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sonota小1死亡で柔道指導者ら2人書類送検 / 大阪

2011/02/10

大阪市此花区の整骨院内の柔道教室で昨年11月、同市立伝法小学校1年の宮本真那斗君(当時6)が練習中に意識不明になり死亡した事故で、大阪府警は9日、整骨院の元院長ら2人を業務上過失致死の疑いで書類送検した。

書類送検されたのは、阪本剛元院長(35)と山崎裕幸経営者(37)で、捜査1課によると、阪本元院長らは昨年11月10日、約20分間にわたって初心者の宮本君に立ち技をかけ続け、1週間後、頭を強く揺さぶられたことなどによる脳腫脹で死亡させた疑いがある。

宮本君が教室に通い始めて3カ月で、受け身が十分にできないことを2人が知りながら繰り返し技をかけた過失は重いとして、同課は、起訴を求める「厳重処分」の意見をつけた。

柔道教室は整骨院の一部を使って昨年8月に開設されたばかりだった。教室のチラシには、阪本元院長を「柔道4段」「インターハイベスト8」と紹介していたが、実際には初段で大会の成績も偽りだったという。

 

 

<ニュースソース>
朝日新聞(2011/02/09)
http://www.asahi.com/national/update/0209/OSK201102090129.html