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柔整師ボランティアチームが福島で活躍
2011/05/16
柔道整復師ボランティアチームが福島県の各避難所を訪れ5月3日、4日の2日間、避難所で生活をしている被災者に対しマッサージや運動療法指導等のボランティア活動を行った。
この活動に関しては、先の4月21日に行われた柔道整復師小委員会で委員会側から業界各団体に提案があり実現。 5月3日にビッグパレットふくしま近くの駐車場で行われた出発式には、予定をしていた80人を大きく上回る200人以上の柔整師が全国から駆け付けた。
ボランティア開始前の出発式では冒頭、小委員会の委員長であり今回の柔整師ボランティア派遣の派遣団長でもある小宮山泰子議員から〝柔道整復師の技術をいかし、是非この地域の人々に心と体の癒しを与えて欲しい〟と挨拶があり、小委員会事務局長の大島九州男議員からは防災担当大臣の松本龍大臣より預かってきた激励の手紙が読み上げられた。
福島県選出の金子恵美議員や大田かずみ議員の秘書からは被災地の現状、集まった柔整師ボランティアに対する感謝の弁が熱く述べられた。その後ボランティアリーダーより活動の詳細等が説明され、最後は全員で「ガンバロー!ガンバロー!」と大きな掛け声をあげ出発式が終了となった。
出発式終了後、大きく7チームに分かれ約30箇所以上の避難所へと出発。各避難所に用意された簡易的な施術場所には沢山の人が訪れ、柔整師ボランティアのニーズの高さが感じられた。ビッグパレットふくしま等の大きな避難所に関しては施術場所を設けるわけではなく、柔整師達が自ら各部屋をまわりひとりひとりに声をかけ施術を行っていた。
施術をしながら積極的に話しかけ、被災者とコミュニケーションをとる事で心のケアにも取り組む柔整師が目立ち、施術を受ける人の中には笑顔を見せる人も多かったのが印象的であった。