遠心路が体性神経の反射はどれか。

  • 心拍数
  • 血圧
  • 筋性防御
  • 発汗

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解答 3

3. 筋性防御

52誤っているのはどれか。

  • 筋細胞膜の興奮は横行小管に伝わる
  • 筋小胞体にはアセチルコリン受容体がある
  • 筋原線維には筋収縮抑制蛋白がある
  • 筋収縮発生にはカルシウムイオンが必要である

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解答 2

2. 筋小胞体にはアセチルコリン受容体がある

53収縮の加重が起きないのはどれか。

  • 特殊心筋
  • 括約筋
  • 立毛筋
  • 輪走筋

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解答 1

1. 特殊心筋

54音の伝達順序で正しいのはどれか。

  • キヌタ骨 ― アブミ骨 ― ツチ骨
  • アブミ骨 ― ツチ骨 ― キヌタ骨
  • ツチ骨 ― キヌタ骨 ― アブミ骨
  • キヌタ骨 ― ツチ骨 ― アブミ骨

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解答 3

3. ツチ骨 ― キヌタ骨 ― アブミ骨

55誤っているのはどれか。

  • 裂離骨折は第5中足骨基部に認める
  • 屈曲骨折Ⅱ型は斜骨折となる
  • 屈曲骨折Ⅲ型は一方向からの外力で発生する
  • 粉砕骨折は開放骨折になりやすい

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解答 3

3. 屈曲骨折Ⅲ型は一方向からの外力で発生する

56過剰仮骨形成の発生要因はどれか。

  • 粉砕骨折
  • 糖尿病
  • 血腫の分散
  • 骨折部に働く剪断力

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解答 1

1. 粉砕骨折

57骨折の合併症と原因の組合せで誤っているのはどれか。

  • 骨萎縮 - 長期固定
  • 外傷性皮下気腫 - 肋骨骨折
  • ズデック骨萎縮 - 毛細血管攣縮
  • 関節強直 - 関節内骨折

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解答 3

3. ズデック骨萎縮 - 毛細血管攣縮

58脱臼の整復障害でないのはどれか。2つ選べ。

  • 筋による整復路の閉鎖
  • 補強靭帯損傷
  • 種子骨の嵌入
  • 習慣性脱臼

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解答 2・4

2. 補強靭帯損傷
4. 習慣性脱臼

59外傷の初期に施せる療法はどれか。

  • 誘導マッサージ
  • 手技療法叩打法
  • パラフィン浴療法
  • 赤外線療法

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解答 1

1. 誘導マッサージ

60筋損傷で誤っているのはどれか。

  • 肉離れはⅡ度損傷に含まれる
  • 重篤な筋挫傷は急性腎不全を合併する
  • 瘢痕組織形成を残して治癒させる
  • 骨化性筋炎を合併する

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解答 3

3. 瘢痕組織形成を残して治癒させる

61固定後の指導管理として誤っているのはどれか。

  • 長期間の同一姿勢を取らないように指導する
  • 臥床時の体位交換方法を指導する
  • 固定外の関節運動を行わせる
  • 三角巾での提肘方法は固定期間中同一とする

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解答 4

4. 三角巾での提肘方法は固定期間中同一とする

62胸鎖関節前方脱臼で誤っているのはどれか。

  • 肩関節外転運動が不能となる
  • 突出変形を残しやすい
  • 深呼吸時に痛みが軽減する
  • 多くは完全脱臼となる

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解答 3

3. 深呼吸時に痛みが軽減する

63肋骨骨折で誤っているのはどれか。

  • 第5~8肋骨に好発する
  • 絆創膏固定は呼気時に貼布する
  • 介達外力損傷では転位が著名となる
  • 合併症により呼吸困難を呈する

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解答 3

3. 介達外力損傷では転位が著名となる

64上腕骨近位端部骨折で誤っているのはどれか。

  • 骨頭骨折の単独骨折はまれである
  • 解剖頚骨折は関節内血腫を認める
  • 小結節骨折は肩関節前方脱臼に合併する
  • 大結節骨折は腱板の牽引力により発生する

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解答 3

3. 小結節骨折は肩関節前方脱臼に合併する

65上腕骨外科頚骨折外転型で正しいのはどれか。2つ選べ。

  • 骨折部は前内方凸変形を呈する
  • 直達外力での損傷が好発する
  • 骨折端が噛合する事が多い
  • 肩関節外転位に固定する

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解答 1・3

1. 骨折部は前内方凸変形を呈する
3. 骨折端が噛合する事が多い

66上腕骨骨幹部骨折で誤っているのはどれか。

  • 偽関節の合併が好発する
  • 横骨折はハンギングキャストで固定する
  • 投球骨折では近位骨片は内旋転位する
  • 骨折部が肘関節に近いほど内反変形を呈する

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解答 2

2. 横骨折はハンギングキャストで固定する

67上腕骨顆上骨折伸展型で正しいのはどれか。

  • 傾斜角の未整復で肘関節屈曲障害を呈する
  • 遠位骨片は前上方に転位する
  • 骨折線は後方から前上方へ走行する
  • 尺骨神経麻痺の合併が好発する

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解答 1

1. 傾斜角の未整復で肘関節屈曲障害を呈する

68骨折と合併症の組み合わせで誤っているのはどれか。2つ選べ。

  • 鎖骨外端部骨折 - 偽関節
  • 上腕骨外科頚骨折 - 筋皮神経麻痺
  • 橈骨頸部骨折 - 尺骨近位端部骨折
  • コーレス骨折 - マーデルング変形

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解答 2・4

2. 上腕骨外科頚骨折 - 筋皮神経麻痺
4. コーレス骨折 - マーデルング変形

69上腕骨外顆骨折で誤っているのはどれか。

  • プルオフ(Pull off)型は筋の牽引で発生する
  • 回転転位残存により偽関節を合併する
  • 受傷直後に内側にまで腫脹が及ぶ
  • 遅発性尺骨神経麻痺を合併する

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解答 3

3. 受傷直後に内側にまで腫脹が及ぶ

70モンテギア骨折伸展型で誤っているのはどれか。

  • 多くは観血療法の適応となる
  • 尺骨は前外方凸変形を呈する
  • 整復はまず尺骨骨折から行う
  • 遠位橈尺関節の再脱臼が起りやすい

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解答 4

4. 遠位橈尺関節の再脱臼が起りやすい

71偽関節を合併する骨折はどれか。2つ選べ。

  • 前腕両骨骨幹部骨折
  • 中手骨頚部骨折
  • 有鉤骨鉤骨折
  • 橈骨遠位端部屈曲型骨折

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解答 1・3

1. 前腕両骨骨幹部骨折
3. 有鉤骨鉤骨折

72舟状骨骨折で誤っているのはどれか。

  • 手関節は軽度伸展位、橈屈位に固定する
  • 多くは介達外力により発生する
  • 早期の固定除去は偽関節の要因となる
  • 結節部骨折は壊死に陥りやすい

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解答 4

4. 結節部骨折は壊死に陥りやすい

73骨盤剥離骨折と原因筋の組み合わせで誤っているのはどれか。

  • 上前腸骨棘 - 縫工筋
  • 腸骨稜 - 腸骨筋
  • 下前腸骨棘 - 大腿直筋
  • 坐骨結節 - 大内転筋

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解答 2

2. 腸骨稜 - 腸骨筋

74裂離骨折でないのはどれか。

  • 踵骨前方突起骨折
  • 舟状骨粗面骨折
  • 距骨後突起骨折
  • 踵骨水平骨折

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解答 3

3. 距骨後突起骨折

75骨折と鑑別診断の組み合わせで誤っているのはどれか。

  • 膝蓋骨骨折 - 分裂膝蓋骨
  • 大腿骨骨幹部下1/3部骨折 - 大腿骨顆上伸展型骨折
  • 脛骨粗面骨折 - オスグッド・シュラッター病
  • 舟状骨粗面 - 外脛骨

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解答 2

2. 大腿骨骨幹部下1/3部骨折 - 大腿骨顆上伸展型骨折

76下腿両骨骨幹部定型的骨折で誤っているのはどれか。

  • 近位骨片が後外上方転位する
  • 斜骨折は変形治癒となりやすい
  • 脛骨神経損傷を合併する
  • 前方凹の反張下腿を後遺しやすい

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解答 1

1. 近位骨片が後外上方転位する

77踵骨骨折で正しいのはどれか。2つ選べ。

  • 鴨嘴状骨折は観血療法の適応が多い
  • ベーラー角が増大する
  • 阻血性骨壊死を合併しやすい
  • 距踵関節の変形性関節症を合併する

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解答 1・4

1. 鴨嘴状骨折は観血療法の適応が多い
4. 距踵関節の変形性関節症を合併する

78肩鎖関節脱臼で誤っているのはどれか。2つ選べ。

  • 介達外力ではⅢ度損傷が好発する
  • 陳旧性例では石灰沈着を認める
  • 階段状変形を残すことが多い
  • 弾発性固定を認めることはない

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解答 1・4

1. 介達外力ではⅢ度損傷が好発する
4. 弾発性固定を認めることはない

79月状骨脱臼で誤っているのはどれか。

  • 正中神経麻痺を合併する
  • 手関節伸展強制により発生する
  • 手関節部の前後径が増大する
  • 手関節軽度橈屈位、指は過伸展位となる

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解答 4

4. 手関節軽度橈屈位、指は過伸展位となる

80リスフラン関節脱臼で誤っているのはどれか。

  • 内側脱臼は内側楔状骨が内側に突出する
  • 前足部に回旋力が加わり発生する
  • 背側脱臼は前足部が短縮して見える
  • 第2中足骨基部骨折を合併する

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解答 1

1. 内側脱臼は内側楔状骨が内側に突出する

81肩腱板損傷のテスト法はどれか。2つ選べ。

  • アレンテスト
  • ペインフルアークサイン
  • ドロップアームサイン
  • ヤーガソンテスト

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解答 2・3

2. ペインフルアークサイン
3. ドロップアームサイン

82上腕二頭筋長頭腱損傷で誤っているのはどれか。

  • 結節間溝部で好発する
  • 腱板損傷を伴うものがある
  • 大結節との摩擦が発生要因となる
  • 肘関節屈曲制限を認める

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解答 3

3. 大結節との摩擦が発生要因となる

83肩関節の関節唇を損傷するものはどれか。2つ選べ。

  • SLAP損傷
  • ベンネット損傷
  • バンカート病変
  • リトルリーガー肩

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解答 1・3

1. SLAP損傷
3. バンカート病変

84テニス肘で誤っているのはどれか。

  • 骨膜の炎症が発生する
  • 短橈側手根伸筋起始部で好発する
  • 手関節掌屈抵抗運動により疼痛が増強する
  • 中指伸展テストが陽性となる

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解答 3

3. 手関節掌屈抵抗運動により疼痛が増強する

85指の損傷と原因で正しいのはどれか。

  • マーデルング変形 - 骨髄炎
  • デュピュイトレン拘縮 - 糖尿病
  • ボタン穴変形 - 側索断裂
  • ヘバーデン結節 - リウマチ

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解答 2

2. デュピュイトレン拘縮 - 糖尿病

86大腿四頭筋損傷で誤っているのはどれか。

  • 肉離れは内側広筋に好発する
  • 筋挫傷では骨化性筋炎に留意する
  • 初期治療ではRICE処置を行う
  • 膝崩れ現象を認める事がある

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解答 1

1. 肉離れは内側広筋に好発する

87半月板損傷で誤っているのはどれか。

  • マックマレー(McMurray)テストが陽性となる
  • 嵌頓症状が出現する
  • 単独損傷が好発する
  • 長期経過では大腿四頭筋萎縮を認める

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解答 3

3. 単独損傷が好発する

8832歳男性。交通事故の際に股関節屈曲、内転、内旋位で膝をダッシュボードにぶつけ受傷する。股関節は屈曲、内転、内旋位で弾発性固定されている。鼠径靭帯中央部が無抵抗で骨頭を触知できない。臀部の後上方に大腿骨頭を触知できる。この損傷の合併症で適切でないのはどれか。

  • 大腿骨頸部骨折
  • 大腿骨頭壊死
  • 骨化性筋炎
  • 大腿神経麻痺

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解答 4

4. 大腿神経麻痺

8943歳女性。階段を踏み外して足部に内返しが強制され負傷し来所した。第5中足骨底部に限局性圧痛と異常可動性を認めた。この骨折で留意すべき合併症はどれか。

  • 偽関節
  • 外方凸の変形治癒
  • 阻血性壊死
  • ズデック骨萎縮

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解答 2

2. 外方凸の変形治癒

9028歳男性。柔道の試合で投げられた際に、手掌を衝き肘関節に過伸展強制が加わり負傷した。肘関節部の疼痛を訴え来所した。肘頭は後方に突出して肘関節は軽度屈曲位に弾発性固定している。整復を試みるが、合併症により整復障害を認めた。整復障害の要因となる合併症はどれか。

  • 尺骨神経麻痺
  • 上腕骨内側上顆骨折
  • 骨化性筋炎
  • 橈骨神経麻痺

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解答 2

2. 上腕骨内側上顆骨折

9124歳男性。肘関節内側の疼痛と第4,5指掌側の痺れを感じるようになり来所した。小指球に萎縮をみとめた。また、フローマン兆候が陽性であった。過去に野球肘の既往がある。最も考えられる損傷はどれか。

  • 円回内筋症候群
  • 肘部管症候群
  • 後骨間神経麻痺
  • ギヨン管症候群

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解答 2

2. 肘部管症候群

9233歳女性。歩行時に足底部に痺れるような痛みを感じ来所した。第3,4指中足骨頭間に索状物を触知できる。前足部を手で握ると疼痛が増大した。また、中足骨頭間にチネル徴候がみられた。最も考えられる損傷はどれか。

  • 足根管症候群
  • フライバーグ(Freiberg)病
  • モートン(Morton)病
  • 種子骨障害

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解答 3

3. モートン(Morton)病

9364歳男性。自転車で走行中に、歩行者をよけて転倒した。肩関節に痛みと自動運動不能となったためにすぐに来所した。健側と比べて三角筋部の膨隆は消失し、上腕骨頭を烏口突起下に触知した。また、上腕は外転、内旋位に弾発性固定されていた。この損傷で最も合併しにくいものはどれか。

  • 大結節骨折
  • 反復性肩関節脱臼
  • 腋窩神経麻痺
  • 骨性バンカート(Bankart)損傷

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解答 2

2. 反復性肩関節脱臼

9416歳女性。マラソンの練習時に左脛骨内側後縁部に疼痛を感じるようになった。2ヶ月経過しても疼痛は消失せず、歩行時にも疼痛を呈するため来所した。足関節の自動抵抗運動時に疼痛が強くなり、患部に圧痛を認めた。また、膝の外反がみられる。単純Ⅹ線像では異常が認められなかった。最も考えられる損傷はどれか。

  • 脛骨骨幹部疲労骨折
  • コンパートメント症候群
  • アキレス腱断裂
  • シンスプリント

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解答 4

4. シンスプリント

9511歳男子。タンスから落ちた際に、手を衝いて肘関節過伸展強制され負傷し来所した。肘関節全周に腫脹がみられ、肘関節の厚さと幅の増大を認めた。Ⅹ線写真(別冊NO.2)を別に示す。この損傷の固定肢位はどれか。

  • 肘関節80°屈曲位・前腕中間位
  • 肘関節完全伸展位・前腕回内位
  • 肘関節100°屈曲位・前腕回内位
  • 肘関節90°屈曲位・前腕回外位

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解答 3

3. 肘関節100°屈曲位・前腕回内位

プロフィール

西村 雅道

医学博士 柔道整復師 鍼灸師
一社)国際整体協会 和整體学院 インストラクター
和整體学院臨床センター センター長

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