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gyoukai運動部活動中の死亡・重度の障害事故は「柔道」がトップ

2012/07/31

文部科学省は7月31日、体育活動中の事故防止について報告書を公表した。

体育活動中の死亡事故は第2位に「頭部外傷」が入り、そのうち「柔道」が約1/3を占めている。また、中学校・高等学校での運動部活動における死亡・重度の障害事故を競技種目別にみると、「柔道」が50件で全体の16%と最も多い。

報告書には中学1・2年生での武道の必修化に伴い、多くの学校で柔道がおこなわれると予想されることから、柔道の安全な実施指針をまとめている。柔道は「投げる」「抑える」など相手と直接的に攻防が展開されるため、不十分な受身による事故について十分注意する必要があるという。

その他にも授業前・授業時の安全対策や、万一事故が発生した場合の対応マニュアルを整備しておくことの重要性が書かれている。また、柔道の安全な実施として、投げ技における安全に配慮した指導方法等も写真付きで記載されている。

 

<ニュースソース>
@niftyニュース(2012/07/31)
http://news.nifty.com/cs/domestic/societydetail/resemom-20120731-9026/1.htm
文部科学省
http://www.mext.go.jp/a_menu/sports/jyujitsu/1323968.htm