柔道整復師国家試験対策【第106回:生理学(2)】
生理学(2)
1正常な尿にはほとんど含まれないのはどれか。
- 尿素
- 尿酸
- グルコース
- クレアチニン
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解答 3
3. グルコース
2細胞外液量が減少した時に起こる現象はどれか。
- 心房壁の伸展
- バゾプレッシン分泌減少
- レニン分泌減少
- 尿量減少
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解答 4
4. 尿量減少
3尿の比較で正しいのはどれか。
- 糸球体濾過量>腎血漿流入量>尿量
- 糸球体濾過量>尿量>腎血漿流入量
- 腎血漿流入量>糸球体濾過量>尿量
- 腎血漿流入量>尿量>糸球体濾過量
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解答 3
3. 腎血漿流入量>糸球体濾過量>尿量
4腎における水の再吸収量が最も多いのはどこか。
- 近位尿細管
- ヘンレの係蹄下行脚
- ヘンレの係蹄上行脚
- 遠位尿細管
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解答 1
1. 近位尿細管
5糸球体濾過量の増大要因はどれか。
- 血漿蛋白量の低下
- 糸球体血圧の低下
- ボーマン嚢の硬化
- 糸球体血液還流量の低下
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解答 1
1. 血漿蛋白量の低下
6腎臓で産生されるのはどれか。
- アドレナリン
- バソプレシン
- エリスロポエチン
- アルドステロン
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解答 3
3. エリスロポエチン
7水溶性ビタミンはどれか。
- ビタミンA
- ビタミンB
- ビタミンD
- ビタミンK
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解答 2
2. ビタミンB
8異化作用でないのはどれか。
- グリコーゲンの分解
- ATPの消費
- 解糖系
- 糖新生
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解答 4
4.糖新生
9電子伝達系で最終的に産生されるのはどれか。
- 水
- 脂肪酸
- アンモニア
- ピルビン酸
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解答 1
1. 水
10基礎代謝量について正しいのはどれか。
- 摂食後約8時間の間に必要な最小限のエネルギー量である。
- 成人(20歳)男性は約1500kcalである。
- 体表面積に反比例する。
- 寒冷適応者で低く、暑熱適応者で高い。
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解答 2
2. 成人(20歳)男性は約1500kcalである。
11栄養素の代謝で正しいのはどれか。
- 脂肪酸はβ酸化により代謝される
- アミラーゼは蛋白分解酵素である
- 糖質は脂肪よりもエネルギー発生量が大きい
- 1日に必要なビタミンCは体内で合成される
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解答 1
1. 脂肪酸はβ酸化により代謝される
12乳酸を発生するエネルギー産生反応はどれか。
- β酸化
- 解糖系
- クレアチンリン酸機構
- クエン酸回路
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解答 2
解糖系
13ペプチド型ホルモンはどれか。
- アルドステロン
- カルシトニン
- アドレナリン
- エストロゲン
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解答 2
2. カルシトニン
14受容体が細胞内にあるホルモンはどれか。
- インスリン
- サイロキシン
- アンジオテンシンII
- プロラクチン
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解答 2
2. サイロキシン
15神経細胞で産生されるホルモンはどれか。
- バゾプレッシン
- プロラクチン
- サイロキシン
- グルカゴン
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解答 1
1. バゾプレッシン
16成長ホルモンの分泌を増加させるのはどれか。2つ選べ。
- 運動
- 摂食
- 睡眠
- 飲水
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解答 1・3
1. 運動
3. 睡眠
17次の中で血圧を上昇させる働きを有するものはどれか。
- 血管拡張
- バゾプレッシン
- 心収縮力低下
- 血管弾性力の増加
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解答 2
2. バゾプレッシン
18バゾプレッシン分泌を抑制するのはどれか。
- 血圧低下
- 血糖値低下
- 循環血液量減少
- 体液浸透圧低下
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解答 4
4. 体液浸透圧低下
19甲状腺ホルモンについて誤っているのはどれか。
- ヨードを原料とする
- 寒冷にて分泌促進する
- 血中では大部分が遊離型である
- 分泌量が不足すると知能低下が起こる
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解答 3
3. 血中では大部分が遊離型である
20ACTH分泌を抑制するのはどれか。
- 副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン
- コルチゾール
- ストレス負荷
- 睡眠からの覚醒
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解答 2
2. コルチゾール
21インスリンに依存性の無い組織はどれか。
- 骨格筋
- 脂肪組織
- 中枢神経
- 肝臓
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解答 3
3. 中枢神経
22血漿カリウム濃度を下げるホルモンはどれか。
- アンドロゲン
- アドレナリン
- アルドステロン
- 心房性ナトリウム利尿ペプチド
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解答 3
3. アルドステロン
23食前と比べて食後60分に血液中の値が低下するのはどれか。
- 血糖
- 尿素窒素
- インスリン
- グルカゴン
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解答 4
4. グルカゴン
24テストステロンの作用で誤っているのはどれか。
- 骨格筋の発達
- 精子形成促進作用
- 間細胞刺激作用
- ゴナドトロピン分泌抑制
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解答 3
3. 間細胞刺激作用
25性分化の組み合わせで誤りはどれか。
- 生殖隆起 ― 卵巣
- ウォルフ管 ― 子宮
- 生殖結節 ― 陰核
- 尿道ヒダ ― 小陰唇
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解答 2
2. ウォルフ管 ― 子宮
26受精卵の着床の時期に血中濃度が最大となるのはどれか。
- エストロジェン
- プロジェステロン
- ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン
- 黄体形成ホルモン
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解答 2
2. プロジェステロン
27妊娠初期に分泌が最大となるのはどれか。
- エストロゲン
- プロラクチン
- プロゲステロン
- ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン
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解答 4
4. ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン
28子宮頚部の拡張により分泌促進されるホルモンはどれか。
- オキシトシン
- エストロゲン
- プロラクチン
- hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)
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解答 1
1. オキシトシン
29骨で誤っているのはどれか。
- 骨内に神経が分布する
- 破骨細胞によって骨吸収が行われる
- 骨芽細胞はコラーゲンを分泌する
- 荷重負荷によって骨形成が抑制される
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解答 4
4. 荷重負荷によって骨形成が抑制される
30ビタミンDの活性に関与するのはどれか。2つ選べ。
- 肝臓
- 腎臓
- 膵臓
- 脾臓
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解答 1・2
1. 肝臓
2. 腎臓
31上皮小体ホルモンの作用で正しいのはどれか。
- 骨吸収を増加させる
- ビタミンDを不活化する
- 腎臓からのカルシウムイオン排泄を増加させる
- 消化管からのカルシウムイオン吸収を低下させる
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解答 1
1. 骨吸収を増加させる
32ホルモンとその作用について正しい組合せはどれか。
- インスリン ― グルコース輸送担体数減少
- カルシトニン ― 骨吸収促進
- アルドステロン ― 尿の高張化
- ノルアドレナリン ― 末梢血管収縮
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解答 4
4. ノルアドレナリン ― 末梢血管収縮
33再分極時の変化で正しいのはどれか。2つ選べ。
- カリウムイオンの細胞外流出が増加する
- カリウムイオンの細胞内流入が増加する
- ナトリウムイオンの細胞外流出が増加する
- ナトリウムイオンの細胞内流入が増加する
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解答 1・3
1. カリウムイオンの細胞外流出が増加する
3. ナトリウムイオンの細胞外流出が増加する
34シナプスについて正しいのはどれか。
- 1つの神経細胞に1つの神経細胞が接続する
- 軸索からの局所電流が次の神経細胞へ直接伝わる
- シナプスが多いほど反射時間が遅延する
- シナプス間の伝達は両方向にみられる
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解答 3
3. シナプスが多いほど反射時間が遅延する
35伝導速度が最も速いのはどれか。
- 侵害受容器からの求心性線維
- 温受容器からの求心性線維
- 筋紡錘からの求心性線維
- 自律神経遠心性線維
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解答 4
3. 筋紡錘からの求心性線維
36誤っている組合せはどれか。
- Aα線維 ― 骨格筋
- Aβ線維 ― 触-圧覚
- Aδ線維 ― 温覚
- C線維 ― 筋紡錘
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解答 4
4. C線維 ― 筋紡錘
37アドレナリン作動性線維はどれか。
- 交感神経節前線維
- 副交感神経節前線維
- 交感神経節後線維
- 副交感神経節後線維
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解答 3
3. 交感神経節後線維
38脊髄神経で作用する化学伝達物質はどれか。
- セロトニン
- ド-パミン
- アセチルコリン
- グルタミン酸
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解答 3
3. アセチルコリン
39自律神経拮抗支配を受けないものはどれか。
- 胃腸管平滑筋
- 唾液腺
- 心筋
- 膀胱
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解答 2
2. 唾液腺
40交感神経の作用で正しいのはどれか。2つ選べ。
- オッディ括約筋収縮
- 尿道括約筋弛緩
- 瞳孔括約筋収縮
- 気管支平滑筋弛緩
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解答 1・4
1. オッディ括約筋収縮
4. 気管支平滑筋弛緩
41延髄に存在しないのはどれか。
- 血管運動中枢
- 唾液分泌中枢
- 満腹中枢
- 嘔吐中枢
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解答 3
3.満腹中枢
42視床下部に存在するのはどれか。
- 嚥下中枢
- 言語中枢
- 呼吸中枢
- 摂食中枢
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解答 4
4. 摂食中枢
43一次視覚野があるのはどれか。
- 頭頂葉
- 前頭葉
- 側頭葉
- 後頭葉
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解答 4
4. 後頭葉
44高次脳機能で誤っているのはどれか。
- α波は精神活動が活発な時に認められる。
- レム睡眠に骨格筋の緊張は低下する。
- 大脳連合野は感覚の認知に関与する。
- 海馬は記憶に関与する。
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解答 1
1.α波は精神活動が活発な時に認められる。
45大脳皮質領野と損傷症状で正しいのはどれか。
- 前頭連合野 ― 視覚失認
- 頭頂連合野 ― 半側空間失認
- 側頭連合野 ― 自発運動の減少
- ウェルニッケ野 ― 運動性失語
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解答 2
2. 頭頂連合野 ― 半側空間失認
46徐脳固縮で見られるのはどれか。
- 屈曲反射の亢進
- 伸張反射の亢進
- α運動ニューロンの抑制
- γ運動ニューロンの抑制
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解答 2
2. 伸張反射の亢進
47伸張反射に関与しないのはどれか。
- 錘内筋
- 錘外筋
- Ia線維
- Ib線維
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解答 4
4. Ib線維
48ゴルジ腱紡錘で正しいのはどれか。
- 錐外筋線維の間に並列に位置する
- Ia群感覚繊維が終末する
- 筋にかかる張力を感知する
- 応答によって伸張反射を誘発する
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解答 3
3. 筋にかかる張力を感知する
49下肢の屈曲反射時に起こるのはどれか。
- 刺激側の伸筋群の収縮
- 刺激側の屈筋群の弛緩
- 刺激の反体側の伸筋群の収縮
- 刺激の反体側の屈筋群の収縮
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解答 3
3. 刺激の反体側の伸筋群の収縮
50脊髄反射はどれか。
- 頚反射
- 屈曲反射
- 立ち直り反射
- 前庭迷路反射
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解答 2
2. 屈曲反射
51骨格筋の収縮弛緩において長さが変わらないのはどれか。
- A帯
- H帯
- I帯
- 筋節
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解答 1
1. A帯
52トロポミオシンが存在するのはどれか。
- 筋小胞体
- ミオシン
- アクチン
- 運動終板
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解答 3
3.アクチン
53体性感覚の受容器でないのはどれか。
- ルフィニ小体
- 有毛細胞
- 筋紡錘
- クラウゼ小体
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解答 2
2.有毛細胞
54筋肉の痛みの感覚受容器はどれか。
- 筋紡錘
- パチニ小体
- ルフィニ小体
- 自由神経終末
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解答 4
4. 自由神経終末
55近くの対象を見るときの眼の調節で正しいのはどれか。
- 水晶体が薄くなる
- 水晶体が前方に移動する
- 毛様体筋が収縮する
- 毛様体小帯が緊張する
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解答 3
3. 毛様体筋が収縮する
56右視索が障害されたときの両眼で欠損するのはどれか。
- 右側視野
- 左側視野
- 鼻側(内側)視野
- 耳側(外側)視野
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解答 2
2. 左側視野
57加速度を検知できないのはどれか。
- 膨大部稜
- 卵形嚢
- 球形嚢
- コルチ器
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解答 4
4.コルチ器
58半規管で正しいのはどれか。
- 3つの半規管が並行に配置されている
- 頭部の直線加速度を感知する
- 有毛細胞は内リンパの移動を感知する
- 半規管からの信号は蝸牛神経が伝える
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解答 3
3. 有毛細胞は内リンパの移動を感知する
59感度がよい周波数帯はどれか。
- 10㎐
- 100㎐
- 500㎐
- 5000㎐
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解答 3
3. 500㎐
60感覚神経繊維を脳内へ直接伸ばす感覚細胞はどれか。
- 味蕾の味細胞
- 網膜の視細胞
- 嗅上皮の嗅細胞
- 半規管の有毛細胞
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解答 3
3. 嗅上皮の嗅細胞
プロフィール
西村 雅道
医学博士 柔道整復師 鍼灸師
一社)国際整体協会 和整體学院 インストラクター
和整體学院臨床センター センター長
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