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柔道整復師国家試験対策【第110回:一般臨床(2)】

分野別問題 国家試験対策

問題1慢性肺疾患でみられるのはどれか。2つ選べ。

  1. 太鼓ばち指
  2. くも状血管腫
  3. チアノーゼ
  4. 漏斗胸

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解答 1・3

1.太鼓ばち指
3.チアノーゼ

問題2肺結核で正しいのはどれか。

  1. 結核菌は空気感染する
  2. 結核菌PCRで陰性となる
  3. ツベルクリン反応は陰性となる
  4. インターフェロンγ遊離試験はBCG摂取で陽性となる

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解答 1

1. 結核菌は空気感染する

問題3肺炎について誤っているのはどれか。

  1. 細菌性肺炎は免疫力低下者に発症する
  2. アスペルギルスは真菌性肺炎の原因である
  3. マイコプラズマによる肺炎では持続する頑固な咳が特徴的である
  4. 胸部X線写真ではスリガラス陰影を認める

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解答 1

細菌性肺炎は免疫力低下者に発症する

問題4気管支喘息で正しいのはどれか。

  1. Ig A抗体が上昇する
  2. 気道狭窄は不可逆性である
  3. 発作時には呼気延長がある
  4. 日中に発作を起こしやすい

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解答 3

3. 発作時には呼気延長がある

問題5肺気腫で認めないのはどれか。

  1. 異常呼吸
  2. 肺機能検査異常
  3. 肺肝境界上昇
  4. 胸郭異常

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解答 3

3.肺肝境界上昇

問題6肺血栓塞栓症で誤っているのはどれか。

  1. 肺静脈に血栓を認める
  2. 悪性腫瘍に合併しやすい
  3. 突然の呼吸困難で発症する
  4. 下肢深部静脈の血栓が原因となる

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解答 1

1. 肺静脈に血栓を認める

問題7心房細動で誤っているのはどれか。

  1. 左房内血栓で生じやすい
  2. 脳梗塞を起こしやすい
  3. 脈は規則的である
  4. 高齢者に多い

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解答 3

3. 脈は規則的である

問題8狭心症について誤っているのはどれか。

  1. 可逆性の心筋虚血を生じる
  2. 原因の多くが冠動脈硬化である
  3. 冠動脈痙攣は睡眠時に起こりやすい
  4. 心電図異常はみられない

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解答 4

4. 心電図異常はみられない

問題9心筋梗塞のリスクファクターでないのはどれか。

  1. 糖尿病
  2. アルコール
  3. 高LDLコレステロール血症
  4. 喫煙

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解答 2

2. アルコール

問題10循環器疾患について誤りはどれか。

  1. ファロー四徴症ではバチ指がみられる
  2. 右心不全では発作性夜間呼吸困難を生じる
  3. バージャー病は下肢に好発して見られる
  4. レイノー症候群は若い女性に多くみられる

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解答 2

2.右心不全では発作性夜間呼吸困難を生じる

問題11バージャー病で正しいのはどれか。

  1. 喫煙者に多い
  2. 女性に多い
  3. 高齢者に多い
  4. 上肢に多い

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解答 1

1. 喫煙者に多い

問題12鉄欠乏性貧血の症状でないのはどれか。

  1. 頻脈
  2. 異食症
  3. ばち指
  4. 易疲労感

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解答 3

3. ばち指

問題13悪性貧血でみられない症状はどれか。

  1. 易疲労性
  2. 感覚異常
  3. 白髪
  4. 小球性低色素性貧血

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解答 4

4. 小球性低色素性貧血

問題14再生不良性貧血の症状で誤っているのはどれか。

  1. 易感染性
  2. 易疲労性
  3. 血液凝固亢進
  4. めまい

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解答 3

3. 血液凝固亢進

問題15汎血球減少がみられる疾患はどれか。2つ選べ。

  1. 再生不良性貧血
  2. 悪性リンパ腫
  3. 血友病
  4. 白血病

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解答 1・4

1.再生不良性貧血
4.白血病

問題16皮膚・粘膜の色素沈着が認められるのはどれか。

  1. アジソン病
  2. 橋本病
  3. バセドウ病
  4. クッシング症候群

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解答 1

1. アジソン病

問題17クッシング症候群にみられる症状はどれか。2つ選べ。

  1. 無月経
  2. 中心性肥満
  3. 体毛脱落
  4. 無欲状顔貌

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解答 1・2

1. 無月経
2. 中心性肥満

問題18腫瘍によりホルモン分泌が亢進する疾患はどれか。

  1. クレチン症
  2. バセドウ病
  3. アジソン病
  4. 褐色細胞腫

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解答 4

4.褐色細胞腫

問題19副腎疾患について誤っている組合せはどれか。

  1. アジソン病 - 色素沈着
  2. 原発性アルドステロン症 - 高カリウム血症
  3. クッシング症候群 - 高血糖
  4. 褐色細胞腫 - 高血圧

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解答 2

2. 原発性アルドステロン症 - 高カリウム血症

問題20皮膚筋炎の症状で誤っているのはどれか。

  1. 近位筋の筋力低下
  2. ヘリオトロープ疹
  3. 蝶形紅斑
  4. 筋肉痛

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解答 3

3. 蝶形紅斑

問題21誤っている組合せはどれか。

  1. 関節リウマチ - 間質性肺炎
  2. 全身性エリテマトーデス - 中枢神経障害
  3. 結節性多発動脈炎 - 低血圧
  4. ベーチャット病 - ぶどう膜炎

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解答 3

3. 結節性多発動脈炎 - 低血圧

問題22関節リウマチで正しいのはどれか。

  1. 男性に多い
  2. 近位指節間関節に好発する
  3. 関節以外に症状は見られない
  4. リウマトイド因子陽性ならば確定できる

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解答 2

2. 近位指節間関節に好発する

問題23ネフローゼ症候群の4主徴に含まれるのはどれか。

  1. 低コレステロール血症
  2. 浮腫
  3. 高蛋白血症
  4. 膿尿

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解答 2

2. 浮腫

問題24腎糸球体を病変の主体とするのはどれか。

  1. 間質性腎炎
  2. ネフローゼ症候群
  3. 腎盂腎炎
  4. 複雑性膀胱炎

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解答 2

2. ネフローゼ症候群

問題25急性腎盂腎炎で見られないのはどれか。

  1. 黄疸
  2. 発熱
  3. 頻尿
  4. 肋骨・脊椎角部の叩打痛

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解答 1

1. 黄疸

問題26前立腺肥大の症状はどれか。

  1. 血尿
  2. 排尿痛
  3. 頻尿
  4. 尿混濁

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解答 3

3. 頻尿

問題28膀胱炎の症状で誤っているのはどれか。

  1. 頻尿
  2. 発熱
  3. 下腹部痛
  4. 血尿

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解答 2

2. 発熱

問題29脳圧亢進症状で誤りはどれか。

  1. うっ血乳頭    
  2. 頭痛    
  3. 徐脈    
  4. ケルニッヒ兆候

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解答 4

4. ケルニッヒ兆候

問題30くも膜下出血について誤りはどれか。

  1. 病因は脳動脈瘤破裂によるものが多い
  2. 発症のピークは高齢者である
  3. 前駆症状を認めない
  4. 再発傾向が強い

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解答 2

2. 発症のピークは高齢者である

問題31重症筋無力症について誤りはどれか。

  1. アセチルコリン受容体に対する自己免疫疾患である
  2. 骨格筋脱力・易疲労性を症状とする
  3. 上肢の脱力がもっとも高頻度に認められる
  4. 胸腺腫を合併する

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解答 3

3. 上肢の脱力がもっとも高頻度に認められる

問題32ギランバレー症候群について誤りはどれか。

  1. 神経軸索に対する自己免疫疾患である
  2. 風邪症状が初発する
  3. 麻痺は弛緩性麻痺である
  4. 自律神経障害を認める

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解答 1

1. 神経軸索に対する自己免疫疾患である

問題33パーキンソン病に特徴的なものはどれか。

  1. 姿勢反射障害
  2. 痙性対麻痺
  3. 体幹失調
  4. 平衡障害

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解答 1

1. 姿勢反射障害

問題34AIDSの際にみられる疾患でないのはどれか。

  1. ニューモチスチス肺炎
  2. 結核菌感染症
  3. アスペルギルス症
  4. 子宮頚癌

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解答 4

4. 子宮頚癌

問題35性行為感染症でないのはどれか。

  1. 後天性免疫不全症候群
  2. 破傷風
  3. 梅毒
  4. 淋病

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解答 2

2. 破傷風

問題3630歳男性。腹部に疼痛がみられ、吐き気もする事から来院した。疼痛は特に油ものを食べた後に鈍い痛みが続くとの事である。腹部X線画像では異常は見られず、便潜血反応(-)、γ-GTP正常、AMY(血清アミラーゼ)高値であった。この疾患の発症原因として考えられるのはどれか。

  1. 胆石による閉鎖
  2. ヘリコパクターピロリ菌
  3. 血液製剤による輸血
  4. アルコールの過飲

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解答 4

4. アルコールの過飲

問題3736歳の男性。疲労感や息切れが激しく、知覚異常などの神経症状も出ていると来院した。舌乳頭の萎縮と発赤もみられ、白髪が増えたとの事。血液検査の結果、赤血球、白血球、血小板共に減少している事がわかった。過去に胃癌による胃の摘出手術を受けているとの事である。この疾患の治療として正しいものはどれか。

  1. 鉄分の投与
  2. インスリンの投与
  3. 血液凝固因子の補充
  4. ビタミンB12の投与

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解答 4

4.ビタミンB12の投与

問題3830歳男性。突然、両下肢に脱力、しびれが出現した為、来院した。検査では血圧、脈拍異常がみられる。既往歴として2週間前に下痢を繰り返していたとのこと。 この疾患で誤っているのはどれか。

  1. 病的反射が出現する
  2. 自己免疫が関与している
  3. 呼吸筋麻痺に注意する
  4. 免疫グロブリン療法を行う

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解答 1

1.病的反射が出現する

問題3950歳男性。肺結核と診断され治療中、全身倦怠感が著名となり、歯肉の色素沈着、体重減少がみられた。血液検査では血糖値、血中ナトリウム値が共に低下していた。 考えられるのはどれか。

  1. クッシング症候群
  2. アジソン病
  3. バセドウ病
  4. 褐色細胞腫

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解答 2

2.アジソン病

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