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sonota 小1死亡で柔道指導の元整骨院長に罰金100万円/大阪

2011/10/05

大阪市此花区の整骨院内の柔道教室で指導した小学1年生の男児(当時6)を死なせたとして、業務上過失致死罪に問われた整骨院元院長の阪本剛被告(36)の判決が5日、大阪地裁であった。

判決によると、阪本被告は昨年11月10日、男児が受け身を十分にとれないことを知りながら、立ち技を連続してかけて頭部を激しく揺さぶり、脳腫脹で死亡させた。

柔道について、中川裁判長は「生命にかかわる事故が起きやすいスポーツだ」と指摘。そのうえで「被告は男児が受け身などの単調な練習に飽きて教室をやめてしまうと考え、投げ技の稽古や乱取りといった危険な指導を続けた」と判断し、求刑通り罰金100万円を言い渡した。

一方で、中川裁判長は「被告が男児の成長を願って柔道の指導をする中で起きた事故であり、謝罪のために遺族を何度も訪ねるなど反省している」と述べた。

 

 

<関連ニュース>
小1死亡で柔道指導者ら2人書類送検 / 大阪(2011/02/10)
http://www.jusei-news.com/news/2010/03/news-sonota41_11_02_10.html

 

<ニュースソース>
asahi.com (2011/10/05)
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201110050038.html