HOME 国家試験対策 分野別問題 柔道整復師国家試験対策【第21回:柔道整復学 その1】

柔道整復師国家試験対策【第21回:柔道整復学 その1】

分野別問題 国家試験対策

今月から三回にわたり柔整の問題を出題します。
各回とも全範囲から必修項目と一般項目に分けて出題し、三回目は長文問題を出題します。1回目は必修問題30問、一般問題19問となっています。

必修問題

問題1疲労骨折の好発部位で誤りはどれか。

  1. 中足骨
  2. 脛骨
  3. 橈骨
  4. 肋骨

答えを見る

問題2骨損傷の組合せで誤りはどれか。

  1. 捻転骨折―――――上腕骨骨折
  2. 陥没骨折―――――頭蓋骨骨折
  3. 圧迫骨折―――――肋骨骨折
  4. 若木骨折―――――下腿骨骨折

答えを見る

問題3異常可動性の触知が可能な骨折はどれか。

  1. 若木骨折
  2. 陥没骨折
  3. 亀裂骨折
  4. 骨膜下骨折

答えを見る

問題4骨折の合併症と原因の組合せで誤りはどれか。

  1. 過剰仮骨形成――――――血腫の消失
  2. 関節強直――――――――関節内骨折
  3. 深部静脈血栓症―――――長期間の臥床
  4. ズデック骨萎縮―――――交感神経障害

答えを見る

問題5脱臼について誤りはどれか。

  1. 直達性脱臼では関節突起骨折を伴う場合が多い。
  2. 習慣性脱臼は外傷性脱臼に続発して発生する。
  3. 随意性脱臼は本人の自由意思で脱臼が発生する。
  4. 反復性脱臼は初回治療の中止が原因で発生する。

答えを見る

問題6外傷性脱臼の固有症状で正しいのはどれか。

  1. 患部の異常可動性
  2. 関節血腫の出現
  3. 骨長軸上の変化
  4. 骨頭の位置異常

答えを見る

問題7脱臼の整復障害で誤りはどれか。

  1. ボタン穴機構
  2. 関節包の緊張
  3. 末梢神経麻痺
  4. 種子骨の嵌入

答えを見る

問題8小児骨折で誤りはどれか。

  1. ソルター・ハリスⅢ型が好発する。
  2. 骨膜は厚く温存される事が多い。
  3. 骨癒合期間は若年者ほど短い。
  4. 側方転位の自家矯正は可能である。

答えを見る

問題9長期固定に起因して発生する合併症はどれか。

  1. 偽関節形成
  2. 筋萎縮
  3. 骨壊死
  4. 阻血性拘縮

答えを見る

問題10骨折整復における牽引直圧法で最初に矯正する転位はどれか。

  1. 短縮転位
  2. 側方転位
  3. 捻転転位
  4. 屈曲転位

答えを見る

問題11骨折における外固定の目的で誤っているのはどれか。

  1. 再転位の防止
  2. 変形の矯正
  3. 筋萎縮の防止
  4. 治癒環境の確保

答えを見る

問題12肉離れについて誤りはどれか。

  1. 筋に圧迫力が加わり発生する。
  2. ハムストリングスに好発する。
  3. 陥凹部の触知は重度損傷である。
  4. 早期の復帰は再発の原因となる。

答えを見る

問題13鎖骨骨折で正しいのはどれか。

  1. 介達外力では外1/3部に好発する。
  2. 受傷時の上肢挙上制限は軽度である。
  3. 外観上の頚部は健側に傾斜している。
  4. 腕神経叢損傷の合併に注意が必要である。

答えを見る

問題14上腕骨外科頚外転型骨折で誤りはどれか。

  1. 肩関節外転位で転倒した場合に発生する。
  2. 近位骨片は軽度内転位に転位する。
  3. 整復直後は肩関節外転位で固定する。
  4. 噛合骨折では整復を必要としない場合が多い。

答えを見る

問題15上腕骨顆上伸展型骨折で正しいのはどれか。

  1. 骨折部に強力な後方凸の屈曲力が働く。
  2. 骨折線は後方から前方に斜走する。
  3. ヒューター線より中枢に肘頭が位置する。
  4. 内転内旋転位の残存は内反肘の原因となる。

答えを見る

問題16コーレス(Colles)骨折で正しいのはどれか。

  1. 骨折部に背側凸の屈曲力が加わり骨折する。
  2. 騎乗短縮転位により銃剣状変形を呈する。
  3. 遠位骨片は方形回内筋の作用で回内転位する。
  4. 転位高度な場合には屈曲整復法が適応される。

答えを見る

問題17手舟状骨骨折で誤りはどれか。

  1. 中央1/3部骨折が最も多く発生する。
  2. スナッフボックス部に圧痛を認める。
  3. 初期X線像で骨折線の確認が困難である。
  4. 遠位骨片に無腐性骨壊死が発生しやすい。

答えを見る

問題18中手骨頚部骨折で誤りはどれか。

  1. 第1・2中手骨に最も好発する。
  2. 骨折部は背側凸変形を呈する。
  3. MP関節直角位で徒手整復する。
  4. 捻転転位の残存は著しい変形を残す。

答えを見る

問題19マレットフィンガーで誤りはどれか。

  1. DIP関節の屈曲強制で発生する。
  2. DIP関節の完全伸展障害を残す。
  3. 第Ⅲ型はDIP関節過伸展位で固定する。
  4. 第Ⅰ型の固定期間は第Ⅲ型より長期となる。

答えを見る

問題20肩鎖関節上方脱臼(完全脱臼)で誤りはどれか。

  1. 介達外力で発生する事が多い。
  2. 患部に反跳症状が出現する。
  3. 突出変形を後遺する場合が多い。
  4. 烏口鎖骨靭帯が完全断裂する。

答えを見る

問題21肩関節烏口下脱臼で誤りはどれか。

  1. 肩関節外転・外旋強制で発生する。
  2. 三角筋部の膨隆が消失する。
  3. 上腕軸は外転・外旋位を呈する。
  4. 関節唇損傷は反復性脱臼の原因となる。

答えを見る

問題22前腕両骨後方脱臼で誤りはどれか。

  1. 肘関節過伸展強制で発生する。
  2. 関節包後面が断裂して脱臼する。
  3. 上腕三頭筋腱が索状に緊張する。
  4. 尺骨鈎状突起骨折の合併に注意する。

答えを見る

問題23肋骨骨折で誤りはどれか。

  1. 好発部位は第5~8肋骨である。
  2. 介達痛は診断材料として有用である。
  3. 多発骨折では胸壁動揺に注意する。
  4. 絆創膏貼付は吸気状態で行う。

答えを見る

問題24顎関節前方脱臼の症状で誤りはどれか。

  1. 下顎歯列が前方に突出する。
  2. 頬骨弓下部に骨頭を触知する。
  3. 開口位で弾発性固定される。
  4. 片側性脱臼では頤部が患側に偏位する。

答えを見る

問題25大腿骨頸部内側骨折で誤りはどれか。

  1. 転倒時に大転子部を強打して発生する。
  2. 外観上の下肢は内旋位を呈する。
  3. 踵部からの叩打痛で疼痛を訴える。
  4. 外転型骨折では歩行可能な場合が多い。

答えを見る

問題26大腿骨頸部内側骨折の合併症で誤りはどれか。

  1. 過剰仮骨形成
  2. 大腿骨頭壊死
  3. 沈下性肺炎
  4. 総腓骨神経麻痺

答えを見る

問題27習慣性膝蓋骨脱臼の原因で誤りはどれか。

  1. 大腿骨外顆形成不全
  2. 脛骨粗面内側偏位
  3. 内側広筋脆弱化
  4. マルアライメント症候群

答えを見る

問題28上腕二頭筋長頭腱損傷での検査法はどれか。

  1. スピード・テスト
  2. ファーレン・テスト
  3. パトリック・テスト
  4. トムゼン・テスト

答えを見る

問題29図に示す検査法で陽性を示す損傷はどれか。

  1. 外側側副靭帯損傷
  2. 前十字靱帯損傷
  3. 後十字靭帯損傷
  4. 内側半月損傷

答えを見る

問題30足関節内返し捻挫で誤りはどれか。

  1. 前距腓靭帯損傷が最も多い。
  2. 荷重時痛が著明である。
  3. 距骨傾斜角が減少する。
  4. 再発防止の為に腓骨筋群を強化する。

答えを見る

一般問題

問題31肩甲骨体部骨折で誤りはどれか。

  1. 直達外力で発生する場合が多い。
  2. 骨折型は陥没骨折が好発する。
  3. 骨片転位は軽度である事が多い。
  4. 肋骨骨折との鑑別診断が必要である。

答えを見る

問題32上腕骨骨折で偽関節の危険性が高い骨折はどれか。2つ選べ。

  1. 上腕骨外科頚骨折
  2. 上腕骨骨幹部骨折
  3. 上腕骨顆上骨折
  4. 上腕骨外顆骨折

答えを見る

問題33上腕骨外顆骨折について誤りはどれか。

  1. pull off型は肘関節外反強制で発生する。
  2. 前腕伸筋群の作用で骨片転位が起きる。
  3. 回転転位の場合は観血療法の適応となる。
  4. 外反肘変形は遅発性尺骨神経麻痺の原因となる。

答えを見る

問題34肘頭骨折で正しいのはどれか。

  1. 幼小児に好発する骨折である。
  2. 直達外力で発生する事が多い。
  3. 肘関節の自動伸展は可能である。
  4. 遠位骨片は上腕三頭筋により転位する。

答えを見る

問題35前腕両骨骨幹部骨折(円回内筋付着部より近位)の遠位骨片の転位に関与する筋はどれか。

  1. 上腕二頭筋
  2. 回外筋
  3. 円回内筋
  4. 方形回内筋

答えを見る

問題36下肢骨折で棘果長が延長する骨折はどれか。

  1. マルゲーニュ骨折
  2. ドベルニー骨折
  3. 大転子単独骨折
  4. 上前腸骨棘剝離骨折

答えを見る

問題37大腿骨骨幹部上1/3部骨折の近位骨片の転位はどれか。2つ選べ。

  1. 屈曲転位
  2. 伸展転位
  3. 内転内旋転位
  4. 外転外旋転位

答えを見る

問題38下腿骨骨幹部骨折で正しいのはどれか。

  1. 介達外力では屈側に楔状骨片を形成する。
  2. 定型的転位は近位骨片が前内方に転位する。
  3. 小児では脛腓両骨骨折が多く発生する。
  4. 脛骨神経麻痺により尖足位変形が出現する。

答えを見る

問題39下腿骨果部外転型骨折で誤りはどれか。

  1. 足関節外転強制で発生する。
  2. 内果剝離骨折がで発生する。
  3. 前距腓靭帯が完全断裂する。
  4. 内果部に近位骨折端が突出する。

答えを見る

問題40踵骨骨折の分類で誤りはどれか。

  1. 骨体部骨折
  2. 後突起骨折
  3. 鴨嘴状骨折
  4. 載距突起骨折

答えを見る

問題41月状骨脱臼で発生する神経麻痺はどれか。

  1. 正中神経麻痺
  2. 尺骨神経麻痺
  3. 橈骨神経麻痺
  4. 筋皮神経麻痺

答えを見る

問題42中手指節関節脱臼で徒手整復が可能なのはどれか。2つ選べ。

  1. 垂直脱臼
  2. 水平脱臼
  3. 側方脱臼
  4. 複合脱臼

答えを見る

問題43股関節後方脱臼の脱臼肢位はどれか。

答えを見る

問題44股関節後方脱臼について誤りはどれか。

  1. 大転子が健側に比べ中枢に位置する。
  2. スカルパ三角内に脱臼骨頭を触れる。
  3. 繰返す整復操作は大腿骨頭壊死を助長する。
  4. 神経損傷で足関節伸展障害が出現する。

答えを見る

問題45膝関節前方脱臼について正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. ダッシュボード損傷で発生する事が多い。
  2. 膝関節は過伸展位で弾発性固定される。
  3. 膝窩動脈損傷による下腿壊死に注意する。
  4. 靭帯断裂による不安定性膝の後遺が多い。

答えを見る

問題46第1中足指節関節脱臼で誤りはどれか。

  1. 過伸展強制による背側脱臼が多い。
  2. 定型的では母指がZ字状変形を呈する。
  3. 開放性脱臼ではMP関節底側で露出する。
  4. 単純末梢牽引により徒手整復を行う。

答えを見る

問題47損傷と鑑別診断の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 膝蓋骨骨折―――――――分裂膝蓋骨
  2. 舟状骨骨折―――――――外脛骨障害
  3. 立方骨骨折―――――――三角骨障害
  4. 中足骨疲労骨折―――――モートン病

答えを見る

問題48思春期の女性に好発するものはどれか。

  1. マーデルング変形
  2. へバーデン結節
  3. ド・ケルバン病
  4. デュピュイトレン拘縮

答えを見る

問題49アキレス腱断裂について正しいのはどれか。

  1. 好発部位は筋腱移行部である。
  2. 自立歩行が可能な場合が多い。
  3. 足関節自動屈曲は不能である。
  4. トンプソン検査法で足関節が屈曲する。

答えを見る

如何でしたでしょうか。
柔整は合格に向けて必ず得意教科にしておかなければならない科目です。三回にわたって基本的に部分や頻繁に出題される部分から出題しますので、しっかりと履修して下さい。

プロフィール

西村 雅道

医学博士 柔道整復師 鍼灸師 柔道整復師専科教員免許
一社)日本整体協会インストラクター
北斗総合整骨院院長

Visited 1,900 times, 5 visit(s) today