柔整ホットニュース
これだけは知っておいて!!
第40回 【西川きよし参議院議員の「柔道整復」に関しての質問 <Ⅰ-2>】
西川きよし参議院議員(無所属)
次に、この不正に対する対応ですけれども、この点についてはどういったお取り組みがございましょうか。お伺いしたいと思います。
近藤純五郎厚生省保険局長
先ほどの監査をするということでございますが、その監査をした結果、不正とか不当な請求というのが判明いたしました柔道整復師に対しましては受領委任の中止を行うということでございます。この中止の期間でございますが、これまで2年ということであったわけでございますが、これを5年に拡大いたしております。ですから、5年間はこの受領委任払いを認めませんよと、こういう形で不正請求に対する対応の強化を図ったわけでございます。これまで、今年でございますけれども、この受領委任払いが中止になりました件は2件と聞いております。
西川きよし参議院議員(無所属)
この不正の対応も2年から5年ということでございますけれども、強化をされたということで評価をする声もたくさん聞きます。その一方で、例えば、不正がわかっていてその受領委任の取り扱い契約が中止をされたとしても名前を公表されない、あるいは受領委任ができなくなっても保険者に申請すれば療養費が戻ってくる、こういった点についてさらなる強化が必要ではないかなというような指摘も行われているんですが、いかがでございましょうか。
近藤純五郎厚生省保険局長
確かにご指摘のような意見もあるわけでございますが、私どもは、まずは今年統一的な指導・監査要綱をつくったわけでございます。これの強化によってどこまでできるかということがあるわけでございまして、いますぐさらなる強化というのは難しいかと思うわけでございますがこれからも不正防止の効果が上がりますよう、まずは指導・監査の充実ということで対応してまいりたい。公表問題につきましては、これは別途検討させていただきたいと思います。