柔道整復師国家試験対策【第108回：病理学(2)】
問題1炎症の五大徴候でないのはどれか。
- 機能障害
- 虚血
- 発熱
- 疼痛
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解答 2
2．虚血
問題2貪食作用を有するのはどれか。
- 好塩基球
- 好酸球
- 単球
- N K細胞
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解答 3
3. 単球
問題3炎症時最も速く遊走されるのはどれか。
- 好中球
- 好酸球
- マクロファージ
- リンパ球
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解答 1
1．好中球
問題4炎症のケミカルメディエーターで誤っているのはどれか。
- レニン
- セロトニン
- ヒスタミン
- プロスタグランジン
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解答 1
1. レニン
問題5炎症について誤っている組合せはどれか。
- 炎症第1相 － 発赤
- 血漿滲出 － 浮腫
- 白血球遊走 － 貪食
- セロトニン放出 － 血管収縮
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解答 1
1．炎症第1相 － 発赤
問題6滲出性炎でないのはどれか。
- 特異性炎
- カタル性炎
- 線維素性炎
- 出血性炎
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解答 1
1．特異性炎
問題7肉芽腫性炎でないのはどれか。
- 偽膜性大腸炎
- 結核
- サルコイドーシス
- 野兎病
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解答 1
1. 偽膜性大腸炎
問題8特異性炎を呈さないのはどれか。
- ジフテリア
- 結核
- サルコイドーシス
- 梅毒
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解答 1
1．ジフテリア
問題9進行性病変でないのはどれか。
- 肥大
- 過形成
- 化生
- アポトーシス
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解答 4
4．アポトーシス
問題10再生脳の低い細胞はどれか。
- グリア細胞
- 線維芽細胞
- 血管内皮細胞
- 中枢神経細胞
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解答 4
4. 中枢神経細胞
問題11化生はどれか。
- トレーニングによって骨格筋細胞の容積が増大した
- エストロゲンの作用によって乳腺組織が増大した
- 進行性筋ジストロフィーで歌詞の遠位筋組織内に脂肪が増えた
- 気管支粘膜の慢性炎症によって扁平上皮への置換が起こった
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解答 4
4. 気管支粘膜の慢性炎症によって扁平上皮への置換が起こった。
問題12生理的再生でないのはどれか。
- 表皮細胞の増殖
- 赤血球の新生
- 創傷治癒反応
- 精子の産生
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解答 3
3．創傷治癒反応
問題13皮膚の創傷治癒過程において血餅の下層に見られるのはどれか。2つ選べ。
- 扁平上皮化生
- 線維芽細胞増生
- 毛細血管新生
- 乾酪壊死
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解答 2・3
2. 線維芽細胞増生
3. 毛細血管新生
問題14放射線感受性が高くないのはどれか。
- 精粗細胞
- 骨細胞
- 骨髄造血幹細胞
- 表皮基底細胞
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解答 2
2．骨細胞
問題15扁平上皮化生を認めにくいのはどれか。
- 気管支粘膜
- 胃粘膜
- 膀胱粘膜
- 子宮粘膜
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解答 2
2．胃粘膜
問題16異物処理方法でないのはどれか。
- 排除
- 器質化
- 被包
- 化生
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解答 4
4．化生
問題17免疫について誤っているのはどれか。
- 自己と非自己を認識する。
- 非自己を記憶する。
- 主役は細胞性免疫である。
- 非自己を抗原と呼ぶ。
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解答 3
3．主役は細胞性免疫である。
問題18サイトカインでないのはどれか。
- インターフェロン
- TNF（腫瘍壊死因子）
- コロニー刺激因子
- ロイコトリエン
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解答 4
4．ロイコトリエン
問題19免疫健常者では発症しないものはどれか。
- 麻疹
- 胃癌
- カポジ肉腫
- クラミジア
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解答 3
3．カポジ肉腫
問題20次の組み合わせで誤りはどれか。2つ選べ。
- ディジョージ症候群 ― 先天性細胞性免疫障害
- 伴性無γグロブリン血症 ― 先天性液性免疫障害
- 重症型免疫不全症 ― 後天性免疫障害
- AIDS ― 感染性免疫不全
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解答 3・4
3．重症型免疫不全症 ― 後天性免疫障害
4．AIDS ― 感染性免疫不全
問題21後天性免疫不全症候群で誤りはどれか。
- HIVウィルスによって起こる
- CD8+T細胞が選択的に傷害される
- 日和見感染を起こす
- 悪性リンパ腫を合併する
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解答 2
2.CD8+T細胞が選択的に傷害される
問題22アレルギー反応で正しい組み合わせはどれか。
- Rh血液型不適合胎児赤芽球症 ― I型
- 気管支喘息 ― II型
- バセドウ病 ― III型
- ツベルクリン反応 ― IV型
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解答 4
4. ツベルクリン反応 ― IV型
問題23細胞性免疫によるアレルギー反応はどれか。
- Ｉ型
- Ⅱ型
- Ⅲ型
- Ⅳ型
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解答 4
4．Ⅳ型
問題24液性免疫と関連の少ないものはどれか。
- パフォーリン
- 免疫複合体
- 免疫グロブリン
- 形質細胞
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解答 1
1．パフォーリン
問題25細胞性免疫と関係のないのはどれか。
- 形質細胞
- ヘルパーT細胞
- キラー細胞
- マクロファージ
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解答 1
1．形質細胞
問題26抗原感作されたTリンパ球によって起こり細胞性免疫反応と呼ばれるアレルギーはどれか。
- 刺激型
- 遅延型
- 細胞傷害型
- 免疫複合体型
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解答 2
2. 遅延型
問題27上皮性腫瘍でないのはどれか。
- ポリープ
- カルチノイド
- 肉腫
- 乳頭腫
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解答 3
3．肉腫
問題28良性腫瘍の特徴でないのはどれか。
- 分化度が高い
- 異型性が強い
- 核分裂像が少ない
- 進行が遅い
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解答 2
2．異型性が強い
問題29腫瘍の一般的な色調を呈さないのはどれか。
- 肺癌
- 腎細胞癌
- 骨肉腫
- 肝癌
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解答 2
2．腎細胞癌
問題30扁平上皮癌で見られるのはどれか。
- 印環細胞癌
- 癌真珠
- 腺腔形成
- 粘液産生
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解答 2
2. 癌真珠
問題31扁平上皮癌の好発部位はどれか。
- 口腔
- 胃
- 大腸
- 子宮体部
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解答 1
1. 口腔
問題32前癌病変でないのはどれか。
- 胃潰瘍
- 胃腺腫
- 腸上皮化生
- 食道異形成上皮
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解答 1
1．胃潰瘍
問題33エプスタインバーウィルス感染と関連があるのはどれか。
- 肝細胞癌
- 子宮頸癌
- 成人T細胞白血病
- バーキットリンパ腫
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解答 4
4. バーキットリンパ腫
問題34播種性転移でないのはどれか。
- 癌性腹膜炎
- クルッケンベルグ腫瘍
- ウィルヒョウ転位
- シュニッツラー転位
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解答 3
3．ウィルヒョウ転位
問題35腫瘍と発生原因の組み合わせで正しいのはどれか。
- 神経線維腫症 ― 遺伝
- 腎癌 ― トロトラスト
- 大腸癌 ― 低栄養
- 前立腺癌 ― 化学染料
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解答 1
1. 神経線維腫症 ― 遺伝
問題36不顕性癌でないのはどれか。
- スキルス癌
- 偶発癌
- オカルト癌
- ラテント癌
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解答 1
1．スキルス癌
問題37ワクチン接種で予防可能なのはどれか。
- 前立腺癌
- 子宮頸癌
- 子宮体癌
- 卵巣癌
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解答 2
2. 子宮頸癌
問題38催奇形因子の説明で正しいのはどれか。
- 妊娠3ヶ月以降の風疹完成で胎児期系発生率が高くなる
- 妊婦は低線量放射線曝露でも避けるべきである
- 妊娠後期の母体ショック、出血、貧血は催奇形因子である
- 胎児は薬剤などの化学物質に対する感受性が低い
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解答 2
2. 妊婦は低線量放射線曝露でも避けるべきである
問題39ある対立遺伝子を示す。ヘテロ接合はどれか。2つ選べ。
- AA
- Aa
- aA
- aa
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解答 2・3
2．Aa
3．aA
問題40単因子遺伝性疾患はどれか。
- 統合失調症
- 糖尿病
- 血友病
- 痛風
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解答 3
3. 血友病
問題41多因子形質によらないものはどれか。
- 糖尿病
- 高血圧症
- 血友病
- 血栓症
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解答 3
3．血友病
問題42一定の家系内に発生する疾患はどれか。
- ダウン症候群
- 先天性風疹症候群
- ファロー四徴症
- 血友病A
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解答 4
4. 血友病A
問題43次の組み合わせで誤りはどれか。
- 家族性大腸腺腫症 ― 常染色体優性遺伝
- 血友病 ― Y染色体伴性劣性遺伝
- ダウン症 ― 21トリソミー
- クラインフェルター症候群 ― XXY
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解答 2
2．血友病 ― Y染色体伴性劣性遺伝
問題44性染色体の異常によらないのはどれか。
- ターナー症候群
- 血友病
- 緑赤色盲
- マルファン症候群
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解答 4
4．マルファン症候群
問題45奇形の原因となるのはどれか。
- 結核菌
- カンジタ
- 風疹ウィルス
- B型肝炎ウィルス
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解答 3
3. 風疹ウィルス
プロフィール
西村 雅道
医学博士 柔道整復師 鍼灸師
一社）国際整体協会 和整體学院 インストラクター
和整體学院臨床センター センター長
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