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療養費数百万円を不正請求、柔整師処分へ
2011/11/04
大阪府高槻市と京都府内で整骨院を経営する柔道整復師の男性が、患者の通院日数を水増ししたり、施術の内容や回数を偽って架空請求するなどの手口で療養費を不正に請求していた疑いのあることが3日、関係者への取材で分かった。
また、国家資格のない従業員に治療をさせたにもかかわらず、病院のカルテにあたる「施術録」には、柔整師が施術したと虚偽の事実を記載し、不正請求を繰り返していた疑いもあるという。患者が、実際よりも通院日数が多いことに気付くなどして不正が発覚した。
厚生労働省近畿厚生局も事実を把握しており、監査で判明した不正請求額は平成21年4月以降の1年間で少なくとも数百万円に上るとみられる。
男性は監査時に不正請求について認めたが、「経営が苦しく、不正をしなければやっていけなかった」などと説明。不正請求分については全額返済する意思を示しているという。同局は近く療養費請求権を5年間停止する行政処分を下す方針だ。
<ニュースソース>
msn産経ニュースwest(2011/11/04)
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/111104/waf11110407010000-n1.htm