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柔整師が療養費架空請求、2200万円以上 / 埼玉
2010/11/02
さいたま市は1日、市内の柔道整復師が実際には施術を行っていないのに、市に国民健康保険療養費を不正に請求していたと発表した。
不正請求したのは、同市大宮区の向仙堂整骨院(10月1日に廃業)の元村啓道院長。 市によると、元村院長は過去に受診した人や、保険証に書かれたその家族の名前を使い、ねんざなどの治療をしたことにして施術料を市国民健康保険課に請求。判明したのは34人分で、記録が残る過去5年間で約2200万円に上るという。被害額は今後の調査でさらに増えることが予想されている。
国保電算システムの改変で、市民が柔道整復にかかる医療費通知を今年4月から新たに受け取れるようになったため、市民からの問い合わせが増えて発覚した。
元村院長は平成17年4月にこの整骨院の院長に就任し、市の調査に対し、不正請求は「就任直後からやっていた」と認めているという。市は10月18日に大宮署に被害届を提出し、同署は詐欺容疑で捜査を始めた。市は元村院長に対し、返還請求訴訟を起こすことも検討しているという。
<ニュースソース>
MSN産経ニュース(2010/11/01)
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/saitama/101101/stm1011011737006-n1.htm