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2010/08/04

四日市市の「大野整骨院」の大野雄介柔道整復師（５１）が、２００５年３月～０９年１１月にかけ、四日市市に対して療養費４２１万円を不正に保険請求し受け取っていたとして、県と東海北陸厚生局は受領委任取り扱いを５年間中止すると通知した。

県社会福祉室によると、施術回数を水増ししたり、実際には行っていない部位への療養をしたと偽ったりし、国民健康保険を不正に請求した。大野柔道整復師は今年２月、整骨院を閉院しており、県などの監査に不正を認めている。

県は不正請求分が返還されない場合は、四日市市と刑事告訴も含め、対応を検討する。柔道整復師の免許を所管する厚生労働省医政局にも通報する。