HOME 国家試験対策 実力問題 柔道整復師国家試験対策【第48回:実力問題その1(解剖・生理・柔整)】

柔道整復師国家試験対策【第48回:実力問題その1(解剖・生理・柔整)】

国家試験対策 実力問題

問題1〜21までは解剖生理柔整の必修問題対策となっています。
問題22以降は解剖生理柔整の一般問題対策となっています。

これまで当サイトで配信しているコンテンツも参考にしながら実施してください。

お送り致しております問題は、昨年度までの国家試験出題基準に基づいた教科振り分けとなっております。したがって、必修問題対策の問題中に、本年度の必修問題指定教科以外の科目(解剖学、生理学 病理学、衛生学、運動学、リハビリテーション医学、整形外科学、外科学、一般臨床医学)が含まれております。

なお、出題しているポイントは、本年度の国家試験合格を目指す上で必修問題科目であるなしに関係なく全て必要性の高い部分となっております。

なお、柔道に関係する問題は含まれておりませんので ご了承ください。

必修問題

問題1骨で神経が豊富に分布するのはどこか。

  1. 赤色骨髄
  2. 緻密質
  3. 骨膜
  4. 骨端軟骨

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解答 3

3.骨膜

問題2肘関節にないのはどれか。

  1. 球関節
  2. 蝶番関節
  3. 車軸関節
  4. 楕円関節

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解答 4

4.楕円関節

問題3膝関節の半月に付着している靭帯はどれか。

  1. 外側側副靭帯
  2. 内側側副靭帯
  3. 膝蓋靭帯
  4. 腸脛靭帯

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解答 2

2.内側側副靭帯

問題4胸骨角の位置について誤っているのはどれか。

  1. 第2肋骨の高さ
  2. 胸骨体と剣状突起との結合の高さ
  3. 気管分岐部の高さ
  4. 大動脈弓の起始部の高さ

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解答 2

2.胸骨体と剣状突起との結合の高さ

問題5成長ホルモンの分泌を促進しないのはどれか。

  1. 睡眠時
  2. 満腹時
  3. 運動時
  4. 精神的緊張時

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解答 2

2.満腹時

問題6誤っている組合せはどれか。

  1. Aα線維 - 骨格筋
  2. Aβ線維 - 触-圧覚
  3. Aδ線維 - 温覚
  4. C線維 - 筋紡錘

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解答 4

4.C線維 - 筋紡錘

問題7誤っている組合せはどれか。

  1. 冷覚 - クラウゼ小体
  2. 触-圧覚 - パチニ小体
  3. 筋張力 - ゴルジ腱器官
  4. 加速度 - コルチ器

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解答 4

4.加速度 - コルチ器

問題8骨折の固有症状はどれか。

  1. 皮下出血班
  2. 限局性圧痛
  3. 外観の変形
  4. 軸圧痛

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解答 3

3.外観の変形 

問題9小児骨折について正しいのはどれか。

  1. 偽関節を生じることはない
  2. 捻転転位は自家強制が期待できる
  3. 骨端成長軟骨板が刺激されて長径成長が促進される
  4. 第三骨片が生じることが多い

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解答 3

3.骨端成長軟骨板が刺激されて長径成長が促進される

問題10 関節拘縮について正しいのはどれか。

  1. 関節包・靭帯・筋・皮膚の変化によって発症する
  2. 骨・軟骨の変化によって起きる
  3. 不可逆性の変性である
  4. 筋組織内に骨化現象を発生する

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解答 1

1.関節包・靭帯・筋・皮膚の変化によって発症する

問題11骨癒合に良好な影響を与えるのはどれか。

  1. 粉砕骨折
  2. 屈曲力
  3. 海綿質骨折
  4. 関節内骨折

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解答 3

3.海綿質骨折

問題12骨折の整復で正しいのはどれか。

  1. すべて解剖学的整復を要する
  2. 年齢・部位・転位の状況によって転位が許容される
  3. 屈曲整復法は螺旋状骨折に適応される
  4. 牽引力を利用して直圧する整復を牽引整復法という

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解答 2

2.年齢・部位・転位の状況によって転位が許容される

問題13関節包内脱臼で正しいのはどれか。

  1. 肘関節脱臼
  2. 肩関節脱臼
  3. 膝関節脱臼
  4. 顎関節脱臼

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解答 4

4.顎関節脱臼

問題14 反復性脱臼の原因で正しいのはどれか。

  1. 長期にわたる固定
  2. 強固な固定
  3. 脱臼を阻止する骨突起の骨折
  4. 筋、腱、靭帯の部分断裂

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解答 3

3.脱臼を阻止する骨突起の骨折

問題15 肋骨骨折について正しいのはどれか。

  1. 吸気時に包帯を巻く
  2. 典型型では第2.3肋骨に好発する
  3. 軋轢音を触知することがある
  4. 軸圧痛がある

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解答 3

3.軋轢音を触知することがある

問題16コーレス骨折の合併症について正しいのはどれか。

  1. フォルクマン拘縮
  2. 無腐性骨壊死
  3. 偽関節
  4. ズデック骨萎縮

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解答 4

4.ズデック骨萎縮

問題17 肩関節脱臼について誤りはどれか。

  1. 烏口下脱臼
  2. 関節窩下脱臼
  3. 棘上脱臼
  4. 烏口突起上脱臼

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解答 3

3.棘上脱臼

問題18鎖骨の定型的骨折の骨片転位で誤りはどれか。

  1. 近位骨片は前下方に転位する
  2. 遠位骨片は上肢の重みで下垂する
  3. 遠位骨片は大・小胸筋の作用で短縮する
  4. 近位骨片は後上方に転位する

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解答 1

1.近位骨片は前下方に転位する

問題19膝蓋骨脱臼の発生要因でないのはどれか。

  1. FTA増大
  2. 外反膝
  3. 内側広筋の脆弱化
  4. 関節弛緩

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解答 1

1.FTA増大

問題20肩腱板損傷時に行う検査法でないのはどれか。

  1. インピンジメントサイン
  2. クレピタス
  3. ハイアークサイン
  4. 有痛弧徴候

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解答 3

3.ハイアークサイン

問題21距腿関節の内反損傷で最も損傷されやすいのはどれか。

  1. 二分靭帯損傷
  2. 前距腓靭帯損傷
  3. 前脛腓靱帯損傷
  4. 踵腓靭帯損傷

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解答 2

2.前距腓靭帯損傷

一般問題

問題1正しい組合せはどれか。

  1. 歯肉――重層扁平上皮
  2. 肺胞――単層立方上皮
  3. 食道――単層円柱上皮
  4. 膀胱――多列線毛上皮

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解答 1

1.歯肉――重層扁平上皮

問題2硝子軟骨でないのはどれか。

  1. 肋軟骨
  2. 気管軟骨
  3. 関節軟骨
  4. 喉頭蓋軟骨

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解答 4

4.喉頭蓋軟骨

問題3白血球中でもっとも構成比の大きいものはどれか。

  1. 好中球
  2. 好酸球
  3. 好塩基球
  4. 好塩基球

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解答 1

1.好中球

問題4外胚葉由来のものはどれか。

  1. 神経細胞
  2. 心筋細胞
  3. 肝細胞
  4. 膵内分泌腺細胞

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解答 1

1.神経細胞

問題5 尺骨に存在するのはどれか。

  1. 肘頭窩
  2. 橈骨神経溝
  3. 尺骨切痕
  4. 滑車切痕

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解答 4

4.滑車切痕

問題6乳突蜂巣が存在するのはどれか。

  1. 側頭骨
  2. 上顎骨
  3. 篩骨
  4. 蝶形骨

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解答 1

1.側頭骨

問題7眼窩と鼻腔の両方の構成に関与するのはどれか。2つ選べ。

  1. 鼻骨
  2. 口蓋骨
  3. 頬骨
  4. 上顎骨

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解答 2・4

2.口蓋骨
4.上顎骨

問題8閉鎖孔を取り囲む骨はどれか。

  1. 坐骨と恥骨のみ
  2. 坐骨と腸骨のみ
  3. 腸骨と恥骨のみ
  4. 腸骨と恥骨と坐骨

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解答 1

1.坐骨と恥骨のみ

問題9腱が関節包内を通過するのはどれか。

  1. 三角筋
  2. 烏口腕筋
  3. 上腕二頭筋
  4. 上腕三頭筋

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解答 3

3.上腕二頭筋

問題10大腿骨に停止をもつ筋はどれか。

  1. 縫工筋
  2. 大内転筋
  3. 半腱様筋
  4. 薄筋

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解答 2

2.大内転筋

問題11拮抗筋の組み合わせで正しいのはどれか。

  1. 上腕筋――――上腕二頭筋
  2. 大殿筋――――腸腰筋
  3. 大腿二頭筋――半腱様筋
  4. 下腿三頭筋――後脛骨筋

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解答 2

2.大殿筋――――腸腰筋

問題12腹大動脈の壁側枝はどれか 2つ選べ。

  1. 下横隔動脈
  2. 腰動脈
  3. 腹腔動脈
  4. 上腸間膜動脈

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解答 1・2

1.下横隔動脈
2.腰動脈

問題13リンパ液が流れないのはどれか。

  1. 胸管
  2. 乳ビ槽
  3. 奇静脈
  4. 左静脈角

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解答 3

3.奇静脈

問題14正しい組合せはどれか。

  1. 舌咽神経――舌根部味覚
  2. 顔面神経――舌体部痛覚
  3. 舌下神経――舌根部触覚
  4. 舌神経―――外舌筋

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解答 1

1.舌咽神経――舌根部味覚

問題15食物塊が通過する際に拡張しにくい部位はどれか 2つ選べ。

  1. 歯肉――重層扁平上皮
  2. 肺胞――単層立方上皮
  3. 食道――単層円柱上皮
  4. 膀胱――多列線毛上皮

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解答 1・3

1.食道起始部
3.横隔膜貫通部

問題16小腸の吸収面積増幅に関与するのはどれか。

  1. 半月ヒダ
  2. パイエル板
  3. リーベルキューン陰窩
  4. 絨毛

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解答 4

4.絨毛

問題17括約筋が存在する部位はどれか。

  1. 噴門部
  2. 幽門部
  3. 十二指腸空腸曲
  4. 回盲部

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解答 2

2.幽門部

問題18 最も大きい副鼻腔はどれか。

  1. 前頭洞
  2. 蝶形骨洞
  3. 上顎洞
  4. 篩骨洞

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解答 3

3.上顎洞

問題19 嚥下の際、後ろに倒れる軟骨はどれか。

  1. 甲状軟骨
  2. 喉頭蓋軟骨
  3. 披裂軟骨
  4. 輪状軟骨

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解答 2

2.喉頭蓋軟骨

問題20 正しいのはどれか。

  1. ネフロンとは腎小体とも呼ばれる
  2. 腎門部において尿管は腎動脈より前方にある
  3. 左腎は右腎より低位に位置する
  4. 尿管は精巣動脈の後方を下行する

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解答 4

4.尿管は精巣動脈の後方を下行する

問題21尿管の生理的狭窄部でないのはどれか。

  1. 前立腺を貫く部
  2. 膀胱を貫く部
  3. 腹部から骨盤への移行部
  4. 腎臓から尿管への移行部

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解答 1

1.前立腺を貫く部

問題22正しいのはどれか。

  1. 精巣下降は胎児初期に起こる
  2. 精巣は精嚢内に存在する
  3. 精子は精巣網で産生される
  4. ライディッヒ細胞はテストステロンを分泌する

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解答 4

4.ライディッヒ細胞はテストステロンを分泌する

問題23性ホルモンを分泌するのはどれか。

  1. 前立腺
  2. 精細管
  3. 卵胞
  4. 精嚢

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解答 3

3.卵胞

問題24下垂体前葉ホルモンが直接作用するのはどれか。

  1. 副腎髄質
  2. 甲状腺
  3. 上皮小体
  4. 膵臓

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解答 2

2.甲状腺

問題25左右の大脳半球を結ぶ線維からなるのはどれか。

  1. 脳梁
  2. 脳弓
  3. 内包
  4. 大脳脚

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解答 1

1.脳梁

問題26正しい組合せはどれか。

  1. 視神経―――毛様体筋
  2. 三叉神経――咀嚼筋
  3. 外転神経――鼓膜張筋
  4. 動眼神経――上斜筋

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解答 2

2.三叉神経――咀嚼筋

問題27 次の組み合わせで正しいのはどれか。

  1. 頚神経叢―――横隔神経
  2. 腕神経叢―――鎖骨上神経
  3. 腰神経叢―――坐骨神経
  4. 仙骨神経叢――閉鎖神経

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解答 1

1.頚神経叢―――横隔神経

問題28誤っているのはどれか。

  1. 表皮は重層扁平上皮からなる
  2. マイスネル小体は真皮にある
  3. 爪は真皮の変形したものである
  4. 腋窩の皮膚にはアポクリン腺がある

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解答 3

3.爪は真皮の変形したものである

問題29正しいのはどれか。

  1. 半規管は前庭と蝸牛との間にある
  2. 半規管は前庭と蝸牛との間にある
  3. 外リンパは骨迷路と膜迷路の間を満たす
  4. 内リンパと外リンパは蝸牛頂で交通している

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解答 3

3.外リンパは骨迷路と膜迷路の間を満たす

問題30顔面動脈の拍動を触知できるのはどれか。

  1. 下顎体部
  2. オトガイ部
  3. 側頭部
  4. 眼窩上部

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解答 1

1.下顎体部

問題31ステロイド化合物で誤っているのはどれか。

  1. コルチゾル
  2. テストステロン
  3. トリグリセリド
  4. エストラジオール

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解答 3

3.トリグリセリド

問題32誤っている組合せはどれか。

  1. ミトコンドリア - エネルギー産生
  2. リソソーム - 細胞内での低分子化
  3. 中心小体 - 微小管形成
  4. リボソーム - 蛋白質への糖鎖付加

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解答 4

4.リボソーム - 蛋白質への糖鎖付加

問題33血漿成分において異常な値を示すのはどれか。

  1. 水分 - 92%
  2. 無機塩類 - 0.9%
  3. 空腹時血糖値 - 10%
  4. 脂質 - 1%

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解答 3

3.空腹時血糖値 - 10%

問題34正常な固有心筋に認められないのはどれか。

  1. プラトー
  2. 歩調とり電位
  3. オーバーシュート
  4. Ca2+の細胞内流入

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解答 2

2.歩調とり電位

問題35他血管と比べた交換血管の説明で誤っているのはどれか。

  1. 総断面積が最も広い
  2. 血流速度が最も遅い
  3. 血圧が最も低い
  4. 平滑筋を欠く

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解答 3

3.血圧が最も低い

問題36酸素とヘモグロビンの結合を促進するのはどれか。

  1. 血中酸素分圧減少
  2. ボーア効果
  3. 血液温度低下
  4. 2,3ジホスホグリセリン酸増加

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解答 3

3.血液温度低下

問題37 口腔内での消化に関与するのはどれか。

  1. プチアリン
  2. ステアプシン
  3. ペプシン
  4. マルターゼ

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解答 1

1.プチアリン

問題38Na+と共輸送され吸収されるのはどれか。2つ選べ。

  1. グリセロール
  2. アミノ酸
  3. グルコース
  4. 脂肪酸

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解答 2・3

2.アミノ酸
3.グルコース

問題39 セクレチンの作用はどれか。2つ選べ。

  1. 胃運動亢進
  2. 胆嚢収縮
  3. 膵重曹水分泌
  4. 胆汁分泌

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解答 3・4

3.膵重曹水分泌
4.胆汁分泌

問題40酸化されることで窒素化合物を生じるのはどれか。

  1. 蛋白質
  2. 糖質
  3. 脂質
  4. 無機塩類

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解答 1

1.蛋白質

問題41発熱について誤っているのはどれか。

  1. 体温調節中枢が異常となる
  2. 血管が拡張する
  3. インターロイキン1が産生される
  4. 真菌が原因となる

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解答 2

2.血管が拡張する

問題42尿細管において再吸収されないのはどれか。2つ選べ。

  1. パラアミノ馬尿酸
  2. 重炭酸イオン
  3. アミノ酸
  4. マンニトール

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解答 1・4

1.パラアミノ馬尿酸
4.マンニトール

問題43下垂体前葉ホルモンにより分泌促進されないホルモンはどれか。2つ選べ。

  1. サイロキシン
  2. コルチゾル
  3. アドレナリン
  4. アルドステロン

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解答 3・4

3.アドレナリン
4.アルドステロン

問題44甲状腺ホルモンの作用で誤っているのはどれか。

  1. 酸素消費量増加
  2. 成長期体蛋白の合成
  3. 血中遊離脂肪酸減少
  4. グリコーゲン分解促進

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解答 3

3.血中遊離脂肪酸減少

問題45ノルアドレナリンの作用で誤っているのはどれか。

  1. 心拍出量減少
  2. 血圧低下
  3. 熱産生増大
  4. 中枢神経刺激

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解答 2

2.血圧低下

問題46テストステロンの作用で誤っているのはどれか。

  1. 骨格筋の発達
  2. 精子形成促進作用
  3. 間細胞刺激作用
  4. ゴナドトロピン分泌抑制

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解答 3

3.間細胞刺激作用

問題47黄体期で誤っているのはどれか。

  1. 妊娠により継続する
  2. プロゲステロンの血中濃度が高い
  3. 子宮内膜の機能層が壊死している
  4. 卵胞期に比べ体温が高い

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解答 3

3.子宮内膜の機能層が壊死している

問題48紫外線により産生されるのはどれか。

  1. ビタミンD
  2. パラソルモン
  3. カルシトニン
  4. レニン

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解答 1

1.ビタミンD

問題49呼吸性アシドーシスの原因はどれか。

  1. 頻回の下痢
  2. 重炭酸ナトリウムの過剰摂取
  3. 肺気腫
  4. 過換気

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解答 3

3.肺気腫

問題50 副交感神経単独支配はどれか。

  1. 唾液腺
  2. 副腎
  3. 瞳孔括約筋
  4. 心臓

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解答 3

3.瞳孔括約筋

問題51伸張反射に関与しないのはどれか。

  1. 錘内筋
  2. 錘外筋
  3. Ⅰa線維
  4. 多シナプス

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解答 4

4.多シナプス

問題52 骨格筋の収縮弛緩において長さが変わらないのはどれか。

  1. A帯
  2. H帯
  3. I帯
  4. 筋節

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解答 1

1.A帯

問題53 骨格筋の特徴はどれか。

  1. 強縮が多い
  2. 絶対不応期が心筋に比べ長い
  3. 自動性を持つ
  4. ギャップ結合を持つ

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解答 1

1.強縮が多い

問題54順応が速い受容器はどれか。

  1. 筋紡錘
  2. 痛覚受容器
  3. 触覚受容器
  4. 肺胞伸展受容器

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解答 3

3.触覚受容器

問題55杆状体が存在するのはどれか。

  1. 中心窩
  2. 網様体
  3. 網膜視部
  4. 視神経乳頭

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解答 3

3.網膜視部

問題56ソルターハリスの分類で正しいのはどれか。

  1. Ⅳ型は肥大軟骨層で損傷される
  2. Ⅲ型は比較的予後不良である
  3. Ⅴ型は破壊損傷が大きい
  4. Ⅰ型は骨幹端から関節軟骨にわたって縦断された損傷である

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解答 3

3.Ⅴ型は破壊損傷が大きい

問題57介達外力で発生するのはどれか。

  1. 踵骨体部骨折
  2. 上腕骨骨幹部骨折
  3. 肩甲骨体部骨折
  4. 鎖骨外1/3骨折

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解答 2

2.上腕骨骨幹部骨折

問題58ズデックの骨萎縮について誤りはどれか。

  1. 幼少年期に特に多い
  2. 爪の萎縮が見られる
  3. X線にて斑点状の脱灰像が見られる
  4. 四肢末梢部の骨折に合併する

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解答 1

1.幼少年期に特に多い

問題59高齢者のコーレス骨折について誤りはどれか。

  1. 多発・粉砕骨折を起こす
  2. 解剖学的治癒を主眼におく
  3. 局所に限定した簡単な固定にする
  4. 完全整復は困難である

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解答 2

2.解剖学的治癒を主眼におく

問題60偽関節が起きる要因で誤りはどれか。

  1. 複雑骨折
  2. 短期の固定
  3. 骨折部に大量の血腫
  4. 骨折端間の軟部組織の介在

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解答 3

3.骨折部に大量の血腫

問題61骨折の合併症と原因の組み合わせで誤りはどれか。

  1. 阻血性壊死————–血行が遮断
  2. フォルクマン拘縮—–過度の腫脹
  3. 過剰仮骨形成———–関節付近の骨折
  4. 関節強直—————-軟部組織の萎縮

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解答 4

4.関節強直—————-軟部組織の萎縮

問題62ゴルフスイングによる疲労骨折の好発部位はどれか。

  1. 第11肋骨
  2. 第1肋骨
  3. 第6肋骨
  4. 第3肋骨

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解答 3

3.第6肋骨

問題63次のうち正しいのはどれか。

  1. 前頭蓋窩骨折ではバトル徴候がみられる
  2. 小児は頭部外傷の発生頻度が高い
  3. 頭蓋底骨折は陥凹骨折が多い
  4. 頭蓋底は眼球が受けた圧力で容易に骨折する

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解答 2

2.小児は頭部外傷の発生頻度が高い

問題64 肋骨骨折で誤りはどれか。

  1. 肋軟骨部骨折は臨床所見にて判定する
  2. 屋根瓦状絆創膏固定法は胸郭上位から下位へと貼る
  3. 直達外力では胸膜損傷の恐れがある
  4. 単数骨折では肺損傷が起こりにくい

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解答 2

2.屋根瓦状絆創膏固定法は胸郭上位から下位へと貼る

問題65鎖骨骨折で誤っているのはどれか。

  1. 整復完了後、10日間は安静を保ち注意する
  2. 青壮年では第3骨片を生じやすい
  3. 合併症で鎖骨下動脈損傷がある
  4. 成人の場合、整復位を保持する固定が容易である

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解答 4

4.成人の場合、整復位を保持する固定が容易である

問題66上腕骨近位端部骨折で誤りはどれか。

  1. 解剖頸骨折は結節下骨折である
  2. 主に介達外力によって発生する
  3. 上腕骨骨頭骨折の単独骨折はまれである
  4. 大結節骨折は腱板により裂離骨折をする

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解答 1

1.解剖頸骨折は結節下骨折である

問題67上腕骨外科頸骨折の合併症で誤りはどれか。

  1. 肩関節脱臼
  2. 鎖骨下動脈損傷
  3. 三角筋麻痺
  4. 肩関節の外転外旋障害

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解答 2

2.鎖骨下動脈損傷

問題68上腕骨骨幹部骨折の転位について正しい組み合わせはどれか。

  1. 三角筋付着部より近位骨折———近位骨片は外方転位
  2. 三角筋付着部より遠位骨折———遠位骨片は前外方転位
  3. 三角筋付着部より近位骨折———遠位骨片は外上方転位
  4. 三角筋付着部より遠位骨折———近位骨片は後上方転位

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解答 3

3. 三角筋付着部より近位骨折———遠位骨片は外上方転位

問題69上腕骨外顆骨折で偽関節を形成しやすい理由で誤りはどれか。

  1. 関節包内骨折のため
  2. 回転転位のため
  3. 骨折により栄養血管が絶たれるため
  4. 整復位保持が困難なため

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解答 3

3.骨折により栄養血管が絶たれるため

問題70橈骨近位端部骨折について誤りはどれか。

  1. 成人では頸部に、小児では頭部に多くみられる
  2. 前腕回旋運動、橈骨長軸方向からの圧迫で激痛が生じる
  3. 関節内遊離体が合併する
  4. 成人の屈曲転位が残存するものは観血療法の適応となる

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解答 1

1. 成人では頸部に、小児では頭部に多くみられる

問題71モンテギア骨折伸展型で誤っているのはどれか。

  1. 橈骨頭は前外方に脱臼する
  2. 尺骨は前外方凸の変形を呈する
  3. 尺骨神経麻痺を後遺する
  4. 安定性が悪く観血療法が適応する

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解答 3

3.尺骨神経麻痺を後遺する

問題72 手根骨骨折で正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 月状骨、次いで舟状骨に多く発生する
  2. 舟状骨では近位骨片が骨壊死になりやすい
  3. 月状骨骨折では3.4指の長軸に沿った軸圧痛がある
  4. 手根骨骨折は骨折の診断が容易である

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解答 2・3

2. 舟状骨では近位骨片が骨壊死になりやすい
3. 月状骨骨折では3.4指の長軸に沿った軸圧痛がある

問題73中手骨頸部骨折で誤っているのはどれか。

  1. 固定は中手指節関節を直角位にする
  2. 第4・5指に好発する
  3. 骨折部に背側凸の変形を示す
  4. 固定期間は3〜5週である

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解答 1

1.固定は中手指節関節を直角位にする

問題74手指の中節骨骨幹部骨折について誤りはどれか。

  1. 浅指屈筋腱付着部より遠位骨折——中枢骨片は掌側転位
  2. 浅指屈筋腱付着部より近位骨折——中枢骨片は掌側転位
  3. 浅指屈筋腱付着部より遠位骨折はPIP・DIP関節屈曲位固定する
  4. 浅指屈筋腱付着部より近位骨折はPIP・DIP関節伸展位固定する

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解答 2

2.浅指屈筋腱付着部より近位骨折——中枢骨片は掌側転位

問題75胸鎖関節脱臼で誤りはどれか。

  1. 鎖骨近位端骨折と転位状態が類似する
  2. 鎖骨近位端の突出変形が残れば観血療法の適応となる
  3. 筋の緊張を避けるため頭部を患側に傾ける
  4. 多くは前方に脱臼する

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解答 2

2. 鎖骨近位端の突出変形が残れば観血療法の適応となる

問題76肩関節脱臼で誤っている組合せはどれか。

  1. 棘下脱臼——–デパルマ法
  2. 鎖骨下脱臼——-上腕長延長
  3. 腋窩脱臼——–外転度は前方脱臼より高度になる
  4. 烏口突起上脱臼—–多くは骨折を伴う

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解答 2

2.鎖骨下脱臼——-上腕長延長

問題77正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 月状骨脱臼は男性に好発する
  2. 月状骨脱臼は多くは背側に脱臼する
  3. 月状骨周囲脱臼では月状骨の転位が著明である
  4. 月状骨脱臼は正中神経を圧迫することが多い

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解答 1・4

1. 月状骨脱臼は男性に好発する
4. 月状骨脱臼は正中神経を圧迫することが多い

問題78 上腕骨二頭筋長頭腱の損傷について誤りはどれか。

  1. スピードテストが陽性になる
  2. 中年の肉体労働者に多い
  3. 激しいスポーツの結果、筋腱移行部が断裂する
  4. 断裂音は聞かれない

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解答 4

4. 断裂音は聞かれない

問題79野球肘の分類で誤りは次のうちどれか。

  1. 前腕回内屈筋群による損傷は内側型である
  2. 肘頭の損傷は後方型である
  3. 上腕骨小頭の損傷は内側型である
  4. 外側型では加速期からフォロースルー期にかけて外反力がかかる

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解答 3

3.上腕骨小頭の損傷は内側型である

問題80 次の文章で正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. TFCCとは三角線維軟骨、手関節尺側側副靭帯、掌側と背側の橈尺靭帯をいう
  2. 指側副靭帯損傷でステナー損傷を起こしていると整復が困難である
  3. 第1指MP関節ロッキングはMP関節過屈曲位をとる
  4. 手指部の腱の皮下断裂は屈筋腱での発生頻度が高い

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解答 1・2

1. TFCCとは三角線維軟骨、手関節尺側側副靭帯、掌側と背側の橈尺靭帯をいう
2. 指側副靭帯損傷でステナー損傷を起こしていると整復が困難である

問題81デュベルニー骨折で誤りはどれか。

  1. 付着する筋は内・外腹斜筋、腰方形筋である
  2. 骨片は下前方へ転位する
  3. 転子果長は正常である
  4. 棘果長は長くなることがある

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解答 2

2. 骨片は下前方へ転位する

問題82 大腿骨頸部骨折のパウエルの分類で正しいのはどれか。

  1. 第1度は50度以下で骨癒合に有効に働くものである
  2. 第2度は骨癒合が良好である
  3. 骨折線が垂直線となす角度で分類する
  4. 第3度では剪断力のみが働く為、骨癒合が困難である

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解答 4

4. 第3度では剪断力のみが働く為、骨癒合が困難である

問題83下腿骨幹部骨折で誤りはどれか。

  1. 前方凹変形になることが多い
  2. 小児の場合は腓骨の単独骨膜下骨折が多い
  3. 偽関節は中・下1/3境界部に多発する
  4. 尖足位拘縮が多い

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解答 2

2. 小児の場合は腓骨の単独骨膜下骨折が多い

問題84足根骨骨折について誤りはどれか。

  1. 踵骨骨折ではベーラー角が減少する
  2. 距骨骨折は骨壊死を起こしやすい
  3. 舟状骨骨折では第2ケーラー病との鑑別に注意する
  4. 踵骨骨折の大半は直達外力で起きる

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解答 3

3. 舟状骨骨折では第2ケーラー病との鑑別に注意する

問題85先天性股関節脱臼の徴候で誤りはどれか。

  1. アリスサイン
  2. パトリックサイン
  3. テレスコーピングサイン
  4. クリックサイン

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解答 2

2. パトリックサイン

問題86リスフラン関節脱臼で誤っているのはどれか。

  1. 外側脱臼は足外縁に第5中足骨基底部が突出する
  2. 内側脱臼は足外側に突出した立方骨を触れる
  3. 前足部が母趾側へ転位したのを外側脱臼という
  4. 背側脱臼では指は伸展位となる

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解答 3

3. 前足部が母趾側へ転位したのを外側脱臼という

問題87大腿四頭筋の肉離れで誤っているのはどれか。

  1. 受傷直後に皮下出血が現れやすい
  2. 筋疲労時に多発する
  3. 大腿直筋に好発する
  4. 尻上がり現象が出現することがある

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解答 1

1. 受傷直後に皮下出血が現れやすい

問題88半月板損傷の検査法で誤りはどれか。

  1. マックマレーテスト
  2. 押しアプレーテスト
  3. ステインマンテスト
  4. ラックマンテスト

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解答 4

4. ラックマンテスト

問題89 82歳女性、昼間自宅にて廊下で転倒し、しりもちをついた。整形外科にいったところ、臀部打撲と診断された。翌日の朝、背部痛を訴えて来所。脊柱起立筋の緊張は強く、第12胸椎に叩打痛があった。その日のうちにエックス線検査の結果、骨折と診断された。最も考えられるのはどれか。

  1. 第12胸椎棘突起骨折
  2. 第12胸椎椎体圧迫骨折
  3. 肋骨突起骨折
  4. 第4腰椎椎体圧迫骨折

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解答 2

2. 第12胸椎椎体圧迫骨折

問題90 85歳女性。スーパーで倒れているのを店員が発見し、来所。来院時、肩が上がらないと聴取し、診察したところ負傷原因は不明。上腕内側に皮下出血があり、骨頭は肩峰下に触知した。上腕はやや外転している。この損傷で誤りはどれか。

  1. 腋窩動脈損傷を合併する
  2. 神経損傷の合併では肩外側の感覚障害がみられる
  3. 3週間で固定を除去する
  4. 早期に等尺性運動を開始する

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解答 3

3. 3週間で固定を除去する

問題9150歳女性。足を滑らせ転倒し右手を衝き受傷。橈骨遠位端部に腫脹、フォーク状変形がある。整復固定をしたが1ヶ月後に第2、3指掌側に感覚障害両手関節を掌屈して手背を互いに押し当てると痺れを訴えた。この損傷の合併症はどれか。

  1. 長母指伸筋腱断裂
  2. 手根管症候群
  3. 尺骨神経麻痺
  4. 舟状骨骨折

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解答 2

2. 手根管症候群

問題9221歳男性。車の運転中に接触事故し膝をダッシュボードに強打した。来院した際、股関節屈曲・外転・外旋位に弾発性固定を認めた。整復の際の障害で誤りはどれか。

  1. 関節包の裂傷部が狭小
  2. 骨折を合併
  3. 大腿骨頭靭帯の断裂
  4. 軟部組織が骨頭と関節窩の間に介在

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解答 3

3. 大腿骨頭靭帯の断裂

問題9345歳女性、大会に向けテニスを猛練習した際に上腕遠位外側に疼痛が出現した。雑巾を絞ると疼痛増大。疼痛軽減のためバンドを装着するべき圧迫部位はどれか。

  1. 上腕骨外側上顆部
  2. 前腕伸筋郡筋腹部
  3. 前腕骨幹部
  4. 前腕屈筋群筋腹部

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解答 2

2. 前腕伸筋郡筋腹部

問題9420歳男性.バスケットの試合中に相手選手と衝突し膝関節に外反と回旋力が加わった際、負傷。激痛と腫脹により屈曲制限が、みられはじめ不安定性も訴えている。この損傷で必要のない検査法はどれか。

  1. N—テスト
  2. 側方動揺テスト
  3. ステインマンテスト
  4. グラスピングテスト

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解答 4

4. グラスピングテスト

問題9514才男子。学校の階段を4段飛ばしで飛び降りた際、膝に激痛が走り来院。脛骨粗面部に異常隆起、圧痛と膝の伸展力が弱くなっていることを認める。次のうち考えられるのはどれか。

  1. 膝蓋骨骨折
  2. 脛骨顆間隆起骨折
  3. 腓骨頭骨折
  4. 脛骨粗面骨折

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解答 4

4. 脛骨粗面骨折

問題96 35歳男性。スキーをしていた際、雪面に右足がとられ木に衝突し強い外旋力が加わり負傷。慌てて助けにいきズボンをまくったところ、脛骨が皮膚を破り出血しているのが確認された。注意しなければならない合併症で誤りはどれか。

  1. 急性骨髄炎
  2. 偽関節
  3. 阻血性骨壊死
  4. 遷延治癒

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解答 3

3. 阻血性骨壊死

問題9750歳女性。フライパンが持てなくなったと言って来院。手関節や第一指を動かすと疼痛を認め、フィンケルシュタインテスト陽性であった。原因として考えられる筋はどれか。

  1. 短母指外転筋
  2. 長母指伸筋
  3. 短母指伸筋
  4. 長母指屈筋

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解答 3

3. 短母指伸筋

プロフィール

西村 雅道

医学博士 柔道整復師 鍼灸師
一社)国際整体協会 和整體学院 インストラクター
和整體学院臨床センター センター長

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