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(公社)埼玉県接骨師会と戸田市、災害時応急処置の協定結ぶ
2012/08/20
平成24年8月20日、埼玉県戸田市役所内の市長公室において、戸田市と(公社)埼玉県接骨師会による「災害時における傷病者の応急処置活動に関する協定書」の調印式が行われた。
この協定により県接骨師会は、災害時に戸田市から要請を受けた場合、所属の柔道整復師を派遣し、戸田市の医療救護チームと連携を取りながら傷病者の応急処置活動にあたる。
調印式では、神保国男市長が「人命に係る大きな問題として、災害時における傷病者への応急処置活動体制をより充実する必要があると認識している。今後、災害が発生した際には、被災した市民の方々の不安が少しでも解消されるよう埼玉県接骨師会の力添えを頂きながら、早期の復旧・復興に取り組んでいきたい」と挨拶をすると、阿部一会長からは「あってはならない事だが災害時における準備だけはしておいたほうがよい。戸田市とこのような調印が出来た事は、私共が今後県民に対して公益事業を拡大していく上においても大きな一歩になると確信している」と意気込みが述べられた。
今回の協定は県接骨師会からの協力の申し出により実現し、県接骨師会では今後、戸田市以外の自治体に対しても同様の協定締結を積極的に働きかけていきたいとしている。