大手企業の健康保険組合で、医療保険の保険料率を引き上げる動きが広がっている。
高齢者医療への資金負担が増大しているが、業績の低迷などで健康保険料算定のもととなる給与は伸び悩み、健保財政が悪化しているためだという。
2009年度に続き10年度も日産自動車やイオンなどが保険料率を引き上げることを決定。
全健保組合の平均保険料率は10年度、3年連続で上昇となる可能性が高くなった。
<ニュースソース> 日本経済新聞(2010/03/16)