柔整ホットニュース

保険Ｑ＆Ａ

頸部の痛みで「寝違い」の場合には負傷原因はどのように書くべきでしょうか？これまでは「寝違い」は「寝違い」と書いていたのですが、もう少し詳しく書くようにと保険者から返戻されてきました。寝ている間になるものですから「寝違い」としか書けないように思うのですが・・・

平成22年9月から、3部位以上の請求は部位ごとに負傷の原因を記載することとなりました。

基本的には「いつ」「どこで」「どうして」「どこを」負傷したか？ということを記載しなければなりません。「いつ」「どこを」は支給申請書の施術の内容欄に負傷年月日、負傷名があるので「どこで」「どうして」を詳しく記載することが大切です。健康保険での治療は業務災害・通勤災害又は第三者行為外の原因であるのに「仕事中に」となると「労災保険」対象では？となり健康保険を使用するときは届け出が必要です。「交通事故」についても同様です。

質問の所謂「寝違い」は、急性頸部痛と言われ病名の類です。原因は不良姿勢などによる力学的異常で起床時より項部、後頭部、肩部周辺の痛みと可動域制限をきたします。枕の高さやその日の不自然な寝方が原因であることが多いのでその旨、記載するとよいでしょう。