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モンゴル人柔道整復術指導者候補 日本研修報告
ICA草の根技術協力事業(パートナー型) 日本伝統治療(柔道整復術)指導者育成・普及プロジェクト モンゴル人指導者候補日本研修報告
公益社団法人日本柔道整復師会は、独立行政法人 国際協力機構(JICA)の「草の根技術協力事業パートナー型」の事業の一環として、日本の伝統治療である柔道整復術を学ぶため、平成23年10月26日(水)~12月19日(月)の日程でモンゴルより3名の指導者候補研修生を受け入れた。 10月27日(木)午後1時より日本柔道整復師会館(以下、日整会館)にて開講式が行われ、独立行政法人 国際協力機構広尾センターより、中野 幸昌市民参加協力調整員にご出席賜り、日本での研修についての期待をご挨拶で述べられた。
写真1.中野 幸昌 氏ご挨拶 写真2.参加者一同
10月29日(土)~11月19日(土)まで、医療法人 社団宏友会 栗原整形外科(以下、栗原整形外科)にて研修を行い、11月22日(日)には日整会館にて中間説明会を開催し、JICA中野氏のご出席のもと栗原整形外科での研修報告ならびに日本での研修での意見交換を国際部が中心となり行われた。
写真3.栗原整形外科での研修 写真4.中間説明会
11月24日(木)には、樋口久俊鹿島市長に表敬訪問を行い、12月2日(金)古川 康佐賀県知事に同じく表敬訪問を行い、モンゴルでの医療状況の説明および本研修の意義を研修受け入れ先でもある国際部富永敬二担当理事が研修員とともに説明を行った。また、社団法人佐賀県柔道整復師会へも表敬訪問を行った。
写真5. 古川 康 佐賀県知事を囲んで 写真6.佐賀県柔道整復師会館にて
11月25日(金)~12月16日(金)まで、富永接骨院にて研修を行い、研修期間中に鹿島ケーブルテレビ(11月24日)、西日本新聞(11月29日掲載)、佐賀新聞(12月7日掲載)の取材もあり、活動目的の1つでもある国民に対しての広報活動も行うことができた。
12月18日(日)には日整会館にて評価会ならびに閉講式を開催し、JICA中野氏のご出席のもと富永接骨院での研修報告を中心に行った。研修員は12月19日(月)にモンゴルへ帰国した。
次年度は女性指導者候補と今回の男性指導者候補に対して日本での研修を行う予定である。
写真7.富永接骨院での研修 写真8.閉講式