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sonota 元柔道整復師専門学校学生が学校側を提訴

2012/07/26

入れ墨を理由に退学勧告したのは違法だとして、大阪市の専門学校「大阪医専」の元専門学校生の男性(33)が、同専門学校を経営している学校法人「モード学園」に、入学金や慰謝料など約230万円の損害賠償を求める訴えを大阪地裁に起こした。25日に開かれた第1回口頭弁論では、「入れ墨は学校の風紀を乱す」と学校側は争う姿勢を示した。

訴えによると男性は2010年春、柔道整復師の資格を取るため「大阪医専」に入学。同年4月に担任から「入れ墨があると資格取得が難しくなってきている」と言われ、右肩近くに入れ墨があると打ち明けた。

学校側からは休学して同年8月までに消すか、退学かを迫られた。男性は休学し、除去手術を受けたが期限までに消えず休学状態が続き、今年3月に除籍になった。男性側は「入れ墨があるだけで不利益処分を課すのは違法だ」と主張したが、学校側は答弁書などで「退学勧告はなく、男性が復学願を出さなかった」としているという。

 

 

<ニュースソース>
産經新聞(2012/07/26)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/trial/579267/